アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の騎乗馬

2012-08-23 23:45:40 | 競馬
土曜 小倉
11R 宮崎S ダート1700m デスペラード
安達厩舎、ネオユニヴァース産駒の4歳牡馬。
OP仁川6着、G3アンタレスS7着、G2東海S4着
OPでこの実績を残し、4歳夏を迎えて降級の一戦。
単純な走力的には圧倒的に上と言って差し支えあるまい。
ハンデの58キロは当然の決定であるが、
東海Sで3着に入っていたらおそらく58.5だっただろう。

普通に走ればどうこうなる相手関係ではないが、
この馬の特殊性が小倉競馬場でどう出るかだけが鍵。
現役でも珍しいくらいのはっきりした追い込み脚質で、
デビューから今まで、京都阪神しか使っていない。
現在の戦法を編み出してからは当然のように本場に専念。
素直に考えればローカルに出てくるような脚質ではない。
しかし3角過ぎからマクリ気味に行く脚はあるので、
これと純粋な力の違いによって圧倒できるかどうかだ。
距離が100m短いのも何気に痛いところだが、
(芝16が一度あるだけでダ17の経験は一度もない)
これも含めて、それでも力が違うと思えるか、それだけだ。

マイネルバイカ、ルグランヴォヤージ、
多数いるKBC杯組よりもこちらのキャリアが浅い2頭が売れそうだが、
格の違いを見せ付けることが出来るか、楽しみだ。






日曜 札幌
6R 3歳以上500万 ダート1700m シルクオフィサー
大竹厩舎、マヤノトップガン産駒の4歳牡馬。
昨年の函館で現級を制してから1年強。
故障から長い長い休養を経て帰ってきた。
ダートでは未勝利戦で圧勝しており、
芝で500万条件を制するくらいだから、
500万のダートでは明らかに上位の存在。
長い休みがどう出るか、それに尽きるだろうね。
そう簡単な話ではないのは競馬をやる人間なら誰でも知ってるだろうが、
長い休養から帰ってきた馬がいきなり圧勝することも度々あるわけで、
オフィサーがそれくらい頑張ってくれる事を期待したい。
5月あたりから思いのほかに騎乗数を絞り始め、
余計なレースには一切乗らなくなったアンカツが乗ろうというのだから、
走りそうというか期待できそうな馬と思っていると断定して良い。
結果が出るのが今回なのか、次なのかは丁半博打みたいなものだが、
積極的に買うならば休み明けで人気が甘めになる今回のほうだろう。

相手は現級でも中級から下位の馬が大半。
オフィサーがまともなら負けるとは思えない。
まず相手関係から、やはり買うなら今回だと思える。
ただし1頭だけ、こちらよりも実績上位の馬がいて、
このレオプレシャスに対してどんなレースになるのかだが、
レオはオフィサーと同じく長期の休み明けになるので、
どちらが仕上がっているか、気合が乗っているかの戦いと言えそうか。
まともならどこまで行ってもこの2頭の戦いだが、
共に8ヶ月以上の休み明けなら当然波乱の目もあるわけで、
2頭が消えるのを信じて力が劣る面々に行くのも悪い考えではない。

オフィサーに限らず何を買うにしろ、丁半博打みたいな感じになりそうだ。






11R キーンランドC 芝1200m パドトロワ
鮫島厩舎、スウェプトオーヴァーボード産駒の5歳牡馬。
前走でようやく重賞初制覇。
相手に恵まれたこともあって楽なレースだったが、
自身の体調もジワジワと上がってきたことが分かる。
典型的な叩き良化型の馬で、
使って使って異例の輸送をしてそれでも微減が精一杯。
よく食べてよく動くを地で行っている馬なのだろう。
昨年は長距離輸送で体調を崩すこともあったが、
今年はそんなこともなく順調そのもの。
今回は前走時より良い状態で挑むことが出来る。
言うまでもなく、不調だった函館Sの時とは比較にならない。
函館Sの時に不調だったことは当時の記事を振り返れば明白で、
今回、ドリームバレンチノに力の違いを見せてくれると期待したい。
ダッシャーゴーゴーとは本番でも高レベルで戦う相手なので、
ここはとりあえず手合わせといったところだけども、
出来ればこちらが先着して、勢いに乗って行きたいね。

展開的には非常に楽なレースが予想される。
テイエムオオタカを行かせて2番手からがほぼ確実。
オオタカもなかなか走る馬で、
エーシンダックマンくらいの実力を期待して良いんじゃないか。
(印象にないが、実はVSオオタカだと2戦2敗なんだがw)
これにしばらく頑張ってもらって、
直線半ばから堂々と押し切ってもらいたい。