・どこまで楽しめるか墨

連休最終日の6日から始まった「墨遊会水墨画展」も11日の日曜に閉幕。夕方5時半から撤収準備に入り、ほんの30分ほどで床の掃き掃除まで完了した。6日間ののべ来場者は700人ほどと、前回を少し上回った。差し入れの菓子や祝いの花もたくさんいただき、初めての出展者も主催者も、ほっと胸をなでおろしたのだ。

福生駅近くの居酒屋での慰労会も楽しく、ひと仕事終えた気分でたっぷり飲んだ。店内、道路側の窓おおいには何故だか俵屋宗達の風神雷神図屏風の複製がかかっていて、居酒屋になにゆえと思ったけれど、何だかグループ展の打ち上げに花を添えてもらったようで面白いね、と場がにぎわう。雲の表現は墨のたらしこみ技法かも、と少し専門的な話も広がる。

よし、来年こそはもう少しましな絵が描けるように明日から心を入れ替える、と酒の上での決意とはいえ、一緒のテーブルの仲間の意気込みがたのもしく、明けて月曜には何名かで早速スケッチに出かけると聞いた。こちらは都合がつかないけれど、来年に向けた1枚を今度の土曜のお稽古日に見せてもらうのだ。