さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ムハ(ミュシャ)美術館

2013年12月11日 | オーストリア・チェコ



この日の午前中はムハ美術館へ行きました。この大通りの向こうに国立美術館が
見える景色は何度通ってもホレボレします。



ムハ美術館は、このように街中心街の一角にあります。



残念ながら、ここでは写真の撮影が禁止。みなさんにお見せすることはできません。

撮影禁止の理由もわかります。たった1フロアで狭いのw
午前中たっぷりここで絵を見て過ごし、午後はホテルで昼寝かと思っていたら、
1時間もしないうちに見ちゃった。しかもゆっくりとw

一番奥で繰り返し放映していたムハの生涯のドキュメンタリー映画をたっぷり全部
見る。そのうち観光客が次々に入ってきて、結構な混雑ぶりでした。やはり人気
なんですねェ。特に女性。

男はきれいな女性を描いた作品が好きでしょう。んで女も、きれいな女性を描いた
ものが好きだったりしますよね。ムハは数限りない美しいモデルを描きました。
目の小さいの、大きいの、たれ目や目の細いの、少女から妖艶なおばさままで、
やせてるの、太ってるの、鼻の小さいの、鼻筋が通ったの、前を向いたのや横顔、
つんとしたり微笑んだり、陶酔している様子や物思いにふけった様子、花を手に
したり様々なドレスに身を飾ったり。

まあなんとなんと次々に美しい女性を自分の絵のなかに永遠化しようとしたことか。
そしてその追及は絶対に終わることはありません。どれだけ描いても、です。
だって痩せたのもいいし、太ったのもいいし、おとなしいのもいいし活発で明るいのも
いいし、小さいのもかわいいし大きいのも素敵だし、和食で日本酒もいいし
中華で紹興酒もいいし、イタリアンでワインもいいしタイ料理でビールもいいじゃない
で~~すか♪ ちと違うか?(^益^;



市民会館です。スメタナ・ホールがあり、「プラハの春」音楽祭では毎年「我が祖国」の
演奏をするんだって。聞いてみたいねェ。

 

その横に立っているのが「火薬塔」。もともとは王宮の門でしたが、17世紀にロシア
軍に包囲されたとき、火薬庫として使われたからその名前になったとか。



そろそろ主だった観光地はすべて見終わってしまいました。街をブラブラw



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