次女のノエル(20歳、自閉症A、サヴァン症候群)が特別支援学校を卒業してから、まる3年が経っていたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a6/f661181abddddd27bcf43dd1c79ebde1.jpg?1584139533)
先生が黒板に描いてくださったイラスト。力作です。
2016年の3月13日。卒業式の日、不安がなかったと言えば、ウソになります。
高校生のときは、計5か所の放課後等児童デイサービスに通っていたノエル。
春から、「生活介護」の事業所に月曜から土曜まで通うと、「行きたくない」と言わないだろうかと心配したものです。
学校にいる間は、教室間の移動もあり、体育の授業などで体を動かすことも多いけれど、卒業後は運動量が少なくなるということも心配材料のひとつでした。
当時は、運動をウリにする新しい事業所もたくさんでき始めていたのですが……、
私は開業から10年続いていて基盤の安定した「PASまいんど」さんを選びました。
小学6年生から放課後等デイサービスでお世話になっている安心感もあります。
結果……、大正解でした!
「行きたくない」ということもなく、機嫌よく通っています。
集中力が続かず、2階でのんびりしていることもあるそうですが、本人は居心地がいいようです。
親としては、自分の身の回りのこともできつ、会話や計算、文字の読み書きもできるので、「生活介護」ではなく、「就労継続支援B型事業所」で働けないかなぁと思ったりもしましたが、いま思うと、私の見栄だった気がします。
子どものことを考えるときは、子どものペースで。
ムリをせず、まずは、本人が安心して通える場所がいいのかなと思います。