「地元住民がしていること」

「地元住民がしていること」
　春の選抜野球大会に出場する北陸地方の高校が、毎年のように阿南市桑野町にあるJAアグリ球場に事前合宿のため訪れている。球場がある地元の住民は様々な形で球児たちの合宿を応援しているが、JAアグリ球場の入り口に写真のような看板を作って掲示するのもその一つだ。
　桑野公民館の２Fで地元書道家大野シゲ子氏の筆により作成し、地元地域振興協議会役員の手によってJAアグリ球場の入り口に設置している。今日は、3月11日～15日まで合宿に来る福井県丹生高校の歓迎看板の準備を、地元書道家大野シゲ子氏の筆により済ませた。敦賀気比高校の歓迎看板は、すでにこのように設置している。

「今日の敦賀気比野球部」

「今日の敦賀気比野球部」

　3月7日の月曜日、朝の9時過ぎにJAアグリ球場で練習する敦賀気比野球部を覗いてみた。威勢の良い掛け声が飛び交い、全員でベースランニングの練習を行っていた。ベーランで思い出すのは、今から50年近く前に高知県安芸市でキャンプを張っていた阪神タイガースのこと。RYOUちゃんと一緒に観たものは、田淵幸一選手と遠井五郎選手がベーラン練習用のデカパンを履いて滑り込んでいたのである。関取かと見間違う両選手の練習風景は、何だかユーモラスでもあった。懐かしい想い出だ。