アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツ手記・木曜日 と 今週の騎乗馬

2006-11-16 20:09:44 | 競馬
今週は土曜6鞍、日曜4鞍で10鞍。
2つばかり除外になってしまったようだが、
今週も5つくらい勝てそうな感じがするね。
てか、どのレースも負ける気がしないのでw


土曜 東京
2R 2歳未勝利 芝1400m キングオブロマネ
本郷厩舎、ダンスインザダーク産駒の2歳牡馬。
ふーん、相手はそこそこには揃ったな。勝負になりそうなのは6頭ほど、中でも
前目で粘りこみを図るコスモエターナル、
好位からジリジリ伸びるスナークユーチャン、
差し~追い込みのフィールナット。
この3頭と人気を分け合うことになりそうだが、
前走内容からすると、キングが1番人気になるだろうと思う。
コスモはカタマチボタンで、スナークはホットファッションで倒した馬。
今度は牡馬のキングで挑むので、またあっさりと退けたいね。

7R 3歳以上500万 芝2000m グランロワイヤル
松田国厩舎、サンデーサイレンス産駒の4歳牡馬。
現級は春に制しているし、デビュー時はクラシックを意識して使われていた馬。
いい加減こんなところで遊んでいられないだろう。
というところなんだけども、いやこれはメンツが集まったねえ。
関東の500万としては極限レベルの戦いになりそう。
そうはいっても、しょせんは500万。あっさり勝ちたいところだが。
調教ではフサイチホウオーの追撃を凌いだように最高の状態。
メンバーは揃ったが、それでも1番人気か2番人気にはなると思う。
ここは圧勝まであって良い。秘められた能力を引き出したい。

8R 3歳以上1000万 ダート1400m アレクシオス
音無厩舎、フレンチデピュティ産駒の3歳牡馬。
ここはかなり弱いメンバーになったようだ。
ただ1頭、準OP級の実力馬アドマイヤベッカムの存在が際立ちすぎている構成。
ただし、この馬が2月からの休み明け。付け入る隙は十分。
ざっと見て、前に行く馬がパラパラ、後は追い込み馬。
追い込み馬というか「ペースについて行けない馬達」と言ってしまっても良い。
楽に中団あたりに取りつけるかもしれない。
良いところから前走の末脚を繰り出すことが出来れば完勝まで。
ベッカムが走ったらどうしようもないよw

10R 白嶺S ダート1600m エイシンラージヒル
中尾秀厩舎、エルコンドルパサー産駒の4歳牡馬。
この馬が登録していたとは気づかなかった、久々に乗れて嬉しいね。
暮れの阪神でアンカツが乗って、信じられないくらい激変して圧勝。
豊が乗った7月の福島戦も先行勢が崩れる中で逃げ切り圧勝。
暮れに書いた通り、準OPでストップする馬とは思ってなかったが・・・。
昇級の前走で信じられない大惨敗を食らった。
確かにトラストジュゲムにいきなり競りこまれて苦しかったが、
それにしても変な負け方だったなあ。ポカじゃないかと思っている。
今回の逃げ馬は、アドマイヤスバルとグランパティシエ。
アドマイヤは同厩であり、さらに鞍上が柴山なので協力体勢にあるが、
グランの方が中舘。これをなんとか凌ぎたいところ。
アドマイヤと2頭で出ることが出来たら、行った行ったが濃厚じゃないかな。

11R 東京スポーツ杯2歳S 芝1800m フサイチホウオー
松田国厩舎、ジャングルポケット産駒の2歳牡馬。
 アンカツ手記・木曜日より後半部分抜粋
東スポ杯に出走するフサイチホウオーの坂路追いきりに騎乗。
先行する4歳牡馬グランロワイヤルを追いかけて迫ったところがゴール。
51.5秒という立派な時計が出た。
時計だけでなく動きも抜群。
デビュー前はまだいかにも2歳新馬という感触だったが、
今回はたくましさを感じた。
この1ヶ月余りでかなりパワーアップしている。
相当な乗り込みを消化し、いよいよ大物感。
デビュー戦でちぎって勝ったのは立てでは無いと思っている。
こちらの応援もお願いして手記を終える。

というわけで、べた褒めであります。
警戒すべき相手も見当たらないし、
期待通りならば、すんなりと勝ち上がるでしょう。
とても楽しみだ。

12R 3歳以上1000万 ダート1300m セトノヒット
西園厩舎、エンドスィープ産駒の5歳牡馬。
特別戦を避けて平場へ。当然ぐっと相手が弱くなった。
日曜の京都を避けてきた現級安定勢力のミスターケビンが強敵になる。
それから距離短縮で変わったリワードパットンか。
手強いのはこの2頭だけでかなり楽な構成。
前でレースを組み立てる馬が少なく、楽に先行も叶いそう。
相手の2頭次第だが、すんなり先手を取れたらあっさりまであるか。


日曜 京都
5R 2歳新馬 芝2000m ダイワスカーレット
松田国厩舎、アグネスタキオン産駒の2歳牝馬。
デイリーより松国さんのコメント
「ケタ違いのスピードを売りにしている。距離は本来短いほうが良い。
オーナーから桜に使ってくれと言われている。
覚えさせるべき事は最初に覚えさせていきたい」
アンカツコメント
「少し気難しいけど、スピードは間違いなくある。
桜花賞はスピードだけでは勝てないから、
新馬で2000mを使うのは正解だと思う」

適条件じゃないが、将来を考えての始動と力説。
どんな走りを見せてくれるのか。ドキドキするね。

6R 2歳以上500万 芝1600m ローブデコルテ
松元茂厩舎、コジーン産駒の2歳牝馬。
想定されたメンツの中で強い馬だけが残ったような構成だが、
マルカハンニバルが抜けてくれたので、それで十分。
この相手に苦戦して欲しくはないね。圧勝まで考えているよ。

7R 3歳以上500万 ダート1400m アグネスハッピー
長浜厩舎、エルコンドルパサー産駒の4歳牡馬。
久々の1400m戦にもしっかりと対応、渋く粘って3着を確保した前走。
もう一度同条件を使えばと書いたが、その時がやってきた。
前走好走馬が5,6頭いてそこそこの構成になったが、
格別に切れそうな馬とか、速そうな馬は不在。
人気サイドの馬達が好位から粘りこみを図るところへ、
ビッグアラミスが強襲してきたところがゴールになりそうだ。
しぶとさ比べならば望むところ。気分良く直線を迎える為に、
いかに上手くコーナーを回るかが勝利への鍵になりそうだ。

11R マイルCS 芝1600m ダイワメジャー
上原厩舎、サンデーサイレンス産駒の5歳牡馬。
 アンカツ手記・木曜日より前半部分抜粋
追い切りの合間、共同会見にてマイルCSへの思いを話した。
毎日王冠、天皇賞と連勝したから注目度は主役級。
昨日手記で書いたように、鍵は展開、つまりペースだと力説した。

若い頃は装鞍所でひと暴れしたり、気象が悪いことで有名だったそうだ。
初めて乗せてもらったマイラーズCでは、どんな馬かと不安もあったが、
乗ってみると何も問題は無かった。
秋の2戦もまったく気難しさを感じさせることはなく結果を出せたので、
自分にとっては真面目な優等生である。
上原厩舎にお任せしている追いきりも無事に終えて、後はレースを待つばかり。
お終いの3ハロンが33秒台とかの極端に速い競馬にさえならなければ、
今度も頑張ってくれるだろう。
とにかくポカなく走ってくれるメジャーを信頼している。
もしペースが落ち着くようなら自ら先行することもあるかも。
G1連覇へ向けて頑張る。


消耗戦に持ち込む。
言葉にしてしまうと簡単な話だが、
現実にするにはそんな簡単なことではないことは、
競馬を多少なりともやってりゃ、誰だって分かるだろう。
1人と1頭で競馬をするわけではない。
だがそれでも、メジャーならばたやすい事だと言っていいと思う。
ステキシンスケクンが行くことはもう目に見えている。
この馬はスタートダッシュは速くなく、二の脚で一気に行く馬。
メジャーとしたら、その様子を窺いながら動いていくだけ。
その途中、喧嘩を売ってくる馬がいるならこればいい。ていうか歓迎。
その馬は4角過ぎてしんがりまで沈んでいくだけの話。

ここでこんなことを書くのもあれだが、
メジャーをばっさりと倒すのは、
「メジャーの作る流れに乗ってこない馬」
だと思う。
例えば秋天のときのスイープトウショウみたいに、
ある程度の位置なんてものを求めて最初に動いていたら、
もうその地点でメジャーの術中に落ちてるんだよね。交わせるわけないよ。
勝ちたきゃ、レースの流れを捨てて自分に徹する事だ。そして一瞬で決着をつける。
横典やアンカツが好んでやる戦法。あれこそがメジャー討伐の最善策だと思う。
例えば・・・こないだアンカツがフレアリングベストでやった競馬。
あんなのが良いだろうねえ。あれをやられると怖い。

が、あれは普通の神経の騎手ではとても出来ない競馬(褒めてますw)
今回はその横典はいない。
豊も自由にやれるが、ダンスでその作戦はちと苦しいだろう。
今回、それをやれる馬を考えるとハットトリックだが、
岩田は基本的に「前で流れを動かす騎手」なので、あまり合ってないと思っている。
他はまあ、警戒するほどのこともないんじゃないかねえ。
コートマスターピースは多少怖いかな。能力は足りないだろうけど騎手がね。
キンシャサも後方で折り合ったらちょっと怖いね。
そのくらい。そんな風に考えています。



中日新聞杯でマヤノグレイシーに騎乗予定
中スポより。まだ鳴尾の可能性もあるが、とりあえずは中日新聞杯に決定。
早々に乗りに行くよと答えたようだね。
これはもう、絶対見に行きます。