アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツ手記・火曜日

2007-05-08 23:01:10 | 競馬
今週もアンカツ手記は先週の反省から。

ゴールデンウイークに地方と中央のG1レース二つに乗せてもらいましたが、
不本意な結果に終わってしまいました。
2日、船橋競馬場で行われた「かしわ記念」。サンライズバッカスで挑みましたが、
返し馬からつまずくなど精神的な難しさがもろに出ました。おまけに展開も不向き。
ペースが遅いため、自分から仕掛けて行ったのも裏目に出て直線で伸び悩みました。
もう少し速い流れになっておれば、じっくり直線まで待機できたのですが、
勝ちに行かなければならない立場ではそれも厳しかったです。
敗因はつかめているし、次こそは巻き返したいと思っています。

6日の東京、NHKマイルCもとても残念な成績。
シャドウストライプでは、好勝負の手応えがあったのですが、9着とは意外な結果。
4コーナーの行きっぷりが良かっただけに、納得がいきません。
思い当たるのはやっぱり馬場状態。
レース当日にずっと降り続いていて、1レースごとに悪化していくのがはっきり分かりました。
特に内側の傷みが激しく、最初から外から追い上げる戦法を思い描いて臨んだのです。
過去4戦ぐらいの脚を使ってくれたら差し切っても不思議じゃないのに、
いざ追い出すとさっぱり。2度ほど大きくノメってからは、
もたれ気味になって追撃態勢に入れないまま終わってしまいました。
あれだけ水気を含むと、巨体で跳びも大きな馬は余計に気にするようです。
ピッチ走法で一歩一歩しっかり踏み印すタイプが有利だったということ。
連敗しても、芝が駄目だとは思っていません。
パンパン馬場で是非とも雪辱したいもの。
他のレースも勝てずに、久々に未勝利に終わってしまいましたが、
勝負の世界はそんなこともあります。
気持ちを切り替えてまだまだ続くG1路線で頑張ります。
ヴィクトリアマイルのジョリーダンスにもチャンスはあるはず。
明日書きます。



というわけで、先週は久々に未勝利&G1でも完敗。
サンライズバッカスのほうは、自力で動いていったことが敗因。
ペースが遅かったから行ったというのは本音だろうけど、
そういう競馬をしてどうかを見たかったというのもあったんじゃないかな。
4角入るあたりの行きっぷりからすると、想像つかない失速で、
まさに「馬にあった競馬じゃなかった」ということだろう。
アンカツが常日頃から口にしている、「馬に合わせた競馬」の大事さを思わせるレース。
帝王賞では、じっくりと直線まで待つ競馬で挑むことになるだろう。
それで充分だ。その時にまた儲けさせてもらおう。


シャドウストライプは確かにのめっているね。
走りが空回りしているような感じもする。
芝の重馬場は駄目だった、ということだな。
道中の位置取りも通ったところも万全だったのに、何とも残念だった。
確かに跳びの大きい馬というのは重馬場を苦にしやすいね。
パワーで何とかならんかと思ったんだが、
他の大きく負けた騎手の談話を拾い集めても明らかなように、
日曜日の馬場は「重いんじゃなくて滑る」馬場だったようだ。
また芝のレースに出てきた時、諦めずに買うことにしよう。
とりあえず次走はユニコーンSだ。楽しみにしたい。


ヴィクトリアマイルはカワカミプリンセスという怪物が君臨。
スイープトウショウは全盛期を過ぎてもなお上位の存在。
この、牡馬G1級の2頭の壁が厚くそびえ立っているが、
こちらにはこの歳にして未知の魅力が溢れている。
この2頭相手にどこまでやれるのか。
アンカツの感触と共に、希望を書いていきたい。

土曜日の東京遠征なんだけど、
よくよく考えたら当たり前なんだけども、
キンシャサノキセキの予定だったんだろうな。
体調を崩してしまったようで、夏を休みにあてて充電するとのこと。
この馬は来年も再来年もある馬なので、
のんびりとすれば良いんじゃないだろうか。