さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

函館二日目の夜は「居酒屋兆治」

2022年04月04日 | 北海道シリーズ


松風町で飲む二日目は、その名も「居酒屋兆治」。健さんである。映画では場末の
庶民的な居酒屋だが、ネットによればここは「少し高いけど立派な料理」だそうである。
どんなでしょ?


うわー。俺のあまり好きではない高級なつき出し。いたしかたない。酒はなかなかの
品揃え。昨夜の「山吹」は「酒を燗でね」と注文するような店で、それはそれで好き
なんだが、こういう全国の酒を選んでおいてあるところも楽しく飲める。知らない
名前は、おそらく地元のマイナーな蔵。「菜の花の沖」は、司馬遼太郎が函館の
伝説の名士、高田屋嘉兵衛の生涯を描いた歴史小説のタイトルだから、そりゃあ
函館の酒でしょう。東京では函館の酒を飲む機会はほとんどないが、近年北海道の酒は
飛躍的にうまくなっているので迷わずこの地酒を注文。なかなか旨いぞ!


魚は嬉しい「真ゾイ」。東京ではなかなか食えないぞー。これに合わせて同じく地酒の
「郷宝」を注文。読み方がわからない。「ごっぽう」と読むそうです。


なかなか印象的に旨いので、喜んでいると酒瓶を見せてくれました。有名な田酒や
メ張鶴などよりお値段は高い。函館の酒だっていうのに驚くよね!でも、全然引けを
とらないぞ。あまりフレンドリーな感じの店ではないが、酒や魚に喜んでいると
雰囲気がほころびました。昨夜の「山吹」は吉田類、ここ「居酒屋兆治」は太田和彦
好みという感じでしょうね。


「うまづら」。北海道では好物の白身魚が充実しているのだ♪
続けて「大雪の蔵」。これは旭川の酒だそうです。ううむ、旭川の「上川大雪」を
飲んだときにはあまりの旨さに驚いたものだが、旭川の「大雪」かぶりで関係あるのか?
しかし・・・先ほどの「郷宝」が感動的だっただけに、期待ほどではなかったな。。。
ま、そういうこともある(^益^;


カニがあるとなればいきましょうー。量は少ないが、身がとてもしまっていて極上品。
この店はネタが高級なんです。でもお値段は言われるほど高くはないよ。東京だったら
すごい値段になるような品揃えです。


最後の〆には海苔のおにぎり。合わせるには芋焼酎でさっぱり^^


おー、シャケ入りではないかー♪


スナック「華ぐるま」や、森進一のか?「北の蛍」にも惹かれたが、このときゃ
Bar Dioにしました。少し静かに行きたいときはバー♪


オーセンティックなバーだとバーテンダーの対応はほどほどで、雰囲気を見て
そっとしておいてくれる。しかしここはもう少しフレンドリーな店で、若いバイトの
お嬢さんとお話を楽しんだ。「私も一杯頂いていいかしら♪」なんて、バーよりも
違う方向の店のよう^^;お決まりの函館の話題から、苦労しながら頑張っている
お話となるw

しばらくしたら他のお客さんもやってきて、オーナーの(?)最上もが似のおねいさん
も登場。なかなか楽しい店でした。


昨夜と同じく時間が遅くなり、結局歩いてホテルに帰ることとなりました。



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