「ストックホルム合意を検証する」その27
日朝政府間協議関連想定
平成26年7月3日
外務省
問2:先方説明により日本側の疑問点はすべて解消したのか。
・今回の政府間協議の場で、日本側からは、北朝鮮が立ち上げる特別調査委員会に、全ての機関を対象とした調査を行うことのできる権限が適切に付与されているかといった観点から、集中的に質疑を行った。
・その結果、北朝鮮内部の体制や構造について不明確な点は当然残されているが、政府としては、北朝鮮が、最高指導機関である国防委員会からこの委員会に特別な権限を付与し、責任者が国防委員会や国家安全保衛部の幹部であるほか、国家安全保衛部、人民保安部、人民武力部等が参加機関に含まれるなど、実効性のある調査を行うための一定の体制を整えていると判断した。
・重要なことは、実際に調査が開始され、全ての日本人に関する問題、とりわけ拉致問題について、問題解決に向けた具体的な進展が見られることである。今後の特別調査委員会の活動を注意深く見極めていきたい。
~続く~
日朝政府間協議関連想定
平成26年7月3日
外務省
問2:先方説明により日本側の疑問点はすべて解消したのか。
・今回の政府間協議の場で、日本側からは、北朝鮮が立ち上げる特別調査委員会に、全ての機関を対象とした調査を行うことのできる権限が適切に付与されているかといった観点から、集中的に質疑を行った。
・その結果、北朝鮮内部の体制や構造について不明確な点は当然残されているが、政府としては、北朝鮮が、最高指導機関である国防委員会からこの委員会に特別な権限を付与し、責任者が国防委員会や国家安全保衛部の幹部であるほか、国家安全保衛部、人民保安部、人民武力部等が参加機関に含まれるなど、実効性のある調査を行うための一定の体制を整えていると判断した。
・重要なことは、実際に調査が開始され、全ての日本人に関する問題、とりわけ拉致問題について、問題解決に向けた具体的な進展が見られることである。今後の特別調査委員会の活動を注意深く見極めていきたい。
~続く~