【創作びより】

遠距離恋愛のような

5日。夫も下の子たちも、最後のお正月休み。わたしは、6日から初出勤。なにがなんでも、のんびり過ごしたいという思いが募る。
妹が3人みてくれるというんで、夫と二人で買い物へ。ダイエーでカーテンを見たけど、高かったぁ。思わず、染めよか…という話になった。
マクドでハンバーガーを食べたあと、スーパーで食品を買って、帰宅。お茶碗を洗い、洗濯ものをたたみ、さあっ、本当なら原稿を書きたいんだけど、アイロンがけだの、縫い物だの、やらないといけないことが山積み。前までは、そういうのを全部おいたまま、とにかく原稿に向かってた。でも、それではいろいろと問題が出てくることに結婚9年目にして、ようやく気づいた(笑)。
仕方なく、アイロンをかけながら、頭の中で、お話の冒頭部分を練り直していく。シーンが目に見えるように、読む人を物語の中へグイグイ引き込んでいけるように…。頭の中だけでも、ずいぶん楽しい作業だった。
明日からは、まったく違う生活が始まると思うと、少し緊張した。でも、どんな人たちと出会えるんだろうという期待感も強い。今まで創作どっぷりだったけど、少し離れて客観的になれたらいいなと思う。それで、書く時はグッと近づく。まるで、児童文学と遠距離恋愛になるような、そんな気持ち。キュンとせつない。実は、実際の生活でも、遠距離恋愛を経験している。いまだに、新幹線の改札口に近づくのを反射的に避けてしまうほど、せつなさが胸にこびりついている。その恋は、ぶじに成就して結婚し、今では3人の娘もいる。児童文学との恋も、どうか実りますようにと祈ってしまう。

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