アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

ダイオライト記念結果他

2010-03-10 23:11:19 | 競馬
ダイオライト記念 マコトスパルビエロは3着
ダイオライト記念に挑んだスパルビエロは3着だった。
結論から言わせて貰えば、良くも悪くも本当にこの馬らしい走りだった。


スタートはやや遅め程度で、この馬としてはまずまず。
内のサイレントスタメンらが遅めだったことも幸いで、
内に寄せつつスムーズに加速に入ることが出来た。
内からフリオーソが飛び出したのは予想通り。
フサイチが2番手に待機することも予想通りではあったが、
そのフサイチが激しく引っかかっており、
これには絡まないように少しだけ引いた3番手から進めた。

フリオーソはやはり速いペースでレースを進めた。
フサイチセブンは行きたがっているのを博幸が必死に抑えながら。
これを見ながら楽な手応えで進むスパルビエロとロールオブザダイス、
この2頭が絶好の位置と気配に見える。
その後ろでマイネルアワグラスが虎視眈々と機を窺い、
その後ろに、その仕掛けに便乗する構えのセレン。
番手のセブンがかかっていたことは置いておくとして、
何もかもが想像通り。つまり「誰にとっても理想的な展開」になった。

途中、一度だけペースががたっと落ちているんだけど、
ちょうどそのあたりでアンカツのスパルビエロがフサイチに並びかけ、
これをけしかけて再度ペースを上げさせていることが確認できる。
スパルビエロとして、やっておきたいことを全て成しながら2周目3角へ。
映像を見る限り、やはり真っ先に動き出そうとしているのはアンカツ。
ジリジリと前に詰め寄っていくが、やはり前2頭が速い。
突き放されるのを追っつけ通しで食い下がりながら4角を回ったのだが、
誤算はこちらの仕掛けに乗ってきた松岡のマイネルアワグラス。
競艇で言うならツケマイみたいな感じに鮮やかに捲くって来て、
わずかに前に出られたところで直線に入った。
しかしその苦しい態勢から頑張るのがスパルビエロ。
アワグラスに乗っかって内から迫ってきていたセレンの追撃を振り切り、
抜けられたアワグラスを差し返す態勢にまで入った。
が、直線の長さが足りずにそこまでだった。
最初に抜けたフサイチセブンは強すぎた。

速いペースだったので、仕掛けのタイミングはちょうどだったように思えたが、
結果から見て、もうちょっと早くても良かったかもしれないね。
それにアワグラスがついてきたら、最後に相手を失速させれたかも。
まあ実際には、前に飛ばすフリオーソとかかるフサイチセブンを見ていたので、
それとスパルビエロの本質を天秤にかけて、
だいたい理想的なところで動けたんじゃないかなあと感じた。


このレースをひとまとめにするなら、とにかくフサイチセブンが強かった。
かかったのをこらえきった博幸の好騎乗も大きかったのだけど、
(ハイペースのフリオーソと喧嘩してくれてたらなんとかなったんだけど)
距離については全く問題がなかった上に、この相手でも実力が一枚上だった。
G1で3着内に入れる馬が3頭もいたレースだったので、
セブンの実力は既にG1の最上位の1頭と考えて差し支えなさそうだ。
前走については回顧で褒め称えたつもりだったけど、まだ認識が甘かったようだ。
(まあ、今回は距離の壁が大きいと考えていたのだけど)
同時に、セブンと互角以上のトランセンドもその域にいることが確認された。
トランセンドのアンタレスSがとても楽しみだ。

スパルビエロとしては、フサイチセブンには完敗だったが、
もうちょっと時計のかかるレースだったらもっと戦えるだろう。
アワグラスに負けたのは、好メンバーが揃っていたからこそだろうから、
そんなに悲観することはないだろうと思う。
次走には困るところだが、どうあれ今年も交流戦線で楽しませてくれそうだ。






ホワイトピルグリム 好気配
京都記念で大敗したピルグリムだが、
調教の気配は依然として良好。
今日はアンカツが騎乗してCWで追いきられた。
不良馬場で相当に力がいる状態だったのだが、
83.6-66.5-51.9-38.8-12.7
一杯に追われて好時計をマークした。
ラストは13秒かかる馬がほとんどだったことを考えると、
とても力強い動きをすることが出来たと言って良い。

4走前、不良馬場で楽に勝ってびっくりしたんだけど、
かつては非力で重馬場を走る体力がなかったのが、
今日の調教を見ても分かるように、力が上がっている。
この動きならば、週末に馬場がある程度悪くても走ってくれるだろう。
と言っても、やはり良馬場であるに越したことはない。
年末年始に使われているとはいえ、
とりあえず開幕週なので、そんなに悪くはならないと思う。
巻き返しを大いに期待したい。




ザレマ 最後もいつも通り好調教
不良となって走りにくくなった栗東坂路で、競争生活最後の本追いきり。
これまで、いつも力強く坂路を駆け上がっていた馬だが、
最後の調教でもさすがの動きを見せてくれた。
51.9-38.5-25.9-13.1。
併走したドモナラズを1秒以上突き放した。

かつてこのブログでも触れたことがあるケイアイガーベラが1番時計。
ていうか、この馬だけが別の馬場を走ってんじゃないか?
って感じで49秒台をマーク。分かってはいたが、この馬は何かおかしいw
これは置いといて、2番時計は51.5。
51秒台は6頭だけで、そのうちの1頭だから、文句なしの動きだ。
ザレマが追いきられた時間は9時41分で、
何度も整地されながら、最初より荒れた馬場だったことを考えれば、
全体で2番目に凄かったと言って差し支えないだろう。
悔いのない追いきりになったと思う。後は実戦で走るだけだ。




ジャミール 順調
来週の阪神大賞典に出走するジャミール。
アンカツが騎乗して、ポリトラックでテンシノアスターとの併せ馬。
82.0-62.6-49.1-37.0-12.7
一杯に追われて、楽々と先着を果した。
雨でも関係ないポリトラックだけあって速い時計が出たが、
ポリトラックではそんなことは大した問題ではなく、
最後までしっかりと追われて目標を交わすことが重要。
とても良い1週前追いきりが出来たと思える。

大本命だったオウケンブルースリが回避、
さらに繰り上がりの本命馬フォゲッタブルも回避。
これで何がなにやら分からなくなった阪神大賞典。
衰えたと思うアサクサキングスや、牝馬のメイショウベルーガ、
立て直し中のホクトスルタンやベストメンバー、
このあたりでもある程度人気を集めそうな構成で、
8歳馬トウカイトリックのほうが真面目に強そうといった風情。
この相手関係だと、昇級戦のジャミールだが人気は間違いない。
後は、メンバーが軽いと見てイコピコが急遽こちらに参戦を表明したので、
これと人気を分け合うような感じになるんじゃないかな。

フォゲッタブルとロジユニヴァース、ドリームジャーニー、
本番ではこの3頭との戦いになると思われるので、
ここは昇級戦ではあるが、軽く制して本番に向かいたいね。


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