【創作びより】

15分でも20分でも

たまごっちの限定発売があり、長女と一緒に、電気屋さんの前で1時間並んだ。今年最初で最後の母親らしい姿かも。娘は一つしかないのを春頃なくしたままだったんで、念願のガッツブルーを手に入れて、すごくうれしそうだった。
じゃあ、今度はママにつきあって~とお願いして、服を買いに行くことに。駅前のファッションビルまで、ついてきてもらった。来年から勤めに出るのに、ちゃんとしたズボンは喪服しか無い(ズボンとか言うのが、またおばさんくさいけど)。これでは困るので、なんとか1~2本用意しておきたいと思った。
お洒落なお店の前を通りすぎ、少し安めのお店へ。赤札がついてるにも関わらず、なかなかイマ風なのを発見。2本持って、試着室へ。が……、入らないっ!! 股上、浅すぎっ。でも、これくらいでは、へこまない。こないだ梅田で試着したときは、太ももで止まってしまったのだから。
ズボンが入らないなら、スカートで…と、汗だくになりながら試したけど、こちらは骨盤が、エラのように飛び出してしまう。痩せたら着れるかなぁとも考えたけど、骨がやせるわけないし、あきらめることに。
あまりにも娘が退屈そうにしてるんで、この前当たった図書カードで、『黒魔女さんが通る!!Part2』を買って手なづけ、「ごめん、ダイエー着いてきて」とお願いした。こちらは、さすが主婦の見方。『股上、たっぷり』などと、札に書いてある。おまけに、頼んでもいないのにストレッチ素材で、縦にも横にも伸びる。調子に乗って、スカートもはいてみたら、こちらも出っ張った部分を見事に隠すデザイン。ブラボー! ズボンとスカートを1着ずつ買うと、ほとんどお金がなくなってしまった。おかずは、ミンチとカボチャとラーメンだけを買って帰った。
大掃除の前に、また少しファイルを開いて、原稿を書く。プロットはできてるんで、あとは目に浮かぶようにシーンを書いていけばいいだけなのに、書き出しからつまってしまう。たぶん、ネタ帳とかアイデア練るのにこだわりすぎて、文を書くのが久しぶりだったかもしれない。これはやばい…。来年、勤めに出ても、一日15分でも20分でも、文を書くようにしようと思った。

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