アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

先週の反省

2012-08-14 23:20:20 | 競馬
日曜 新潟
4R キンラン 7着
「行き脚がつかずに流れに乗れなかったからね。
 終いも思ったほど伸びてくれなかった」
レースの入り自体は良かった。
後方集団の一角でジックリと脚を溜めて行って、
終いを伸ばせれば勝てるレースだった。
(前の争いが激しくなって展開は向いた)
少し前にいたプレレフアが追い込んで僅差の2着だったが、
この馬は最初に少しロスがあったので、
何も無ければこの馬が勝っていたであろう展開。
これと一緒にいたキンランも絶好のチャンスだったはずが。

馬自身には前へ進む意思が皆無であり、
レース中盤で鞍上が仕方なく促してそれで動いた形。
4角にさしかかって全体がばらけて沈んでくる中、
序盤に何も力を使っていないキンランが急接近したのは当然だけど、
直線で伸びてくることはなく雪崩れ込んだだけだった。
2走前に乗ったときはもっと走りそうに見えたんだけど、
最初に激しく仕掛けたが中盤から何も出来ず沈んだ前走、
最初を放置したら最後まで何も起こらなかった今回、
どちらも見所0で、とても勝ちあがれる馬の走りではなかった。
調教の動きだけなら1、2勝馬を軽く圧倒するものなだけに、
レース選択なり騎乗法なり馬の世話の仕方なり、
何かは分からんけども何かが間違っているのだろう。
しかしそれを見つけ出す時間はもう無いから、
同時に手当たり次第で違う事を試してみるしかあるまい。
勝つという結果を出してから原因を探すしかない。

修理業をやっている人間から言うと、それは恥ずべきことだがw




11R レインボーペガサス 16着
「昨年のこのレースも同じ久々だったが、
 その時のようには反応してくれなかった。
 息が保たなかった感じだね。
 それにこの時計はちょっと速すぎる」
レッツゴーキリシマが流れを上げる気配が微塵もなく、
危惧していたそのままの流れになった。
常識的には絶対的に有利なところにいたのだが、
(目の前の馬と真横の馬がワンツーだったのは当然)
根本的にペガサスには向かないレースだったから、
結果が出なかったことはまあ仕方ないだろう。
それは仕方ないのだが、あまりにもいつもと違う走りだった。
おかしな話だが、苦もなく好位に収まってしまったことが駄目で、
ペガサスが良い時は、馬が闘志をむき出しに前を追いかけるのを、
アンカツが押し留めることで2、3番手の追走になる。
そうじゃなかった地点で好走の可能性は無かった。

それと同時に、時計が速かったというのも向く感じではなかったね。
過去3年の勝ち時計は1分32秒6~9だったのが、
今回はそれより1秒も速くなってしまった。
単純に時計が速い馬が強いわけではないことは、
ありとあらゆる歴史が証明していることで悲観することはないが、
とにかくこういう時計になるとなかなか難しくなる。
まあこれは終わってみてそうだったなあということで、
根本的には最初に書いた通り、闘志が不足していたのが原因だろう。