【創作びより】

好きと好き

祝日で保育所が休みなんで、仕事もオフにしていた。久々に、土曜日を子供たち3人と過ごすと、これが疲れたぁ(笑) 仕事に行ってるほうがラクかもと思えるほど、おもちゃ散らかすわ、ケンカするわ、おなかすいたとピーピーさわいで、大変。
そんな中、また朝からパン作り。キッチンに立つと、作りたくてウズウズしてしまう。無心になって生地をこねてるとき、ふと思った。パンを焼くのがこんなに好きなら、これを童話にできないだろうか。好き(パン)+好き(童話)で、毎度体験してるウキウキが伝わらないやろか。そんなことを考えながら、これから書く童話には、○○してるシーンを必ず入れていこうかなぁなどと考えていた。
お昼からは、子供会のポスター作り。夫に頼んで、ボーリングのピンを描いてもらったけど、どうも少し違うような…。次女に「これ、何に見える?」と聞くと、「ビール!」と答えた。三女にも聞いてみると、こちらは「マヨネーズ!」だそうで、なんとかボーリングのピンに見えるように、イラストレーションであれこれしてみた。
夕飯の仕度をしてると、電話のベルが鳴ったんで、出てみると、東京の編集者さんだった。子供たちの体調はどうですか?と気にかけてくださる心遣いがとてもうれしい。
夫にかわると、うれしそうに世間話をしていた。いつも催促などはされないけど、思いついたアイデアを教えてくださったり、アドバイスをくださる。夫はまた貴重なことばをもらっていた。
子供たちが寝たあと、再びパンを焼きながら、ノートを広げる。もしも、電話をくださった編集者さんに児童文学を見せるとしたら、どんな作品がいいだろうと想像してみた。実際には、童話は出されてない出版社だけど、想像してみた。すると、今までの作品では、すべてダメな気がした。もっとしっとりした深い味わいのあるものでないと…。
たとえ想像でも、渡す相手が見えたことで、ラブレターのイメージが、今までの抽象的なものから、具体的なものになった。
今年は、今までのスタイルや発想をすべて捨てて、新しいものに挑戦していけたらと思う。

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