さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

王宮宝物館

2013年12月21日 | オーストリア・チェコ



ついにオーストリア滞在も最後日になりました。最終日はホテルをチェックアウトし、
王宮宝物館に行きました。前日の美術史博物館とコンビチケットを買ったのです。



大きな宝石がこれでもか!と盛られた神聖ローマ帝国の帝冠です。これがハプス
ブルク家にタナボタで転がり込んできたことから、オーストリア帝国の歴史が
始まったわけですねェ。



王位もそうですが、はるかにささやかなグループの「長」だって、やりたくないとか
関心がない、といった人に票が入り、やりたくてしょうがない人は人望がなかったり
するものですよね~。私はこんな服、着たくありませんねえ。票も入らないけど(^益^;



おにぎりよりデカイです。「ずんだクリームあんぱん」くらいでしょうか。
食べ物に例えるなって?それくらい縁がないってことでしょーかーw



ものすご細やかな細工。見ていると吸い込まれそうになって、しばらくすると目が
くらくら回ってきます。こんな財宝を王室に売り込んだ商人は儲かったでしょうが、
税金を取り立てられている国民はどうだかな~。

しかし面白いもので、ほとんどの国民は王室が大好き。お姫様や王子様たちの
縁談や子宝の話題、ゴシップなどは尽きることがなく、ちらっとでも見ることができれば
涙をためて手を振り、彼らは着飾って王宮で優雅に暮らすものだと思っている
わけです。

そういう人たちにとっては、腹が減っていても、そういう祭り上げたものを崇拝する
対象が欲しかったりするものなのかな。震災・原発事故で家や土地を失った人々が
沢山いるのに、原発を再開して東京オリンピックで莫大な施設建設費用を使ったり、
やたらに軍備増強をするほうが支持されていますからねェ。。。
いやいや、もっと身近に言えば、食費にこと欠くのにスロットにつぎ込んでしまったり、
借金してまで結婚披露宴を豪華にするとかか?喫緊の衣食住よりも心の潤い?
違うかなw(^益^)w



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