さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ロプコヴィッツ宮殿のコンサート

2013年12月10日 | オーストリア・チェコ



プラハ城は、場内だけで小さな街のように広い。一日でざっと回ると疲れます。

  
少年の裸像、一部分だけが金色ですね。観光客が次々に触るからです。
特に女性が触りたがっており、みんな握って記念撮影をしております。その度に
キャアキャア騒いでおります。中にはゴシゴシしごいているツワモノのおばさんも
おりました。。。

別にその部分を見たからではありませんが、私はしっしがしたくなりました。
プラハ城内は混雑していて、WCが見つからなかったのです。城を出たところで
ありました。さっそく入ろうとすると、入り口におばさんが仁王立ちしており、50円
ほどの料金を請求しました。

しかたねえ、と小銭入れを取り出すと、あいにくコインがありません~。札を出すと
「おつりは出さないわよ!」ときたもんだw

          
           しっしに大きいお札ってひどくね?w(゜曲゜)w

むうう。美術館でおつりがやたらに細かいコインで返されてむっとしたのだが、
トランプのババでも持っているような気分で、さっさとまとめて使っちゃったのが
失敗だった。


           
            ふ~んだっ!意地でもしないもんねっ‼‼

 …しかしどこかでせんと落ち着かん。少々迷いつつ歩き出すと、目の前がロプコ
ヴィッツ宮殿。ここではクラシックのコンサートがあるのは知っていたが、ちょっと
観光客向けだし、ザルツブルクでも続けて宮殿コンサートに行ったので、入る気は
なかったのである。

 通り過ぎようとするとき、入り口できれいなスタッフのお嬢さんが声をかけてきた。
「宮殿のコンサートはいかがでしょう?建物のなかもきれいですし、素敵ですよ♪」と
きたもんだ。そーかー(^益^)しっしもなかですればいいんだ^^;と考える。

 コンサートに加えて、中にある絵画館や、カフェでの軽食などもセットにすると安い
という。それはいらん。コンサート開始は都合のいいことに15分前。会場の入り口
でトイレの場所を聞く。それがねー、絵画館を通り過ぎる。いくつもあるすべての
部屋をだよ!そしてほぼ全部を回り終わってその地下にあるんだよ!

 トイレに行くためにタダで絵を見られてしまうわけだが、まもなくコンサートが始まる
わけだから見ているわけにはいかない。「もったいねー」と思いつつ、ずんずん
歩いて歩き続けて15分ぴったりで往復することができました。疲れた…w



素晴らしい天井画の部屋でコンサート。首が疲れて天井を見ていられないんですけど。



ピアノとヴァイオリンでした。10曲あまり、ポピュラーなものばかり。「トルコ行進曲」
だとか「エリーゼのために」だとか、しっかりと演奏されるのを聴いたのは初めて
だったと思います^^



帰りは歩いてプラハ城の山を降りました。とちゅうに物乞いが。こちらではこのような
ポーズで頑張るのが基本らしいです。いかにも「お願い!」という雰囲気が出て
いますよねェ。俺ならこうやって一日中這いつくばっているより仕事探すほうに
時間を使えば、と思うけれど、いくら探しても見つからず、とりあえず腹が減って
しまっているのかもしれませんね…。




ホテルの前に戻ったらビール^^ 椅子の背もたれにシュヴェイクが微笑んで
いました。2杯飲んで、目の前にぶらさがっている硬いパンを食べて500円(^益^)b



コメントを投稿