アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

ドバイデューティーフリー 枠順確定

2008-03-27 22:42:16 | 競馬
G1 ドバイデューティーフリー (ナドアルシバ 芝1777m)
1番 ノーショナル      (牡4・米) 57 ゴメス
2番 マジェスティックロイ. (牝4・英) 55 ホランド
3番 フローラルペガサス  (牡6・香) 57 モッセ 
4番 シーチェンジ      (牝6・新) 55 ダーカン
5番 アドマイヤオーラ   (牡4・日) 57 安藤勝
6番 フィンスケールビオ  (牝4・愛) 55 マニング
7番 アーキペンコ      (牡4・U) 57 シーア
8番 ニコネロ         (騸7・豪) 57 ウイリアムズ 
9番 クレカドール      (牡4・U) 57 マカヴォイ
10番 リトゥラト        (牡4・U) 57 デットーリ
11番 ダルジナ        (牝4・仏) 55 スミヨン
12番 ウオッカ        (牝4・日) 55 武豊
13番 ブリッシュラック   (騸9・香) 57 プレブル
14番 ジェイペグ       (牡5・南) 57 マーカス
15番 ロードミラクル    (牡7・愛) 57 キネーン
16番 リンガリ        (牡6・南) 57 ムーア


枠順が決まった。
昨年、メジャーは13番からのスタートで、
終始外々を走ったことが響いたという話もあった。
競馬場なんて広さは違えど、基本はだいたい同じ形だと思ってしまいそうだが、
世界はやはり広く、さまざまなコースが存在して、
ドバイも日本の常識は当てはまらない。
直線はもちろん長いが、コーナーが急でペースが落ちやすい。
特に芝のレースにおいては団子になりやすく、
つまり外枠から出た分だけ確実に外々を振られることになる。
昨年、メジャーは外目で有利だと思っていたが、
実際にレースを見たらなるほど、結構外を回らされていたからね。
完全に包まれたくはないが、たとえ包まれて直線に入っても、
オーラの極限の瞬発力があればわずかなスペースでも割れるだろう。
内目の枠は歓迎しておきたい。


16頭。一目見て分かるとおり、世界各国からの参戦がある。
さすがは世界最高賞金のレースだ。日本の国際競争とは雲泥の差だねえ。
こういうのを見ると、日本国内で勝つことの価値の小ささを痛感させられる。


今日は各馬の実績だけ触れていこうと思う。
レースぶりは明日にでも。

人気はまず、デットーリが騎乗するUAEのリテラトが背負う。
昨年10月のイギリスのチャンピオンSを制してからの休み明け。
前走後、ゴドルフィンにトレードされての初戦となるようだ。
実績が抜きん出ているというほど抜けているとは思わないが、
11戦9勝、2着2回の実績を誇る4歳牡馬。

2番人気はフランスのダルジナか。
フランスの1000ギニー、アスタルテ賞、ムーランドロンシャン賞と、
G1を3つ制している4歳牝馬だ。
前走は、昨年暮れの香港マイルで3着。そこからの休み明け。
通算成績が5-0-2-1と安定している馬で、
スカーレットと戦ってみて欲しかったな。

3番人気がUAEのクレカドール。
フランスとアイルランドの2000ギニーでもに2着。
前走はダルジナと同じく香港マイルで、ここでも2着している。
大きな勝ちはなく、通算成績は3-3-2-4という馬だ。

4番人気がウオッカ。
やや低迷している日本ダービー馬。JC4着。
鞍上変わって、どこまで自分の走りを取り戻せるか。

5番人気がオーラ。
ウオッカとの人気差はほとんどないが、ややウオッカが上。
国際レーティングからしたら妥当なところだろう。
オーラのレーティングは京都記念勝ちのものだから、
これ以上人気になりようが無いし、むしろ極限まで評価されているといえる。
昨年のムーンがちょっとは効いているのだろう。
実際はこの人気以上に強いはず。レーティングが追いつけない。

6番人気がUAEのリンガリ。
昨年、同レースでメジャーに先着してムーンにあとちょっとまで迫った馬だね。
今年は、前哨戦のG2・アルファヒディフォートで4着から。
昨年秋にイタリアのG1・ヴィットーリオディカープア賞を制していて、
まだまだやれるというところを見せている。
これが6番人気だから、やはりレベルは高いんだろう。

7番人気がアイルランドのフィンスケールビオ。
昨年イギリスとアイルランドの1000ギニーを制していて、
フランスの1000ギニーでは2着になっている。
1000ギニーってのは、日本でいう桜花賞にあたるレースで、
当然ながら各国同じような時期に行われている。
3つの1000ギニーに出るのはかなり無茶だと思うんだが、
それを実行して1-2-1着だから本当に大した馬。
その後不振に陥っているようで、それも当然かなと思う。
昨年10月のオペラ賞5着からの休み明け。

8番人気が香港のフローラルペガサス 。
香港国内で実績を残している強豪で、国際的には無名に近い。
昨年暮れの香港マイルで、ここで上位人気の2頭に次ぐ4着に食い込んでいる。
今年2月、香港G1の香港ゴールドC2着からの参戦。

9番人気が香港のブリッシュラック。
いつぞやの安田記念を制した馬だね。まだ現役やってる。
昨年のドバイワールドカップでは、ヴァーミリアンに先着の3着。
勝ちからは遠ざかっていたが、今年初戦の国内G3で久々に勝利。
前走、香港G1のゴールドCで3着からの参戦。

10番人気がイギリスのマジェスティックロワ。
前走まで特に大きな実績は無かった馬だが、
前走、ニューマーケットのサンチャリオットSでG1初制覇。
そこからの休み明けになる。

11番人気がUAEのアーチペンコ。
昨年、アイルランドのダービートライアルを制した馬。
それ以降のG1戦線では特に通用することは無かった。
ゴドルフィンに移籍して前走、
前哨戦のG2・アルファヒディフォートを楽勝している。



ここまでが各ブックメーカーで単勝オッズ20倍弱ってところ。
どんだけ混戦なんだって感じだろうw
調べてて、うわー・・・って感じだったw
明日以降に、各馬の直近のレースを実際に見て、
脚質等からレース展開を考えてみたい。
深いこと考えずに勝てるだろうと簡単に思ってたんだが、
オーラの勝ち負けは置いといて、とても面白そうなレースだな。