アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

浦和記念と兵庫JGとアンカツ手記

2006-11-22 23:05:26 | 競馬
書くこと一杯だなw


浦和記念 グラッブユアハート 4着
んー・・・まあそんなもんじゃないですかw
やる気が感じられんね。覇気がない。
すんなりと先行策をとって4番手を追走していたが、
逃げたケイアイミリオンのペースアップにまったくついて行けず。
最後には、これも後ろのほうでやる気がなさそうだった、
レマーズガールにも差されてしまった。
勝ったケイアイミリオンは、久々だってのによく走ったなあというか、
中央時代でも、勝ちっぷりからは重賞に手が届きそうな感じのする馬だったので、
とりあえずは納得のいくところ・・・かな。
キングスゾーンはびっくり・・・ということもないか。
JBCマイルではそれなりに見せ場を作ってたし。
5走前にファインスティールに負けたレース映像を見る機会があったもので、
楽に行けないと大したことないなあというのがこの馬への印象だったんだが、
今日はスムーズな走りで余裕の2着だったね。

キングスゾーンの山本茜が、
女性騎手として初めて、交流重賞掲示板確保、初馬券対象、初連対、
の快挙を成し遂げたのはなんとも喜ばしい話。
キングスゾーンは東海に所属している以上長距離適正が分からなかったんだが、
これならそこそこ長いところでも戦っていけるんじゃないか。
暮れに名古屋グランプリがあるので、そこで交流重賞初制覇を目指すといい。
女性騎手の交流重賞初制覇は目の前なんだろうなあ。
いや、女性騎手とわざわざ言うことは失礼になるだろうか。
俺は社会人になって、平日開催の東海公営にはなかなか行けなくなってしまったけど、
未だによく遊びにいってる友人からは「茜は普通に買えるよ」と聞いている。
今年は、先輩の宮下瞳を上回る勝率で50勝を挙げているようだし、
この馬で全国を飛びまわれるようになったら、もっと成長するだろうね。
これもまた、アンカツやピンクの人みたいに、騎手の壁を一つ壊すこと。
次の活躍を期待しているよ。

・・・で、なんだかグラッブの話を書いてないけどもw
まあ、やる気が無きゃそんなもんでしょう。
レマーズともども、クイーン賞で頑張りましょう。


11月23日 兵庫ジュニアグランプリ 園田・1400m
01番 ワイティタッチ    (愛知)   54 尾崎章生
02番 ナリショーキング  (大井)  .54 真島大輔
03番 ロイヤルマイウェー(兵庫)  ..54 木村健
04番 トロピカルライト  .(JRA)  ..54 福永祐一
05番 フジヤマロマン   (荒尾)  .53 村島俊策
06番 タッカーテンビー  (兵庫)  .54 川原正一
07番 ワイルドイリーガル.(JRA)   54 岩田康誠
08番 トップサバトン   .(北海道) .54 井上俊彦
09番 スナークトモクン  (JRA)  .54 和田竜二
10番 ユキノアラシ    (兵庫)   54 田中学
11番 ハタノワイズ    (JRA)   54 安藤勝己
12番 ゴールデンウィーク(兵庫)   54 有馬澄男

北海道2歳を圧勝したトップサバトン。
前走圧勝のトロピカルライト。
兵庫の連勝組、タッカーテンビーとゴールデンウィーク。
東京で速い時計のあるハタノワイズ。

ざっと見てこの5頭の争いになるだろうか。
名古屋のワイティタッチもそこそこ強いんじゃないかと思っているけど、
やはりこの相手だとちょっと足りないだろうか。来ても全然おかしくないが。

で、これは比較しろといわれても無理な話。
ぶつかってるのはトロピカルライトとハタノワイズだけだが、
トロピカルがスムーズに逃げてハタノが控える形だったため、
それを踏まえてハタノのアンカツの作戦が変わるだろうから、
今度はレース展開が変わるだろうことが予想されて、
やはり前走だけで全てを決めてしまうということは無理。

んー、また同じことを書くけど、
好きな馬を買えば良いんじゃないかとw
ハタノワイズはけっこう勝機があるんじゃないかと思っているが。
まあレースを見てのお楽しみだな。




アンカツ手記・水曜より抜粋
今週は土日とも東京で騎乗。
JCダートで音無厩舎のサンライズバッカスのオファーを受けた。
テン乗りになるので、15日の1週前追いきりに騎乗。
坂路で同レースに挑戦する石坂厩舎のアロンダイトと併走で追った。
OP馬同士の併せ馬ということで、道中からかなり速いペースで気持ちよく疾走。
さすがに最後は余力が無くなり13秒4を要したが、
4ハロンでは51秒4という優秀なタイムをマークした。
力がある相手にいくらか先着し、
全体的に満足のいくスパーリングが出来たと思っている。

追う前に歩いているときは飛び跳ねてみたり、他の馬によっていったりと、
やや気難しい面を見せていた。
それがいざペースが上がるとしっかりと駆け、問題は無かった。
気象が悪いというより、激しいという感じ。なかなか鋭敏な馬。

これまで他馬に乗って一緒にレースに出たときは、
特にうるさいとか、乗りにくそうな馬という印象は受けていない。
またがった感触からも、手の内に入れられそうな手応えを得た。
本番で必ずしっかり駆けてくれると信じている。
(バッカスは)昨年もこのレースに挑戦して5着だった。
時計にしてコンマ2秒差。3歳の身で、
ダートの最高峰に立ち向かって小差に健闘したのだから、間違いなく力はある。
1年を経て4歳秋を迎えた今回はどれだけやれるか大いに楽しみ。
今年のジャパンカップダートは、チャンスがあると思っている。
明日はこの1戦にかける意気込みを書いて締めくくる。


さらに今日の最終追いきり(坂路 一杯)の時計も追加。
51.8-37.8-25.1-12.6
完璧。完璧の出来だと思う。凄く良い。
全体時計も上がり時計も抜群で、前走からの大幅な良化は間違いなし。
後はアンカツがバッカスの能力を最大限に引き出すだけだ。

このサンライズバッカスという馬、
アンカツは簡単に?乗りこなせるという感触を得たようだが、
実際にレースでは、武蔵野SやフェブラリーSで前詰まりを連発されていて、
その持てる力を披露できないままで現在に至っている。
JCDの5着のレースも、よくよく振り返ると褒められたものじゃない。
4角の入り口でちょっとバランスを崩しているし、
直線ラスト350のところで前が思いっきり壁になって、
斜めに外に出て行ってようやく追い出しに入っている。
後続をちぎってゴールした上位入線の5頭の中で、
1頭だけ明らかに追い出しが遅れているのだ。4秒くらいは遅れている。
レース映像を見れば分かるとおり、内にこだわった馬達の決着になっていて、
外からやってきたのはサンライズバッカスただ1頭。
何回も見直しているが、まともなら勝ってるんじゃないかと?と思えるレース。

とにかく好走条件はスムーズに追い出しに入ること、それだけだろう。
この最低限の条件が全然果たされていないので、勲章に手が届いていないが、
まともに走ればあっさり勝てて良いはず。
文句なしの中央最強馬カネヒキリを追い詰めた力は伊達じゃないって所を見せてくれ。


POG PRESIDENT様の更新がないようなので、
乗りそうな馬を名前だけ。楽しみは明日に。
(ていうか、ここまで書いてて疲れましたw)
ウェンブリー、トウショウヒルズ、
ストラディヴァリオ、ナスノハツカゼ、トーセンブレイク。
これらに加えて特別で5~6鞍。
11~12戦というところだと思う。
今週も大いに楽しめそうだ。

アンカツ手記・火曜日 と 浦和記念

2006-11-21 20:46:16 | 競馬
アンカツ手記・火曜日より抜粋
温かい声援ありがとうございました。
天皇賞翌週の手記がなかったものですから、
この場を借りてマイルCSとのG1連覇のごあいさつを申し上げます。

本当にダイワメジャーの強さには頭が下がる。
前半スローの上がり勝負だけは避けたかったので、意識的に飛ばしていった。
ラップは34.0-46・0-57.5。並みの馬にはかなり厳しい流れだったと思う。
しかし、僕には馬への信頼があった。少しぐらいのオーバーペースでも、
今のあの馬には耐えられると信じていたので、道中も非常に楽だった。
ダンスインザムードに追い上げられた時も、それほど慌てることはなかった。
向こうも勢いがあり、あと百メートルでは首差まで詰められたが、そこからが真骨頂。
並ばれそうになると重心をグンと低くしてもうひと伸び。
今回も競る形になった時の無類のしぶとさが自らを救った。
あの馬と5度コンビを組んでこれで4勝目。
それでも、僕が開花させたなどとは思っていない。
ちょうどいい時期に乗せてもらったのが、幸運だったと感謝している。
言えるのは、初めて乗せてもらった春のマイラーズCよりも力をつけていること。
この先も楽しみ。

妹のダイワスカーレットの新馬勝ちも感激。
兄と似て身のこなしが豪快。2000mを克服したのが大きく将来性◎。
フサイチホウオーでの東スポ杯2歳Sも内容があった。
まだまだ幼くて、本気で駆けたのはゴール前だけ。
それでも負けなかったあたりは素質と能力でしょう。クラシック級。

さあ、今週はJCウイーク。
JCダートのサンライズバッカスに騎乗依頼を頂いた。
1週前の追い切りに乗って、イメージはでき上がっている。
中身については明日。




謙遜してるけど、メジャーが変わったのは明らかにアンカツが乗ったからですよ。
本当に凄い馬になりました。もう現役最強の1頭と断言できる存在。
1600m~2000mなら、1強と呼んじゃっても良いだろうね。
次走には有馬記念が計画されている。
当然ながら馬の状況を見てからの話になるが、
美浦へ帰ったメジャーはすこぶる元気なようで安心した。
これから計画されている有馬記念参戦だけど、
この参戦にはメリットしかないと考えている。

参戦して、もし勝った時に得られるもの。
・当然ながら現役最強馬の名声。
・ディープを破った馬としての付加価値。
・マイルから2500mのG1を3連勝の離れ業を成し遂げたときには、
 歴史的名馬と呼ばれることになるだろう。
・現状では、先天的な喉鳴りがあるので種牡馬人気はそうは出ないと思うが、
 それを打ち破って余りある人気を得ることが出来るだろう。
・当然、来年の現役生活のレース選択にも幅が出てやりやすくなる。

敗れたときに失うもの。
・特に無い
戦前から完璧な言い訳が用意されてるんだね。
「距離が長かった、力負けじゃないよ」と言えばいいだけw
そんなわけで中距離馬としての評価が落ちることはない。
態勢が整いそうならば、是非とも参戦して欲しいものだ。

個人的な願望としては、JC参戦の話が出たときに書いたとおり、
「ディープインパクトと真っ向から戦えないままに終わって欲しくない」
この気持ちで一杯だ。


フサイチホウオーはラジオNIKKEI賞へ。
松国さんが「アンカツさんに頼んでよかった」なんて嬉しいことを言ってくれている。
我らファンとしては、こんな素晴らしい馬をアンカツに頼んでいただいて、
本当に感謝しております。

サンライズバッカスについて、どんな印象を掴んだのかな?
気になるね、明日の手記が楽しみだ。
調教は明日だろうか、調教の動きもとても楽しみ。
何度メンバーを見直しても、負ける気がしない。
調子に乗ってるからだろうかw
今は、ブルーコンコルドさえ下せばって気持ちでいる。


11月22日 浦和記念(G2)  浦和・2000m
1番 コアレスタイム    (船橋)  牡8 56 内田博幸
2番 クーリンガー     (JRA)  牡7 56 和田竜二
3番 ケイアイミリオン   (大井)  牡8 56 今野忠成
4番 キングスゾーン   (愛知)  牡4 56 山本茜
5番 グラッブユアハート (JRA)  牝6 54 安藤勝己
6番 イシノダンシング   (川崎)  牡6 56 左海誠二
7番 コアレスハンター  (大井)  ..牡9 56 御神本訓史
8番 レマーズガール   (JRA) ..牝6 55 武豊
9番 ビービートルネード (川崎)  ..牡3 54 石崎隆之
10番 タカラアジュディ  (愛知)  ..牡5 57 丸野勝虎
11番 チョウサンタイガー (川崎) ..牡6 56 酒井忍

あー・・・まあいつものメンツで。
いつものメンツなんだけど、分かりませんw
何が分からないって、レマーズとグラッブですよ。
昔はレマーズは馬の気分次第、グラッブは安定していたのが、
今ではグラッブまでレマーズの仲間入り。
いったんはグラッブが完全に抜け出したはずなんだけど、
ぐだぐだやってるうちに、どっちが強いかも再び混沌の中にw
人気の中央3頭のうち2頭が、明日やる気があるかどうかが分からないのに、
どうやって「予想」しろって言うんだろうか。
とりあえず好きな馬を買えば良いんじゃないでしょうかね。
クーリンガーもなんか怪しいから、大波乱だってあるでしょう。
それで何が来るかはさっぱり分かりませんけどね。
投げやりですがこんな感じでw
一応グラッブの単だけ買って、勝つのを祈ってますよ。




11月のアンカツの成績 途中経過
14-3-3-12
勝率43.8% 連対率53.1% 複勝率62.5%
単回収率247% 複回収率120% 

今のアンカツの何が凄いって、
上位に来たらほとんど勝つ 2、3着にはならない
ということ。
馬券の参考に・・・。



っともう一つ。
ちょっと前に8枠で強いなんていうことを書きましたが・・・。
案の定と言って良いですか?
あれから8枠はボロボロであります(おいw)
謹んでお詫び申し上げます。

ちなみに今は、1~4枠に入ると、ほとんど勝利を収めている状態です。


1~4枠の成績 12-3-2-3
5~8枠の成績 2-0-1-9

何でかは分かりませんw
分かりませんが、異常な偏りを見せています。

マイルCS回顧

2006-11-20 22:12:43 | 競馬
ダイワメジャーの勝利から1夜明けて、
各紙を読みあさりながら幸せな気分に浸りました。
いやぁ、競馬は楽しいですねえw
さて、俺の回顧はいつもレースを一回見て即やってるものなので、
見直してみると、まるで見当外れのことを書いていたりもする。
メジャーのレースをじっくりと振り返ってみた。


スタート前のパドックでの一幕。
アンカツと吉田照哉さんが談笑する姿。
なんか大笑いしている。レース前なんですけどw

返し馬、いつも通り落ち着いている。
本当に堂々とした馬だ。アンカツも鞍上でニコニコしている。いつも通りだ。

まずスタートは普通といったところ。
出た後に、ちょっとだけ沈み込むような感じがある。滑ったのかな?
まあ立ち姿からとても安定している馬だし、二の脚が速いこともあって、
特別目立つことなく先行態勢に入ってるんだけど。
逃げるステキシンスケクンの作るラップは、
3ハロン34.0 4ハロン46.0 5ハロン57.5
良といえど雨が降りだして2時間以上たっていたことを考えると、
相当に速いラップを刻んでいる。
これでは他の馬もついていこうにもそうそう簡単に動くことは出来ないんだが、
この流れの中をメジャーは持ったままで進出開始。

スパートをかけた4角の動作の途中、鞭を持ち返るところで絡まるアクシデント。
俺は、単純に馬を外に持って行こうとしてるだけだと思ってたw
実際、ステキシンスケクンの脚色が悪いのを見て、
これに併せてはいけないと、外に出て行こうとしたのはしていたようだが、
なんと鞭が絡まるとはねえ、普通ならパニックになりそうなところだが、
アンカツはそれをまったく感じさせない動作を見せながら追い出しに入っている。
この人の物事に動じない神経には本当に感服するばかり。

(鞭が絡まるということは、たまに起こりえることなんだけども、
よくあるのは馬の鬣(たてがみ)に絡まったりすることなんですよね。
多くの馬が鬣を編んでいたりするのは、お洒落というのもまああるんだけども、
本質的には騎手の鞭が絡まないようにするためです、と些細な豆知識w)

外に出しながらも内のほうを確認していたが、
内からキンシャサノキセキが来ていたのに気づいたのか?
勢いに乗せたままに今度は内目へすーっと入っていく感じのコーナーワーク。
これでキンシャサを馬場の悪い内のほうへ押し込めてしまった。
インに入ってアウトに出てインに入る。
こんな動作で凄い勢いをつけたまま最後の直線に突入していった。

このスパートで刻んだラップが11.6-11.2。
ハイペースで進むところでこんなラップを刻まれては後続はたまらない。
メジャークラスの先行能力がなければ、物理的に追跡が不能なラップだろう。
4角前からの11.6にはついてきた馬がいくらかいるが、
11.2のところで、先行集団を完璧に振り切ってみせた。
この間(というかラストまで)、鞭をいれることなく手綱をしごいて追うだけ。
見せ鞭で何度か合図を送りながらの追いっぷりは見事の一言。
この追う仕草からも、着差からは分からない余裕を感じさせる。

ラストの1ハロンが12.4。
最後に後方から飛んできたのがダンスインザムード。
これを迎え撃つべく、手前を右に変えて、再びぐっと沈んで伸び出している。
これがラスト80mあたりのところ。
ちょっと飛びが変わって、フォームが変わっているのが分かると思う。
あそこからどれだけ行こうとも、おそらく永遠に変わらないだろう。


調教師らから、「強すぎる・・・」という声が上がったのも当然。
ハイペースの中、勝手に前で競馬をして、勝手に押し切ってしまうのだから、
後続がこれを撃墜する方法がない。
もしも昨日馬場が良かったとしたならば、
最後の1ハロンも止まらずに1分31秒台で圧勝していたことだろう。
メジャーの底知れぬ力だけが目についたレースだった。

ゴールイン後、いつも通りに2着馬の騎手へなんか喋りかける。
2着は豊。「強すぎですよ」と苦笑いでもしたことだろう。
通りすがる騎手たちから次々と声をかけられている。
画面に映っているところでは藤田が一番長かった感じだ。
上原厩舎だし「譲ってください」とでも言われているのだろうかw
柴山も声をかけて軽やかに去っていった。
結果は3着だけど、それなりの達成感を得たことだろう。

装鞍所に帰って来た。上原さんも助手さんも満面の笑み。
やったという実感が沸いてくるところだろう。
通りすがる人みなが握手を求めている。
勝利騎手にだけ許される栄光の時間だ。
応援するものとしても、なんとも嬉しいかぎり。

インタビューでの貫禄というか余裕にも感服するばかり。
周りに流されることなく、自分の考える競馬を貫く姿。
「自然体」の完成形と言ってしまっていいだろうか。
とてもカッコいいです。
これからも、馬の気持ちや特徴を出来うる限りに汲み取って、
レースの流れなんぞ無視した競馬をどんどん見せてくださいませ。



さて、そのメジャーだけども、
レース後の大城さんや吉田照哉さんの話から、
おそらく次走は有馬記念、その次がドバイWCになりそうな雰囲気?
いやいや、夢は広がるばかりですな。
アンカツ2度目のドバイ遠征。是非とも見てみたいものです。
もしこの考案が実現するようなことがあるならば、
その時には、是非ともキンシャサノキセキを連れて行ってやってください。
UAEダービー、絶対に圧勝できますからw

今週の2歳馬の回顧

2006-11-19 21:41:19 | 競馬
今日のうちに2歳馬のレースを回顧しておきたい。

キングオブロマネ
勝ち時計1.23.5 上がり3ハロン34.3
レースラップ
12.6-11.4-12.1-12.5-11.4-11.6-11.9
レースの流れは平均よりスローといったところ。
ちょっと早めに動いていたわけだが、なるほど納得だね。
この流れならば、あまりに後ろでは危ない可能性があったか。
まあ、最後の余力のある感じだと、どこにいても勝ってた気がするけど。
スローから4角を迎えて一気にペースアップ。
それを持ったままで大外に進出し、11.6のところで11.2~11.3の脚で進出、
そのまま堂々と抜けて最後は流しているわけだから、
まだまだ底は知れていないという感じだね。
このレースでは標的としていた馬が早々に脱落し、
1頭で追い出しにかかる誤算もあったのでそれも加味して、さらに上がありそう。
初勝利を上げるまでに4戦も要しちゃってるけど、
昇級してもかなり早いうちに抜け出すんじゃないかと感じている。


フサイチホウオー
勝ち時計1.48.7 上がり34.0
レースラップ
13.3-11.3-12.0-12.6-12.6-12.6
-11.7-11.3-11.3
レース序盤は誰も行かない気配がラップから分かる。
あまりの遅さに行ってしまいそうではあったがなんとか落ち着いて、
12.6が並んだあたりで折り合えたところから、
これから先もよほどレースレベルが落ちない限りは、
折り合いの心配はないんじゃないかと思う。
トーセンクラウンが先行馬に微妙に有利っぽい流れを作り出したので、
そのまま瞬発力勝負に持ち込まれたわけだが、
結局11.3-11.3と流れたラスト2ハロンのうち、
わずかな区間でホウオーは本気の脚を繰り出して競り合う2頭を圧倒。
すぐに本気の走りをやめて流している。
新馬でもそうだったが、やる気になったときの走りは尋常ではない。
あっ、と思ったときにはもう抜け出しているという感じである。
この馬ならば、将来連続した10秒台の戦いになったときも対応できると思う。
連続した10秒台ってのは、キングカメハメハの神戸新聞杯の後半5ハロンや、
グラスワンダーとスペシャルウィークの宝塚記念@4角など、
歴史的名馬が本気になったときに繰り出す脚。ホウオーからもそれを感じた。
自分を脅かそうとする馬が現われると、牙をむいて襲いかかる印象。
相手が強くなればなるほど、その実力を見せてくれるんじゃないかと思う。
次のレースでは、北海道を制圧したナムラマースが待っている。
あの馬の実力はよく承知している。楽しい戦いになりそうだ。


ダイワスカーレット
勝ち時計2.04.1 上がり3ハロン35.0
レースラップ
12.8-11.9-13.4-13.8-13.6
-11.8-11.8-11.6-11.6-11.8

見ての通り、豊が動いてきた1000m過ぎからラップが急変。
2歳戦ではなかなかお目にかかることのないラップの推移である。
序盤の超スローを暴走することなく番手に収まったスカーレット。
後半の5ハロンを全て11秒台でまとめ、さらに余力を感じさせたスカーレット。
スピードが抜群なのに加えて、それの持続力まであることが確実。
500キロ近い雄大な馬体。メジャーをそのまま牝馬にしたような馬だ。
G1級であると言ってしまっていいのではないかな。
桜花賞の好勝負は勿論、上手くいけばオークスでもやるかもしれないね。


ローブデコルテ
走破時計1.35.6 上がり3ハロン35.5
レースラップ
12.5-10.8-11.9-12.5-12.3-11.8-11.5-12.3
いたって平均的な流れになったレースだと思われる。
テンの3ハロンが35.2、そこから少しラップを落として1000m1分フラット。
勝負ところからペースが上がって、最後に失速と。
この最後に失速しているのは、インをすくったジャングルテクノで、
ローブデコルテは12.0くらいでしぶとく伸びていると思われる。
レースを動いている画で見る限りは勝ったようにしかみえないわけだが、
ゴールの瞬間だけ見事に負けていてなんとも悔しい限り。
四位は負けたと思ったと笑っていたようだが、アンカツも勝ったと思っただろうなあ。
検量室に帰ってきて、二人してびっくりしている姿が目に浮かぶようだw
回顧したとおり、4角でがら空きになったインに飛び込んだジャングルテクノが、
コーナーワークの利を生かして、悪い内を苦にせず頑張って耐え切ったもの。
完全に別レースをしていた馬にやられた感じで、悲観することは何もない。
このレースの結果を体験してもなお、アンカツはメインで外を選んだわけだから、
外が伸びるってのは歴然としていて、小牧がインを空けたのも当然の話。
内で頑張りとおしたジャングルテクノを褒めるしかないところだ。
ローブデコルテは本当に自在性のある馬で、安心してみていられる馬だね。
あらゆる展開に対応できるので、重賞でも即座に通用することだろう。

来週の特別騎乗予定馬

2006-11-19 18:42:22 | 競馬
いやぁ、来週の騎乗馬も素晴らしいね。
鬼のような1週5勝ペースを維持してしまうのか。
奇跡の「1ヶ月勝率5割」を目指して頑張ってください。
やれると思います、マジで。


土曜 東京
ベゴニア賞 芝1600m ヒシブレーブ
国枝厩舎、アドマイヤベガ産駒の2歳牡馬。
前走は出遅れも腹を括った競馬で末脚爆発。
苦境から転じて新味を引き出す素晴らしいレースだった、よれたけどw
前に出て行っても素晴らしい行きっぷりでレースを進めれるけど、
せっかく素晴らしい脚を持っているので、
是非とも追い込み馬として大成させたい気がするなあ。
まあそこはアンカツと陣営がどう考えるかの話。
レースを楽しみにしたい、昇級でも能力は通用するはず。

ウェルカムS 芝2000m エアサバス
伊藤雄厩舎、サンデーサイレンス産駒の4歳牡馬。
札幌の地で高らかに復活の声をあげ、
京都に帰ってきて昇級戦の前走では抜群の瞬発力も披露。
勢いに乗って準OPに挑むわけだが、
ここでもまだ実力上位だろう。このクラスの馬じゃない。
とにかく真面目に走らないことだけが問題だったわけだが、
どうやらその心配も消え去った。
ここも昇級戦だが、あえてこの言葉を使う。
「順当勝ち」を期待。

ジャパンカップダート ダート2100m サンライズバッカス
音無厩舎、ヘネシー産駒の4歳牡馬。
全体的に低迷の一途を辿るダート路線にあって、
わずかに存在する上り調子の馬。
完璧に体調を崩した春の疲れを癒して現われた前走で、
中団待機からしぶとく勝ち馬を追い詰めてみせた。
4コーナーで置いていかれるような感じがあったので、
ここの反応がしっかりしてれば勝っていただろう。
そのあたりは一回使って変わることは確実。
多分5,6番人気だとは思うんだけど、なんか負ける気がしないんだがw

セレブレイション賞 芝1400m 未定


日曜 東京
オリエンタル賞 芝2000m 未定

シャングリラ賞 ダート1400m 未定

キャピタルS 芝1600m エアシェイディ
伊藤正厩舎、サンデーサイレンス産駒の5歳牡馬。
前走の富士Sは大外を猛然と追い込むも2着まで。
しかし、これまでとは明らかに違う走りっぷりを見せ、
この競馬を続けていればすぐにでも重賞を勝てるぞって感じ。
今回は得意のOP特別、まずは軽く頂いておいて、
来年以降の重賞戦線へ弾みをつける一戦。
特に苦戦しそうな馬もいない。圧勝まで。

ジャパンカップ 芝2400m 未定

アプローズ賞 芝1600m ミヤビキララ
稗田厩舎、スペシャルウィーク産駒の4歳牝馬。
稗田厩舎とはまた久々だね。ステキステキに乗って以来2年ぶり3度目か。
システィーナの子供だなあ、大好きだった馬なのでちょっと嬉しい。
昨年暮れに未勝利から3連勝の離れ業で1000万まで突破。
格上挑戦して大きく崩れてしまったが、そこから休養して復帰3戦目の前走、
中団から鋭く伸びて3着を確保。1番人気は裏切ったが上々の内容で、
次こそはと思わせる一戦、最高の場面で回ってきた。
なんとも良い馬を連れてきてくださる。人気するだろうけど、期待に応えたいね。

日曜日の結果

2006-11-19 16:01:45 | 競馬
はい文句なしです。
勝つべきレースを完璧に制す。なんとも気持ちの良いレースでした。
メジャーお疲れ。ありがとさん。ちと休んで、次も頼むよ。
妹もえらい強かったな。先が楽しみだ。
ローブはちょっとついてなかったなあ。
ま、能力があることははっきりとしてるから、
ゆっくりと行こう、クラシックには楽に乗るだろう。

先週の10戦5勝に続いて、今週は10戦6勝ですか。
もう負ける事の方が少なくなっちゃったねw


5R ダイワスカーレット 1着
まずまずのスタート。
ゆっくりと先行体勢に入って、コスモグルミットを行かせて2番手。
最初からペースが遅く、ちょっと掛かり気味の先行だったが、
なんとか抑えきって、このレースを使った意味がある形に。
スローのまま1000mを通過して、このまま行けば瞬発力勝負で・・・
ってところで、外から豊のウインスペンサーがさすがに揺さぶりをかけてきた。
反応して外から藤田のマッキーエルメスが動き、それに併せてスカーレットも浮上。
一気に3頭が動き出してコスモグルミットを交わし、そこでまた一旦落ちつく。
4角を回って再度瞬発力勝負の形に。
スカーレットとしては押し出されたように飛び出したわけだが、
まったく問題なく余裕十分に後続を突き放す楽勝を見せてくれた。

まず馬体には品があるね。凄い綺麗な馬だと思った。
気性も制御の効かないような部類のものではない。
スピード、瞬発力は十分。鞍上の指示への反応も速い。
これは先々楽しませてくれそうな馬だねえ。

6R ローブデコルテ 2着
好スタート、ゆっくりと先行。
まったく引っかかることはないが、誰も行かないので速さが違ってハナへ。
内からビンチェロも行きたくないんだろうけど、これも行く感じ。
結局、内外の差でビンチェロが押し出されて、2番手からの最高の形に。
抜群の手応えでビンチェロをマークして4角、
ここでビンチェロが外に持ち出してきて、並んでいるローブも当然外に。
空いた内に飛び込んできたジャングルテクノがコーナーワークで一気に先頭。
ビンチェロをあっさり競り落としてローブもよく伸びてきたんだけど、
ほんとうにわずかに届かなかった。
久々にアンカツが競り負けたのを見たなあ、これは悔しいw
まあ、アンカツとしてはどうしようもない形なので仕方ないとしか言いようがない。
個人的には、ジャングルテクノを相手と見てたんで良かったんだが。

7R アグネスハッピー 3着
痛恨の半馬身遅れ。
すぐに追っつけて、勢いついて後方7番手まで浮上。
普段にない位置取りだが、折り合いもばっちりで良い感じ。
しかし出遅れたロスを取り戻すために外に出ることは出来ない、
4角を回っても外に出すことなく内のほうを窺いながらの追走。
直線に向いて、斜め左前が少し空いているのでそこへ目掛けて追い込み開始。
追われてこれまで見たことのないような鋭い脚で追い込んできたが、
先に抜け出した人気2頭が順当にゴールを駆け抜けていた。
逆に普通にゲートを出てたらどうだったかがよく分からなくなるくらい、
新味が出て結果オーライな競馬になったと思う。
馬込みにひるむこともなかった。追い込みでもいけるよ。

11R ダイワメジャー 1着
完全勝利。
詰め寄ってきたダンスインザムード、というか豊の技を褒め称えたい。
メジャーを倒すにはそれしかないって感じで末を爆発させてきたが、
悲しいかな、ムードでそれは無理なんですよ。
好スタートからゆったりとした感じで先行、余裕で2番手に。
ステキシンスケクンの作る平均ペースに乗って、手応え抜群の追走。
持ったままで4角に侵入、無駄に外へ膨れないようにコントロール。
インに入ってアウトへ出るという感じで、直線は馬場のかなり外目へ。
このコース取りも完璧だよねえ、雨の中、良い所を完璧に見切っていた。
追い出して堂々と先頭、そこからも遊ぶことなく抜群の伸び。
後ろからダンスインザムードが溜めに溜めて弾けてきたが、
ラスト100mあたりで並んできた・・・ところで、
もうそこからは近寄らせないという走りっぷりで完封。
まったく負ける気がしなかった。実力通り。

さあ、次はどこだ。
有馬記念だろう、行けると思うぞ。
去り行く馬を葬りに行こうじゃないか。

日曜日の騎乗馬と予想

2006-11-18 19:00:00 | 競馬
明日も4つとも負ける気がしない。
今のアンカツは、永遠に勝ち続けるんじゃないか?と、
ありえない錯覚をさせられるなあw
明日はどれで負けるんだろう?
逆にそうやって考えるのも面白いかもw


日曜 京都
5R ダイワスカーレット ◎
松田国師
「今週の坂路で楽に52秒台。
じっくり時間をかけて調整してきたし、初戦から期待は大」
ざっと見て、評判、調教などを総合した結果、
相手はウインスペンサーで間違いなさそう。
新馬戦なのでスローで進むことにはなると思うんだが、
スカーレットの評判のスピードは制御できるのだろうか。
そこは、ホウオーを好位で制御しているアンカツの技に期待だな。
まあ、ホウオーは遊びながら走ってるから逆に制御できるところがあって、
ブライトロジックみたいに真面目すぎるとどうにもならんのだけどね。
さあ、スカーレットはどんな性格の馬なのか。
メジャーが現役最強を証明する日に、華々しくデビューして欲しいものだ。

6R ローブデコルテ ◎
青木助手
「順調に乗り込み、力を出せる態勢。
完成度の高い馬だし、500万なら好勝負になる」
エーシンマリポーサが骨折明けでそう警戒に値しない。
ビンチェロ、ジャングルテクノの牡馬勢がどこまで走るのか。
高みの見物の気分でレースを見ることになると思う。
現状では、とてもナムラマースの域に達する馬達には見えないので、
まず苦も無く退けれると思うけど。
雨でどうかはさすがに分からない、それは結果を見てから。

7R アグネスハッピー ◎
影山助手
「一息入っていた前回よりも中間の過程は良い。
メンバーに恵まれればチャンスはある」
そのメンバーは、似たような実力馬が集まったように思う。
わずかにハッピーとビッグアラミスが抜けてるんじゃなかろうか。
重馬場で走ったことがほとんどない馬なので、
時計勝負になってどうかがよく分からないが、
これまで通りの好位からしぶといレースをすることが出来れば、
追い込んでくるアラミスよりは有利なレースが出来ると思う。
成績そのまま、スパッと勝ちきる馬ではないんだけど、
脚抜きの良い馬場になって強いところを見せたりしないかなあ。
この馬の重馬場戦はちょっと楽しみにしている。

11R ダイワメジャー ◎
上原師
「着差はわずかでも、直線で並ばれたところで追っただけなので
馬の傷みは少なく、回復が早かった。今回も態勢は万全」
いつも通りの調整を経て、G1連勝を飾るべく京都にやってきた。
10番枠を手に入れて、不安というものが完全に消えた。
いったい何をしたら負けるのだろうか?
負けたら笑うなあって思いながらレースを観戦するつもりだ。
1馬身差に詰め寄ってくる馬がいたら褒めてあげたい。
本気で追うまでもなく、着差がついての勝利になると思っている。
苦手だった条件を連勝したことによって、
逆に京都のマイルが不安に思えている人がいるのではないかと思う。
なんともおかしな話だ。人間とは不思議なものですな。


書きすぎか?w
いやまあ、大丈夫でしょう。
俺としては、メジャーがマイルCSを制するということは、
春から書いてきた事だしね。当然の時が来ただけの話。
競馬に絶対があることを見せてくださいな。
俺の中でメジャーは、ハーツやディープ級の馬なので(適距離は違うけど)
だからこの相手に負けることなどありえないという考えです。



なかなか触れる機会が無いので今のうちに。
22日 浦和記念 グラッブユアハート
23日 兵庫JG ハタノワイズ
この2頭に騎乗予定。
前日になれば展望を書くけども、どちらも楽しみです。

土曜日の結果

2006-11-18 10:40:38 | 競馬
6戦4勝。
大事な大事なフサイチホウオーも決めた。
文句なしの形で明日の大一番へ。
それにしても1ヶ月で勝率5割とか、
ありえないけど、それが実現しそうで怖いw


2R キングオブロマネ 1着
半馬身ほどの遅れ、まあいつもよりマシな程度か。
ちょっとだけ気合いを入れて馬群の後ろに取りつきに行った。
フィールフィットを目標に出て行ったのだと思うけど、
そのフィールフィットの前がごちゃついたのか、フラフラしてたね。
まあキングのほうまでは影響はなく、後方馬群の外目をすんなりと追走。
4角前から浮上していくフィールフィットにぴったりとついて行って、
馬なりのまま大外へ進出。今日も手応え抜群。
そのまま併せに行ったら・・・フィールが内に寄れながら沈んでいったw
仕方なく1頭で追い出しに入って、手応え通りの伸びで堂々先頭。
そのまま他の追随をまったく許さずの楽勝。
今日のような競馬をこれからもして行けば、順調に大きいところへ行けるだろう。

7R グランロワイヤル 1着
好スタート、一歩目に躓いた感じがあったがすぐに立ち直った。
ちょっと追っつけ気味に前に出て行って4番手の外目から。
最初は追っつけた分だけかかったような感じがあったけど、すぐに落ち着いた。
平均ペースに乗って楽な感じで追走。
4角前に早めに動き出した内のマチカネオオバンを行かせてから、
4コーナー半ばからジリジリと浮上開始。手応え十分。
直線入り口をすぎてすんなりと2番手まで浮上、満を持して追い込み開始。
マイペースに持ち込んで粘りこみを図るスーパーキャノンを射程に捉えると、
ラスト100できっちりと交わして、後は余裕で後続を完封。
着差以上の完勝という奴。力が違ったし、美しい本命競馬だったね。

8R アレクシオス 11着
まずまずのスタート、ちょっと気合いを入れながら位置取り。
中団後ろになったが、そこからすぐに気合いを入れて浮上していって、
結局アドマイヤベッカムを標的に入れるように中団の外目に。
これまでの競馬より、かなり前で競馬を進めることになった。
プライベートプランがマイペースで逃げるのを追って、
外からベッカムが早めに動き出し、それに続いて浮上。
4角前から動き出すちょっと早すぎるんじゃないか?って仕掛け。
4角を上がってくる勢いはかなり凄かったんだけど、
直線に向いてまったく伸びずに失速してしまった。
標的はあっていたんだけど、それを意識するあまりに馬の力が出せなかった感じ。
次走は、後方でじっくりと落ち着いた競馬をすることになるんじゃないかな。
アンカツもそういうコメントをするんじゃないかと思う。

10R エイシンラージヒル 1着
好スタートから馬なりで先行体勢。
内からキクノアローがクビを覗かせてきて、外からアドマイヤスバル。
しかし無理に競ろうという人達ではないので、
ゆっくりゆっくりと隊列が決まった。アンカツ逃げ、柴山2番手、藤田3番手。
この隊列で馬にそこそこの力があれば、このまま決まらないわけがないw
4角の手応えだとかなり引き離して勝ちそうな感じだったが、
じっくり構えていたキクノアローも余力十分に追って来て、
最後の最後で際どいところまで持ち込まれたが、運びが良かった分だけ残れた。
藤田の役をダークマターがやると思ってたんだけど、まあ良しとするか。
前走はなんかの間違いだったことを証明してみせた。
1000万であれだけ走れば、準OPでも上位のはずだからね。
今日の時計も、平均ラップから上がりまでしっかりして優秀なものだったし、
OPに入っても頑張れるんじゃないかと期待しているよ。

11R フサイチホウオー 1着
まずまずのスタートから掛かり気味に先行。
アンカツ必死に宥めてなんとか3番手。それでも行く気になって2番手に浮上、
そこでなんとかパワーで抑えきった。
2番手になってちょっとしてからようやく折り合っての追走、
そこから最後の直線に入るまではかなり楽な感じ。
さあ直線に向いてどこから仕掛ける・・・ってとこで、
なんか右斜め上を向いて走り出すw どこに行こうってんだw
なんか遊んでる間にインからドリームジャーニーが強襲。
外からフライングアップルが良い勢いで並びかけてきた。
外のフライングアップルに反応してやっと本気を出したような感じ。
伸び出してからあっとういう間にフライングを引き離し、ドリームも抑え、
最後は追うところなくゴールイン。
これは・・・凄いな。予感的中、大物としか言いようがない。
まさにジャングルポケットの再来。
順調に行けばダービーを上位人気で迎えることは確実だろう。
アンカツと松国さんのコメントが楽しみだ。将来が楽しみだ。もう最高だね。

12R セトノヒット 9着
まずまずのスタートを決めて先行して行ったのだが。
・・・?????
何だか良く分からんが、内外のほとんどの馬が行くわ行くわw
こちらもそれなりのスピードで行ってると思うんだけど、
とにかく前後左右包まれまくってごちゃごちゃ。
この地点でほとんど終わってしまったと言って良さそう。
後は中団から馬群の外目に出す追い込み馬の競馬で挑んだが、
とても本来の走りじゃない形では無理だった。
よく分からんが、今日は周りが普通じゃなかった。
普通のレースで改めて期待。

土曜日の騎乗馬と予想

2006-11-17 21:09:33 | 競馬
・・・全部勝つ気しかしないw
ついでに、明日も全部勝ちそうだw
相手もあるし馬の体調もあるので、現実はそんなわけはないけど、
まあ・・・今週も4つか5つは行けるんじゃないかな。
今週も見てて楽しいレースをたくさん見れますように。


土曜 東京
2R キングオブロマネ ◎
本郷助手
「まだ若さがあるが、馬に走る気が出てきた。
ゲート五分ならチャンスはある」
どうやらコスモエターナルと1番人気を分け合うくらいになりそうだ。
が、個人的に今の東京は先行馬を警戒する必要はないと思っている。
コスモの前走はカタマチボタンが勝ったレースなのでよく覚えているが、
淀みない流れで先行馬が最大限に力を出せるレースだったと考えている。
この馬には、おそらくあれ以上はない。調教も怪しいし。
同実力なら差し馬を警戒したい、相手はフィールフィット。
キングの一歩先に動いて外から差すはずのこの馬を相手としたい。
キングはそれをラスト100あたりで豪快に差しきるだろう。
自信がある。楽勝するんじゃないかと思う。
間違って2番人気になってくれるくらいだと美味しいが。

7R グランロワイヤル ◎
松田国師
「良い頃の気配には今一歩でも、上向きなのは確かです。
ゆったりとレースが出来る東京コースが良い方に出ませんか」
・・・え?絶好調じゃないの?
調教VTRを見たんだけど、ホウオーと並んで凄くよく見えたんだがw
まあ、悪いって事は絶対にありえないわけで、それだけで十分か。
前走は福島を意識してか早めに動いていって、思いっきり裏目に出たが、
今度は東京でアンカツに手替わりということで、じっくり行ける。
メンバーの揃った一戦だが、それでも1番人気は確実か。
期待に応えたい、というのもあるんだけど、
グランの実力はこんなもんじゃないってとこを見せて欲しいね。

8R アレクシオス ◎
音無師
「ジョッキーの進言もあって、今回からブリンカーを着用。
稽古でも効果は窺えるから」
前走でもよく走っているとは思うが、
アンカツとしてはレースに集中してないように感じたようだ。
前には降着の憂き目にもあってるしね、まずはレース前から最善をということ。
今回はぐっと相手が弱くなって、さらに東京の長い直線での一戦。
ブリンカーを着用して、変わる要素全開といった感じだが。
アドマイヤベッカムに走られたら仕方ない。それは気にしないものとして、
大外から豪快にやってくるアレクシオスの走りを堪能したい。
昇級のプライベートプランがデットーリで人気しそうなんだが、
この馬は北海道でアンカツが乗ったとき、めちゃくちゃ弱かったのになあw
前走は見ていて本当にびっくりしたわけなんだけど、
やっぱり4角前に失速した姿しか浮かばないので、負ける気がしないんだがw

10R エイシンラージヒル ◎
中尾秀師
「除外の影響はない。久々の前走は幾らか筋肉が落ちていたからね。
今はもう戻っていて動きは良いし、状態はかなり良化している。
楽しみはあるよ」
まず同厩のアドマイヤスバルが控えるのは確定なようだ。
グランパティシエ(というか中舘)が何をするのかよく分からんけど、
行く気で出て行ったらこちらのほうが速いはず。
先行勢はかなり少なめで、行き切って600mを楽に通過できたら、
本来の実力を発揮して、勝ったも同然なんじゃなかろうか。
実力的にも実績的にも、1000万でそれほど威張れるような馬は不在で、
ここは先行するダークマターとアドマイヤスバルが相手になるんだろうけど、
この3頭がわざわざ自分に不利になるような喧嘩するとは思えないので、
楽走で3頭そのまま残るんじゃないかと思っている。
どれかが脱落するにしても、馬連3点ならまずあたるんじゃないかな。

11R フサイチホウオー ◎
松田国師
「ここ2週、負荷をかけた追い切りを消化。
動きは良く、上積みは十分でしょう。
当日にテンションが上がり過ぎないように気をつけているし、
初戦の内容から、重賞でも期待しています」
思えば、当初のデビュー予定だった北海道ではブライトロジックに煽られていた。
良血なんだろうけどそんな期待できるのかなあ、と思っていたんだが、
何のことはない、一気に化けちゃったね。調教でも大物感のある走り。
それでもやはり気性の荒いところは収まっているわけではないようで、
とにかく、ゲート入りを無事に迎えること。
無事にスタートしたら、後は圧勝を心待ちにしよう。
前走は相手にお付き合いしてのんびりとしたレースになったが、
今度は、前走よりは多少は骨っぽい相手になるだろうから楽しみだね。

12R セトノヒット ◎
中二助手
「前走は好位インから見せ場たっぷりの好内容。
この距離が合うはずだし、デキも良い意味で平行線。
ロスなく立ち回れる内枠なら」
7番枠は希望ほどの内枠ではないけれども、
よくよくメンバーを見てみると、最内に逃げ馬のケイアイカールトン。
それ以外の2~6は全て前に行く馬ではないので、
スムーズに出れば楽々と4,5番手の内ラチ沿いを確保できそう。
俺の考えと助手さんの考えは完璧に一致した。
4角をロスなく立ち回れたならば、勝機十分だと思っていた。
今週の10鞍でこの馬が一番自信が無かったが(それもまた凄い話だなあw)
その希望の叶う構成になったので、大いに期待している。

アンカツ手記・木曜日 と 今週の騎乗馬

2006-11-16 20:09:44 | 競馬
今週は土曜6鞍、日曜4鞍で10鞍。
2つばかり除外になってしまったようだが、
今週も5つくらい勝てそうな感じがするね。
てか、どのレースも負ける気がしないのでw


土曜 東京
2R 2歳未勝利 芝1400m キングオブロマネ
本郷厩舎、ダンスインザダーク産駒の2歳牡馬。
ふーん、相手はそこそこには揃ったな。勝負になりそうなのは6頭ほど、中でも
前目で粘りこみを図るコスモエターナル、
好位からジリジリ伸びるスナークユーチャン、
差し~追い込みのフィールナット。
この3頭と人気を分け合うことになりそうだが、
前走内容からすると、キングが1番人気になるだろうと思う。
コスモはカタマチボタンで、スナークはホットファッションで倒した馬。
今度は牡馬のキングで挑むので、またあっさりと退けたいね。

7R 3歳以上500万 芝2000m グランロワイヤル
松田国厩舎、サンデーサイレンス産駒の4歳牡馬。
現級は春に制しているし、デビュー時はクラシックを意識して使われていた馬。
いい加減こんなところで遊んでいられないだろう。
というところなんだけども、いやこれはメンツが集まったねえ。
関東の500万としては極限レベルの戦いになりそう。
そうはいっても、しょせんは500万。あっさり勝ちたいところだが。
調教ではフサイチホウオーの追撃を凌いだように最高の状態。
メンバーは揃ったが、それでも1番人気か2番人気にはなると思う。
ここは圧勝まであって良い。秘められた能力を引き出したい。

8R 3歳以上1000万 ダート1400m アレクシオス
音無厩舎、フレンチデピュティ産駒の3歳牡馬。
ここはかなり弱いメンバーになったようだ。
ただ1頭、準OP級の実力馬アドマイヤベッカムの存在が際立ちすぎている構成。
ただし、この馬が2月からの休み明け。付け入る隙は十分。
ざっと見て、前に行く馬がパラパラ、後は追い込み馬。
追い込み馬というか「ペースについて行けない馬達」と言ってしまっても良い。
楽に中団あたりに取りつけるかもしれない。
良いところから前走の末脚を繰り出すことが出来れば完勝まで。
ベッカムが走ったらどうしようもないよw

10R 白嶺S ダート1600m エイシンラージヒル
中尾秀厩舎、エルコンドルパサー産駒の4歳牡馬。
この馬が登録していたとは気づかなかった、久々に乗れて嬉しいね。
暮れの阪神でアンカツが乗って、信じられないくらい激変して圧勝。
豊が乗った7月の福島戦も先行勢が崩れる中で逃げ切り圧勝。
暮れに書いた通り、準OPでストップする馬とは思ってなかったが・・・。
昇級の前走で信じられない大惨敗を食らった。
確かにトラストジュゲムにいきなり競りこまれて苦しかったが、
それにしても変な負け方だったなあ。ポカじゃないかと思っている。
今回の逃げ馬は、アドマイヤスバルとグランパティシエ。
アドマイヤは同厩であり、さらに鞍上が柴山なので協力体勢にあるが、
グランの方が中舘。これをなんとか凌ぎたいところ。
アドマイヤと2頭で出ることが出来たら、行った行ったが濃厚じゃないかな。

11R 東京スポーツ杯2歳S 芝1800m フサイチホウオー
松田国厩舎、ジャングルポケット産駒の2歳牡馬。
 アンカツ手記・木曜日より後半部分抜粋
東スポ杯に出走するフサイチホウオーの坂路追いきりに騎乗。
先行する4歳牡馬グランロワイヤルを追いかけて迫ったところがゴール。
51.5秒という立派な時計が出た。
時計だけでなく動きも抜群。
デビュー前はまだいかにも2歳新馬という感触だったが、
今回はたくましさを感じた。
この1ヶ月余りでかなりパワーアップしている。
相当な乗り込みを消化し、いよいよ大物感。
デビュー戦でちぎって勝ったのは立てでは無いと思っている。
こちらの応援もお願いして手記を終える。

というわけで、べた褒めであります。
警戒すべき相手も見当たらないし、
期待通りならば、すんなりと勝ち上がるでしょう。
とても楽しみだ。

12R 3歳以上1000万 ダート1300m セトノヒット
西園厩舎、エンドスィープ産駒の5歳牡馬。
特別戦を避けて平場へ。当然ぐっと相手が弱くなった。
日曜の京都を避けてきた現級安定勢力のミスターケビンが強敵になる。
それから距離短縮で変わったリワードパットンか。
手強いのはこの2頭だけでかなり楽な構成。
前でレースを組み立てる馬が少なく、楽に先行も叶いそう。
相手の2頭次第だが、すんなり先手を取れたらあっさりまであるか。


日曜 京都
5R 2歳新馬 芝2000m ダイワスカーレット
松田国厩舎、アグネスタキオン産駒の2歳牝馬。
デイリーより松国さんのコメント
「ケタ違いのスピードを売りにしている。距離は本来短いほうが良い。
オーナーから桜に使ってくれと言われている。
覚えさせるべき事は最初に覚えさせていきたい」
アンカツコメント
「少し気難しいけど、スピードは間違いなくある。
桜花賞はスピードだけでは勝てないから、
新馬で2000mを使うのは正解だと思う」

適条件じゃないが、将来を考えての始動と力説。
どんな走りを見せてくれるのか。ドキドキするね。

6R 2歳以上500万 芝1600m ローブデコルテ
松元茂厩舎、コジーン産駒の2歳牝馬。
想定されたメンツの中で強い馬だけが残ったような構成だが、
マルカハンニバルが抜けてくれたので、それで十分。
この相手に苦戦して欲しくはないね。圧勝まで考えているよ。

7R 3歳以上500万 ダート1400m アグネスハッピー
長浜厩舎、エルコンドルパサー産駒の4歳牡馬。
久々の1400m戦にもしっかりと対応、渋く粘って3着を確保した前走。
もう一度同条件を使えばと書いたが、その時がやってきた。
前走好走馬が5,6頭いてそこそこの構成になったが、
格別に切れそうな馬とか、速そうな馬は不在。
人気サイドの馬達が好位から粘りこみを図るところへ、
ビッグアラミスが強襲してきたところがゴールになりそうだ。
しぶとさ比べならば望むところ。気分良く直線を迎える為に、
いかに上手くコーナーを回るかが勝利への鍵になりそうだ。

11R マイルCS 芝1600m ダイワメジャー
上原厩舎、サンデーサイレンス産駒の5歳牡馬。
 アンカツ手記・木曜日より前半部分抜粋
追い切りの合間、共同会見にてマイルCSへの思いを話した。
毎日王冠、天皇賞と連勝したから注目度は主役級。
昨日手記で書いたように、鍵は展開、つまりペースだと力説した。

若い頃は装鞍所でひと暴れしたり、気象が悪いことで有名だったそうだ。
初めて乗せてもらったマイラーズCでは、どんな馬かと不安もあったが、
乗ってみると何も問題は無かった。
秋の2戦もまったく気難しさを感じさせることはなく結果を出せたので、
自分にとっては真面目な優等生である。
上原厩舎にお任せしている追いきりも無事に終えて、後はレースを待つばかり。
お終いの3ハロンが33秒台とかの極端に速い競馬にさえならなければ、
今度も頑張ってくれるだろう。
とにかくポカなく走ってくれるメジャーを信頼している。
もしペースが落ち着くようなら自ら先行することもあるかも。
G1連覇へ向けて頑張る。


消耗戦に持ち込む。
言葉にしてしまうと簡単な話だが、
現実にするにはそんな簡単なことではないことは、
競馬を多少なりともやってりゃ、誰だって分かるだろう。
1人と1頭で競馬をするわけではない。
だがそれでも、メジャーならばたやすい事だと言っていいと思う。
ステキシンスケクンが行くことはもう目に見えている。
この馬はスタートダッシュは速くなく、二の脚で一気に行く馬。
メジャーとしたら、その様子を窺いながら動いていくだけ。
その途中、喧嘩を売ってくる馬がいるならこればいい。ていうか歓迎。
その馬は4角過ぎてしんがりまで沈んでいくだけの話。

ここでこんなことを書くのもあれだが、
メジャーをばっさりと倒すのは、
「メジャーの作る流れに乗ってこない馬」
だと思う。
例えば秋天のときのスイープトウショウみたいに、
ある程度の位置なんてものを求めて最初に動いていたら、
もうその地点でメジャーの術中に落ちてるんだよね。交わせるわけないよ。
勝ちたきゃ、レースの流れを捨てて自分に徹する事だ。そして一瞬で決着をつける。
横典やアンカツが好んでやる戦法。あれこそがメジャー討伐の最善策だと思う。
例えば・・・こないだアンカツがフレアリングベストでやった競馬。
あんなのが良いだろうねえ。あれをやられると怖い。

が、あれは普通の神経の騎手ではとても出来ない競馬(褒めてますw)
今回はその横典はいない。
豊も自由にやれるが、ダンスでその作戦はちと苦しいだろう。
今回、それをやれる馬を考えるとハットトリックだが、
岩田は基本的に「前で流れを動かす騎手」なので、あまり合ってないと思っている。
他はまあ、警戒するほどのこともないんじゃないかねえ。
コートマスターピースは多少怖いかな。能力は足りないだろうけど騎手がね。
キンシャサも後方で折り合ったらちょっと怖いね。
そのくらい。そんな風に考えています。



中日新聞杯でマヤノグレイシーに騎乗予定
中スポより。まだ鳴尾の可能性もあるが、とりあえずは中日新聞杯に決定。
早々に乗りに行くよと答えたようだね。
これはもう、絶対見に行きます。