アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の騎乗馬

2007-05-10 22:23:42 | 競馬
今週は土曜3鞍、日曜4鞍で7鞍。
どれくらい除外になったかが分からないけど、
おそらく、意識してさらに数を抑えてると思う。
次週ダイワスカーレット、次にフサイチホウオー、次にダイワメジャーだからね。
不確定要素は極力省いておきたいところだろう。
豊がディープインパクトの為に、前週と当週には数を抑えてたのを思い出すね。
来週からの祭りへ向けて、ちょっと勢いに乗っておきたいところだ。




土曜 東京
10R 是政特別 ダート2100m パピヨンシチー
相沢厩舎、チーフベアハート産駒の4歳牡馬。
特に警戒に値する相手はいない。
登録段階から思ってたとおり、まずはサンシーズンが相手になりそう。
それからサンシーズンと僅差だったセルフリスペクト。
この2頭が同条件で敵になるのだろう。あんまり負ける気がしないが。
調教の感じからすると、リオサンバシチーのほうが手強いかもしれない。
肝心なこちらの状態は、坂路で軽快に動いていて文句なさそう。
ここでの能力上位は疑う余地の無いところ、
初めての距離になるが、バテたようなそぶりをあまり見せない馬なので、
大丈夫だと勝手に思っているがw


11R 京王杯SC 芝1400m マイネルアルビオン
畠山厩舎、マイネルラヴ産駒の5歳牡馬。
状態に関しては昨日書いたとおり万全っぽい。
問題は相手関係と距離になる。
相手は・・・手強いようなそうでもないようなw
何気に俺のお気に入りの、マイネルスケルツィが出てくる。
人気するタイミングが毎回ずれている馬だw
これとフサイチリシャール、それからピカレスクコートにプリサイスマシーン、
この4頭が中核という事になるだろうか。今のところだけど俺は、
オレハマッテルゼとマイネルスケルツィが3着には来ると思っている。
そこにアルビオンが割って入って欲しいのだが。
シルクロードS当時の勢いと力が戻ってれば、真っ向勝負できるはず。

アルビオンはずっと1200mを使ってきた馬で、1400以上の経験が少ない。
陣営がどのように考えているのかは聞いてみたいが、
過去に1400mでは葵Sの2着があって、無難なレースをしている。
5走前に惨敗した時は不振の真っ最中なので無視して良いだろう。
前走の楽な走りからすると、後200mくらいなんてことなさそうなのだが、
そこは相手が違うから、簡単に判断する事もできず。
ようは分からんから、大丈夫と祈って買えって事なんだけどもw


12R 4歳以上1000万(牝) 芝1800m ノンキ
音無厩舎、サンデーサイレンス産駒の4歳牝馬。
この馬は同厩舎のサンアディユの下になるね。SSの良血馬。
これまでとにかく徹底的に人気してきた馬だが、そのほとんどで裏切ってきた。
俺もこの馬を頭で買った事は一度もないね。
よくも毎回こんなに人気するなあと、よく飛ぶなあと思いながら見てきたw
なんとなく上位に入る馬(ネネグースみたいな)というのが印象だったんだけど、
前走の新潟戦はちょっと見違えちゃったね。この馬が初めて強いところを見せた。
こりゃ左回りの長い直線が大当たりだったか?
東京の今回もめちゃくちゃ期待できそうな気がする。
相手はジョウノエリザベス以外はかなり弱く(この馬も怪しいし)
また人気しちゃうんだろうけど、今度は一気の連勝もありそう。


日曜 東京
3R 3歳未勝利 芝1600m キャプテンロック
小島太厩舎、マンハッタンカフェ産駒の3歳牡馬。
中山の芝のマイルの新馬戦で、引っかかって逃げて粘って3着。
2戦目がダートの1200mでさっぱり伸びず、今回が3戦目。
2戦目はなかったものと考えて良いだろう。
調教の動きも未勝利馬としてはかなり良さそうだし、
初戦は低レベルだったけど、チグハグな内容の割に頑張ってたので、
期待しても良いんじゃないだろうか、多分。
なんか貧弱な構成で、藤澤厩舎のサトノアマゾネスが1.1倍くらい背負うのか?
デビューする3頭はよく分からん、後はワキノパワーとローレルスマッシュくらいか。


9R 秋川特別 芝1400m ツルマルオトメ
坂口則厩舎、タイキシャトル産駒の5歳牝馬。
前走で改めてこのクラスでの力の違いを示した。
休み明けで終いに徹し、次に繋がる素晴らしい内容、
叩き2戦目、外が延びるようになってきた東京で、距離延長の1400m、
これで負けたらどうなんだってくらいに条件が揃いすぎた。
ちょっと気持ち悪いが、まあ勝つんじゃないかな。
相手はかなり軽く、ヤマニンエマイユの単騎逃げが相手になりそうだが、
よほどの超スローじゃない限りは、このレベルの馬は差しきれるだろう。


10R 丹沢S ダート2100m シルクウィザード
鮫島厩舎、リンドシェーバー産駒の4歳牡馬。
現級実績断然、叩き2戦目、アロンダイトと叩き合った東京の2100m、
9R以上に好条件が揃って不安が見つからない馬だ。
ただ9Rと違うのは、相手もそこそこ揃ってるって事かな。
これは当たり前だが非常に重要な事、大きく間違えたら負けることもあるかも。
ウィザードが戦ってきたのはアロンダイトやイブロンで、
ともに僅差で2着に負けたものの、その時の3着以下は引き離している。
負けた相手は、次戦でOPやG1をあっさりと勝っているわけなんだから、
ウィザードもあっさりと勝たないとおかしいわけだが。
馬券的な妙味っていやあ何もないだろう。まあ勝つだろうけど。


11R ヴィクトリアマイル 芝1600m ジョリーダンス
堀厩舎、ダンスインザダーク産駒の6歳牝馬。

アンカツ手記・木曜日より。
・・・ホウオーとスカーレットについて・・・
その前に13日のヴィクトリアマイルを何とかしたいもの。
幸いコンビを組むジョリーダンスはこの中間も好調とか。
前走の阪神牝馬Sでコンビを組んだ藤田君が
「乗りやすい馬ですよ」と教えてくれました。
過去の戦績を見ると、東京の芝で4戦2勝、2着1回。
マイルの距離実績は、6戦2勝、2着3回。
コース、距離ともにベストのヴィクトリアマイルは、
ジョリーダンスの実力をフルに発揮できる舞台と言い切れます。
牡馬が相手でも立派に通用する超一流牝馬を向こうに、
どこまでやれるかとても楽しみ。頑張ってきます。


なんていうか、知らないから語りようがないよねw
藤田からは乗りやすいよとの事。
まあ見たまんまだけど、乗ってる人がそういうんだから間違い無し。
前走の阪神牝馬S、序盤ちょっと気合いを入れてるんだよね。
それでちょっとゴチャつきかけて引いてるんだけど、その動きがとてもスムーズ。
押しても引っかかるようなところは何も無いし、
これはもう鞍上の思うがままに動いてくれそうな馬。

今週の調教は素晴らしかったようで、
南Wで最後だけ強めに追って、50.7-35.9-11.8
同じくヴィクトリアマイルに出走するビーナスラインを圧倒したそうな。
いやいやいや、これはちょっとドキドキしてきたね。
調教だけなら抜けて良いんじゃないか?
カワカミは馬体を戻しながらの調整だったようだし、
スイープは相変わらずのようだったしw
あえて近いのをいうならコスモマーベラスとブルーメンブラットだろうか。
アドマイヤキッスの動きもなかなかのものではある。

本命の2頭はまずまずの仕上げをしてきたところ、
伏兵陣がピークといえそうな仕上げで挑むことになりそう。
これはちょっと興味深くなってきたね。




 アンカツ手記よりホウオーとスカーレットについて
9日はスッキリと晴れ上がり、汗ばむほどの陽気の栗東トレセンで追い切りに乗りました。
一番乗りで坂路で追ったのがフサイチホウオー。
僚馬ライラプスを3馬身後ろから追いかけ、一度は並びかけたのですが、
最後は突き放されてやや遅れといった内容です。
皐月賞の後、初めての本格的なけいことあって最後は一杯に。
追った後の息遣いもいくらか荒く感じました。
それでもムチを2発入れて満足に追え、
タイムも52秒1-37・4-24・6-12・7なら上々です。
27日のダービーまでまだ日にちがあるので、
ダービーデーには完調に持っていけるでしょう。
最後の方の時間帯にはオークス1週前のダイワスカーレットに乗りました。
やはり坂路でランペイアを追走。すぐに追い抜かそうとするのを懸命になだめ、
後半に軽く肩ムチを入れると一瞬にリードを奪いました。
こちらは52秒2できてラストが12秒4。素晴らしいフィニッシュでした。
このように、有力な牡牝3歳馬は元気です。
来週のオークス、再来週のダービーに向けて調整は極めて順調。期待できそうです。


ということで、ホウオーとスカーレットは順調の一言。
どちらも普通の状態で出てくれれば良いわけだが、
今のところ、スカーレットの方がはっきりと上昇を示している感じだね。
スカーレットの特徴といえば、大きく分けて3つ。
1・新馬戦やチューリップ賞から分かるギアチェンジの異常な速さ
2・ギアチェンジしてから1~2ハロン程度の桁違いのスピード
3・そのスピードを急激に落とすことなく最後まで持続し続けること
だけども、調教の感じからすると2番目に磨きがかかってる気がする。
チューリップ賞ではウオッカに唖然としたものだが、
あのレースで「それ以外の馬を1ハロンで大きく引き離した」事を忘れてはいけない。
オークスでも、わずかな時間で勝負が決することだろう。

ホウオーのほうはまあボチボチってところだが、
一杯にやって時計を出した事に意味がある。
他の皐月組でここまで目一杯に追った馬はいないようだ。
タフさという面で既に他を圧倒している。
こちらも背中に弱いところがあるはずなんだが、
もう大丈夫だと考えて良いんだろう。
後2週、普通に良化していけば死角は消える。
今年度(1年はダービーで終わり説より)の競馬の総決算、
今からとても楽しみにしている。