牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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これもライフハック? 減塩の波は料理酒にも来るのか?

2015-02-26 10:00:00 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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「減塩○○」が出るのでしょうか。

日経朝刊の記事、です。

食品大手、「減塩」を拡充 即席麺・ハム・調味料

食品メーカー大手が塩分を抑えた商品やメニュー提案を拡充する。エースコックは国立の医療機関から認定を受けた即席麺を発売した。丸大食品は塩分を控えめにした商品数を3倍に増やす。厚生労働省が4月からナトリウム(食塩相当量)の望ましい摂取量基準を引き下げることもあり、健康意識の高い消費者の「減塩」ニーズを取り込む動きが広がりそうだ。


記事によれば、厚生労働省は来る4月から望ましい一日当たりのナトリウム摂取量を男性は現在の9g未満から8g未満に、女性は同じく7.5g未満から7g未満に見直すなど、減塩意識を高める、そうです。

以前、健康診断の際に「ランチについてくる漬物を全部食べる、のはやめた方が良い」という指導を受けたこともあり、「減塩○○」は気になっていることもあり、スーパーなどでも「減塩しょうゆ」などに目が行きます。

これからますます「減塩○○」が流行るのかなぁ、と思いつつ、「どうなるんだろう?」と気になったのが、、、、、、

こちら
(ごめんなさい、スーパーで撮りました。怪しい!!!)

「料理酒」です。

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、「料理酒」というのは文字通り料理に使うお酒ですが、酒税法上のお酒ではありません。

アルコール度数そのものは13度とかしっかりあるのに、なぜお酒でないのか?

それは「不可飲処置」、すなわち、お酒として飲めないような処置がされているからなのです。
(法律の話なので、「不可飲処置」も具体的に定められています。)

こちら

料理酒の場合、具体的には塩分が加えられているのですが、これが結構な量なんです。
(飲めないように処置するわけですから、飲めないくらい塩辛い

キッコーマンのホームページによれば、15ml(大匙1?)あたりナトリウム分で145.0mg。
減塩醤油の460.0mgに比べれば少ないですが、料理に無意識に使うと減塩どころではなくなります。

ただ、塩分を控えめにすると「不可飲」でなくなるので、お酒になってしまいます。

もともと、「酒税がかからないので安くなる」「酒販免許がない商店でも売れる」ことなどが開発利用のようですが、後者については現在はスーパーやコンビニの多くでお酒を売っている状況。
健康志向の中、普通の醤油よりちょっと高い「減塩しょうゆ」が売れている状況からすると、(安い)普通のお酒を使うようになるのかもしれませんね。

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