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牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

ふるさと納税で見つけた浅草・吉原(千束)の「千草屋」さん

2025-07-23 16:56:23 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)





シリーズもの「江戸東京佃煮紀行」リスト
先週は番外編的に都区部のふるさと納税で初耳!の千草屋さんをリストアップ。



「べらぼう」でホットな吉原界隈なのでひとっ走りしてこよう、と記しましたが、実際に行ってみた。





吉原大門からグイッと曲がって伸びるメイン通りと並行した通り(←恐らく吉原エリアの南東側の縁)の中ほどにありました。
遠目には町の洋服屋さんとか雑貨屋さんで、近くに寄ると「浅草 千草屋」「佃煮処」などの文字と、店内のショーケースに袋詰めの佃煮がディスプレイされています。

全体としてさっぱりとした問屋的な風情。「おばあちゃんが選んだ!」的な表現があるのでセレクトショップ系でしょうか。
そう思って、「何にしますか?」と聞かれた際、勇気を出して(そして意地悪っぽくなく)「この中でこちらで作っているのは?」とお聞きすると「葉唐辛子!!」ということでそれを頂いてきました(分量の割には強気側の価格設定)。





包んでいただきながらお聞きするに、元々は戦後この地で呉服屋を開業し、平成に店を畳むことになった際に佃煮屋として第二創業、お孫さんが引き継いで今の佃煮屋さんになっているとのこと。
オリジナルの「葉唐辛子」以外は目利きをしてラインナップを揃えているそうです(むしろその中の「焼生姜」がお店の一押しとか←次は買ってみますね)。

自分の前にいたお客さんは「べらぼう」観光で寄られた感じでしたし、吉原大門からのメイン通りには蔦重のお店(耕書堂)を模した観光スポットが出来ていて、こちらも観光客でにぎわっていましたが、これらに直交する通りに入ると、まさに吉原というお店が立ち並び、午前中だというのに送迎用?のアルファードがずらりと並んでいます。
自分はジョギングでスタスタ走り去れますが、観光客とかちょっと困っちゃうかも。

というか、お店(特に吉原の客)も観光客どちらも楽しいとは思えませんが、役所の観光部局とかNHKとか、どう考えているんでしょうね。


江戸東京佃煮紀行

その24:吉原「千草屋」(この記事)
その23:日本橋蛎殻町「遠忠食品」
その22:柴又「柴又丸仁」
その21:日本橋室町「日本橋貝新」

その20:三ノ輪橋「安井屋」
番外編:自宅で佃煮を作ってみた
その19:土浦「田中屋川魚店」
その18:築地「江戸一」
番外編:麻布「佃可祢」
その17:佃島「佃源 田中屋」
その16:築地「佃茂」
番外編:茅場町のあおさの佃煮

その15:深川牡丹町「佃屋」
その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」
その13:鳥越「入舟屋(入船や)」
その12:厩橋「海老屋総本店」
その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」
その9:吾妻橋「海老屋総本舗」
その8:四谷「有明家」
その7:佃島「つくだに 丸久」
その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」
その4:佃島「天安本店」
その3:新橋「玉木屋」
その2:東上野「鮒藤商店」
その1:浅草橋「鮒佐」




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記録/記憶になってしまった、吾妻橋「海老屋總本舗」さん

2025-07-17 11:29:31 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
<href="http://sake-masumoto.co.jp/">

                           【公式HPはこちら↑】


久々に涼しかった週末、本郷の山と上野の山を越え、ジョギングで隅田川まで。

最初の坂は真砂坂。
登り切った本郷三丁目の交差点で、「この辺のお店もみんな変わってしまったなぁ」と思いながら、「本郷もかねやすまでは江戸の内」の「かねやす」に目をやると、そこは今やどら焼きの和菓子屋に。
まさか“かねやす”までが姿を変えるとは。

ちなみにそこから湯島への下り坂、交差点の「三原堂」は健在でしたが羊羹の「藤むら」はなく、最中の「壺屋」は残っていたものの煎餅の「竹仙」も見当たらず。
湯島への坂を下ると、コロナ前に姿を消したすき焼きの「江知勝」は背の高いマンションになっていました。

そんなこんなで隅田川。吾妻橋を渡って「せっかくなので」と以前もお訪れた橋のたもとの海老屋總本舗さんへ行ってみたのですが、お店がない、というか駐車場になっていますよ。
うーん、思い違いかなぁ。

自宅に戻ってから調べてみると、どうも倒産されたようです。





有名デパートさんなどにも展開していた海老屋總本舗さんも時代の流れに飲まれたのでしょうか。

こちらで触れたのは2021年11月でしたが、記事にしといてよかったです。




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佃煮に「べらぼう」吉原の記憶はあるのかな?

2025-07-14 11:08:53 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)



先日佃煮紀行で触れた日本橋蛎殻町の遠忠さんですが、お店の中に「中央区のお土産品として認定」的な説明がありました。

そこで思ったのは「そうか、佃煮って江戸土産っぽいし、23区とかのふるさと納税で佃煮を出していたりするのかな」ということ。
好奇心に任せてふるさと納税サイトで検索してみました。




東京というキーワードを入れたのに富津とか福岡とかも入っていますが、ヒットした中で都区内のものは4軒でしょうか。
台東区の鮒佐さん、荒川区の安井屋さん、台東区の柳ばし小松屋さん、これまた台東区の千草屋さん。

鮒佐さんと安井屋さんは既に記事にしていますね。
また、柳橋の小松屋さんは三越にお店を出していたり結構有名で、行こうかなリストに載せています。
でも、千草屋さんは、名前すら初めてだった。



千草屋さんの住所は台東区千束。今年の大河ドラマ「べらぼう」でホットな吉原界隈(というか、まさに吉原?)ですね。
吉原の記憶が佃煮に残っているのでしょうか。週末ジョギングがてら、ひとっ走りしてこようかな。



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思いのほか醤油が効いた塩辛い系佃煮でした。日本橋蛎殻町「遠忠食品」さん

2025-07-07 11:31:57 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)



渾身のシリーズもの「江戸東京佃煮紀行」のリスト


色々と佃煮屋さんを巡っていて、幾つかのジャンルに分けられるような気がします。

①古くから佃煮で有名な老舗
②町の佃煮屋さん
③昨今、新しく立ち上げたられたお店
④古くから佃煮をOEM的に作っているお店が小売りを始めたお店
⑤その他

などでしょうか。
もちろん、①と②などは微妙な区分だったり、④も小売りを始めた時期によっては老舗的になっているのですが、ざっくり言ってこうかな。

で、週末に走って行ったこのお店は、④のパターンでしょうか。





日本橋蛎殻町にある「遠忠商店」というお店。
紺の日よけ幕などは老舗感が出ていますし、看板の右側には「大正弐年創業以来の」とあって古そうな感じですが、お聞きしてみると創業以来海苔の佃煮等のOEMがメインで、このお店をオープンしたのは2010(平成22)年とのこと。

看板の左側にもありますが、佃煮に加えオーガニック食品も扱われている中、一角に佃煮コーナーが。
量り売りはないのですが、量り売りのようなポリ容器に小分けされたものや「EST.1913」とアピールしているパウチ入り、あるいは瓶詰めなど色々な種類があります。
小売りを始めるに際し色々と考えられたのでしょうか。



それぞれ買ってみた。

価格は比較的お手頃なのかな。




まずは葉唐辛子を頂きました。
この手のお店は塩辛さ控えめで甘みもあるものが多い印象があるのですが、この葉唐辛子は、なかなか醤油の効いた、塩辛い系のお味。

他のものはどうなのか、楽しみですね。


江戸東京佃煮紀行

その23:日本橋蛎殻町「遠忠食品(この記事)
その22:柴又「柴又丸仁」
その21:日本橋室町「日本橋貝新」

その20:三ノ輪橋「安井屋」
番外編:自宅で佃煮を作ってみた
その19:土浦「田中屋川魚店」
その18:築地「江戸一」
番外編:麻布「佃可祢」
その17:佃島「佃源 田中屋」
その16:築地「佃茂」
番外編:茅場町のあおさの佃煮

その15:深川牡丹町「佃屋」
その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」
その13:鳥越「入舟屋(入船や)」
その12:厩橋「海老屋総本店」
その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」
その9:吾妻橋「海老屋総本舗」
その8:四谷「有明家」
その7:佃島「つくだに 丸久」
その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」
その4:佃島「天安本店」
その3:新橋「玉木屋」
その2:東上野「鮒藤商店」
その1:浅草橋「鮒佐」






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三越で見知らぬ佃煮屋さんを発見!柴又帝釈天「柴又丸仁」

2025-04-14 14:35:22 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)



渾身のシリーズもの「江戸東京佃煮紀行」のリスト

主だったお店には一度は行ったのかな?という気もします(←まだ書いていないところもあるけど)が、先般日本橋の三越さんに赴いた際、店頭量り売りをしている見かけない佃煮ブースがあるのを発見しました。





「柴又丸仁」というお店で、聞くに本店は柴又帝釈天の参道にあるそうです。
ネットで見ると昭和36年創業ということなのでそんなに古いお店ではないようですが、三越の他にも東武池袋本店にお店を出しているようで、なかなかのやり手ですね。

柴又ですと裏には江戸川もあるし葛飾区は野菜もとれるし東京湾にも近いし、と色々な佃煮を作っているようですが、「あさり」が売りということで味見間隔で50gほど量ってもらってきました。
(戻って包みを開けると本当に少量ですね。けち臭くてゴメンなさい)








江戸前で超辛い?と思いきや、甘めの優しい味付けで、ふっくらとしていることもあり「生っぽい」感じで日本酒のつまみにイイ感じです。

今度は柴又の本店まで走って見に行かねば。

江戸東京佃煮紀行

その22:柴又「柴又丸仁」(この記事)
その21:日本橋室町「日本橋貝新」

その20:三ノ輪橋「安井屋」
番外編:自宅で佃煮を作ってみた
その19:土浦「田中屋川魚店」
その18:築地「江戸一」
番外編:麻布「佃可祢」
その17:佃島「佃源 田中屋」
その16:築地「佃茂」
番外編:茅場町のあおさの佃煮

その15:深川牡丹町「佃屋」
その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」
その13:鳥越「入舟屋(入船や)」
その12:厩橋「海老屋総本店」
その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」
その9:吾妻橋「海老屋総本舗」
その8:四谷「有明家」
その7:佃島「つくだに 丸久」
その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」
その4:佃島「天安本店」
その3:新橋「玉木屋」
その2:東上野「鮒藤商店」
その1:浅草橋「鮒佐」






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本当にまだ書いていなかった?佃煮紀行21「室町 日本橋貝新」さん

2025-02-28 11:59:20 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)



先日、お酒関連の本の記事をリスト化してみましたが、ネタにしたいと思ってまだ御紹介していない本も結構ありました。
同じことを思って、こちらも渾身のシリーズもの「江戸東京佃煮紀行」のリストを見てみた(記事の末尾にアリ)。

すると、昨秋に書いたつもりの佃煮屋さんの記事がないことに気づきましたので、今日はそのご紹介。

発端は何年に一回か、週末開催×ジョギングの際に気が付けば寄っている「べったら市」。
昨秋も行ったのですが、その際、べったらに加えこんな屋台も出ていました。




「つくだ煮 日本橋貝新」とありますよ。佃煮紀行としては立ち寄らずを得ませんね。

お店の人と「そういえば貝新さんってデパ地下とかでもお名前見ますよね」👤「ウチは日本橋のコレド室町の裏にあるんですよ」などと噛み合っているようないないような会話をしながら、べったら市の目玉というセットを購入して帰りました。

それからしばらくしての週末ジョギングで室町の方を通りかかったので、寄って見ると、確かにお店がありました。








残念ながらお休みでしたが、思い出して冷蔵庫の中のべったら市で買ったセットを頂きました。





貝新という名前の通り、貝(蛤やあさり)のしぐれ煮がスペシャリテのようで、甘辛い味付けはご飯にもあうしお酒のおつまみにもぴったり。
(佃煮界のLVMHともいえる浅草橋の鮒佐に比べると控えめな塩辛さ)

どんな歴史なのかな、とネットを見たら、桑名の発祥(だから蛤とかなんですね)のようですが、驚きの事実も判明。
自分がお店の人に「デパ地下とかでもお名前見ますよね」と言っていた貝新は実は「銀座貝新」
ご縁はあるようですが、違うお店だったんです。

浅草橋の鮒佐と日本橋の鮒佐とか、前も書きましたが海老屋總本舗とか総本店とか、佃煮屋さんというのは歴史が古いだけに色々あるんですね。

日本橋の貝新さんには失礼しました!とともに、銀座貝新さんも試してみねば。
(うーん、ここまで来てこんな記事書いた記憶もあるんですよね)


江戸東京佃煮紀行

その21:日本橋室町「日本橋貝新」(この記事)

その20:三ノ輪橋「安井屋」
番外編:自宅で佃煮を作ってみた
その19:土浦「田中屋川魚店」
その18:築地「江戸一」
番外編:麻布「佃可祢」
その17:佃島「佃源 田中屋」
その16:築地「佃茂」
番外編:茅場町のあおさの佃煮

その15:深川牡丹町「佃屋」
その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」
その13:鳥越「入舟屋(入船や)」
その12:厩橋「海老屋総本店」
その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」
その9:吾妻橋「海老屋総本舗」
その8:四谷「有明家」
その7:佃島「つくだに 丸久」
その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」
その4:佃島「天安本店」
その3:新橋「玉木屋」
その2:東上野「鮒藤商店」
その1:浅草橋「鮒佐」






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今度はあさりの佃煮を買いに来ます!@三ノ輪橋「安井屋」さん

2024-06-03 11:39:32 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
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週末のだらだらジョギング。

ルートは気まぐれですが、「佃煮紀行」という分類にもなっているテーマもあるし、「電車一本で帰ることができるエリア」とか「行ったことのない神社仏閣にお寄りする」、「河川(旧河川)・掘を辿る」などの隠れテーマも。

特に最後の河川を辿るというのは、アップダウンがないし、特に暗渠になっている場所などは走って(歩いて)始めてわかる感じなので探検ぽくってなかなか面白い。

前置きが長くなりましたが、この週末は浅草寺まで行った後、この辺りで隅田川に注ぐ「音無川(山谷堀)」を辿って上流側へ。


この先が隅田川


上流側

この辺り(山谷堀)は、江戸時代は吉原遊廓への水上路として、隅田川からの舟が行き交ったという江戸な場所ですが、その後埋め立てられ、現在は吉原大門の辺りまで遊歩道になっています。

で、この川(水路)、水源は石神井川で、王子のところで堰き止めて分流されているのですが、その途中、「三ノ輪橋(この橋も音無川にかかっていた橋)」の辺りで別のテーマの「佃煮屋さん」を発見。





こちら、都電の三ノ輪橋駅の脇にある昭和レトロなアーケード商店街「ジョイフル三ノ輪」の入り口にある「安井屋」さん。

店構えは比較的新しいですが、佃煮の入ったショーケースが並んでいるのは「いかにも」佃煮屋さん。

「詰め合わせ」も充実していて悩んだのですが、くるみ小女子を買って帰りました。





甘すぎず辛すぎず、ご飯のお供というよりマイルド系の酒の肴といった感じ。

お会計の際、「いつ頃からやっているんですか」とお聞きしたら「昭和2年から!」ということ。

で、「ずいぶん古くからですね!」と言ったら、返す刀で?「ウチの看板は『アサリの佃煮』ですよ」と言われました。
反射的に「今度買いに来ます!」とお答えしちゃったので、また今度来なきゃ。


江戸東京佃煮紀行

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佃煮紀行もGWスペシャル!! 巣ごもりお家編。

2024-04-30 11:55:28 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
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佃煮紀行GW編?

連休前半が終わりました。
遠出等をしたわけではありませんが、普段の週末はルーチンがあったりなので、「+1」のお休みがあるのは気分的にゆったりしますね。

午前中、棚の整理していて、古くなった海苔を発見。


東京大神宮で頂いた神饌の海苔。

日曜の夜、ちょっと料理をば、と思い立ちました(これぞ心の余裕)。



まずは細かくちぎって、、、、水に浸します。
半切りサイズを5枚やってみた。お鍋のサイズが分りにくいのですが、10cmくらいのココット。)



酒、みりん、醤油、砂糖などで煮詰めます。


そう、トライしているのは海苔の佃煮です。

20分くらいに詰めると、イイ感じに。



小皿にとって、、、


はい、GWスペシャルの雲丹のアペリチフと共に。





いや、海苔の風味がちゃんと出ていて、手前味噌ではなく本当においしかったです。
若干弱気になって醤油も砂糖も控えめだったのですが、量を試せばキリリとしたのもご飯のおかずっぽいのも色々作れそう。
(ネットのレシピなどでは「干し椎茸の戻し汁を」というのもありました)

ただ、どこかで飽きそうな気もしますね。
やはり、佃煮は走って買いに行くのがいいかな。



江戸東京佃煮紀行

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マラソン帰りに田中屋川魚店さん@土浦

2024-04-22 11:28:17 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
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佃煮紀行も東京を飛び出し、茨城まで。





土浦の田中屋川魚店さんです。

何故土浦か?ですが、今を遡ること数年前のこと。
土浦がスタート/ゴールになっている「かすみがうらマラソン」に出た際の参加賞(地元名産品)として、この田中屋さんの佃煮を頂きました。

美味しい佃煮で、ホームページを見ると鰻の白焼きもやっているということで頼んだらこれがまたGOOD!、以降、現在まで何度か注文しています。

そんな中、一昨年の「かすみがうらマラソン」で、帰りの特急まで時間があったので、思い立って実店舗をお訪ねし、今年もまた帰りにお寄りしたものです。



かすみうらマラソンのフィニッシュゲート(スマホを持たずに走ったので、着替えてビール飲んで帰りがけに)。



そうそう、地元のクラフトビールの醸造所(昔は酒蔵だったそう)の出店もありました。


田中屋川魚店、今年もおかみさんがあたたかく迎えて頂きました。
(実は先週注文していたので、昨日は佃煮を2つ3つ買って帰った)。

江戸前の「辛い!」というものではなく、甘めの優しい味で、特に白魚などは単独で肴になるイイ感じです。

マラソン自体は撃沈でしたが、来年、リベンジを果たしてまたお寄りしますね!!


江戸東京佃煮紀行

その19:土浦「田中屋川魚店」(この記事)

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インバウンドで大混雑の築地。場外にも佃煮屋がありました築地「江戸一」さん。

2024-04-15 11:17:05 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
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ちょっと前の週末、銀座から築地へと走り抜けたのですが、皇居もさることながら、こちらもインバウンドなどで大変な人出です。
築地には知り合いのやっている立ち飲みワイン/日本酒バーがあって、観光客対応で朝もやっていると聞いていたので顔でもみようかなとと思い、場外エリアに入ったのですが、押すな押すなの大混雑。

やっとの思いで店に着いたのですが、知り合いは不在で残念。
人混みにも辟易したので場外の場外へと脱出中、こんなお店がありました。




佃煮煮豆製造工場直売
築地江戸一本店



築地で佃煮屋さんと言えば、先日新川の旦那に教えて頂いた築地本願寺前の「佃茂」さんがありますが、場外にもあるんですね。

店内は明るく、佃煮の鉢が入ったショーウインドウがあるわけでもなく真空パックに入った佃煮が所々にカゴに入って並んでいるなど、店構えは佃煮屋さんというよりもお土産屋さんなのですが、「築地で唯一の佃煮製造工場直売店」とか「大正3年創業の東京築地の佃煮屋」とからしい。
(「江戸一」という名前からは老舗感はあまりなく、製造工場から小売りへ転換、という感じでしょうか)

せっかくなので「くるみ小女子」を買って帰りました。





で、実際に食べたのはこの週末。
くるみ/小女子ともしっかりとしているのでご飯のお供というより、泡物のアペリチフとして蛤のワイン蒸しと共に。








甘さとしょっぱさのバランス的には甘さがそう目立たない江戸前ですね。
ご飯や日本酒のお供としてはもうちょっと味がキイていてもよさそうですが、今日の食事にはこれくらいがちょうど良いかな。
別の佃煮も食べてみたいです。

先に触れた築地の「佃茂」さんにはぜひ再訪したいと思っているのですが、その時にこちらにも寄ってみましょう。


江戸東京佃煮紀行


その18:築地「江戸一」(この記事)

番外編:麻布「佃可祢」

その17:佃島「佃源 田中屋」

その16:築地「佃茂」

番外編:茅場町のあおさの佃煮

その15:深川牡丹町「佃屋」

その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」

その13:鳥越「入舟屋(入船や)」

その12:厩橋「海老屋総本店」

その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」

その9:吾妻橋「海老屋総本舗」

その8:四谷「有明家」

その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

その1:浅草橋「鮒佐」




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佃煮屋さん発祥でしょうか? 麻布十番「佃可祢(つくかね)」さん

2024-04-06 17:38:59 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
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                           【公式HPはこちら↑】



最近の週末ジョギングはコースもペースも距離も行き当たりばったりだったので、今日は久々に皇居を周回





ペースを意識せずに自然に走ったのですが、以前よりも1キロペースにして15秒くらい遅くなっているし、疲れは出るわで嫌になって離脱。
(花見客で混雑していたのは言い訳、にはならないよなぁ)


昨年閉鎖も未だに建設のめどが立っておらずそのままの国立劇場。
深く考えず?に閉鎖を決めた人間界はさておき、桜は今年も変わらず春に満開を迎えています。


そこから思い立って気の向くままメトロ南北線の経路を走っていたら、麻布十番の辺りでこんなお店が。





佃?祢とあります。

?の部分は、たぶん変体仮名の「か」かな?

これ

「佃」の字がついていますから、佃煮屋さんでしょうか。
閉まっているなので残念!!



営業時間(曜日)は?と思い、店の脇を見ると、パート募集の貼り紙。





店名にはルビが振ってあって、やはり「つくかね」さん。
ただ、上の貼り紙からしてお弁当を作っているようです。


自宅に帰ってからネットで見ると、地元で親しまれているお弁当のお店のようです。
(ネットでは「か」が「加」の「佃可祢(つくかね)」として出ている)


でも、屋号「佃可祢(つくかね)」ですから、佃煮屋さん発祥の可能性大ですね。
あるいは今でも佃煮も作っているとか。


今度開いているときに聞いてみたいなぁ。
(教えて!偉い人)

と、いうことで江戸東京佃煮紀行の番外編として残しておきましょう。


江戸東京佃煮紀行

番外編:麻布「佃可祢」(この記事)

その17:佃島「佃源 田中屋」


その16:築地「佃茂」

番外編:茅場町のあおさの佃煮

その15:深川牡丹町「佃屋」

その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」

その13:鳥越「入舟屋(入船や)」

その12:厩橋「海老屋総本店」

その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」

その9:吾妻橋「海老屋総本舗」

その8:四谷「有明家」

その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

その1:浅草橋「鮒佐」






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ご紹介が遅れましたが、佃島の定番「佃源 田中屋」さん

2024-02-24 11:20:30 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
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先週末、豊洲「千客万来」まで走っていった際に寄ったのがこちら。





新川から中央大橋を渡った佃島の佃煮屋さんです。
いかにも、という風情ですね。
店内はこれまた「いかにも」で、ショーウィンドウの中に佃煮が入った塗り物が並んでいます。

お店の家の看板には「本家 佃煮 佃源」とありますが、左側の幟には「佃源 田中屋」とあります。





お店の中もその表現になっているので、そうなのでしょう。

で、しらすの佃煮を買って帰ってきました。



(レシートも「佃源 田中屋」ですね)


お値段は100グラムで税込み750円。
良心的というか、これが標準ですよね。

で、肝心のお味なのですが、諸般の事情でまだなんです。
今週中には頂いて書き込まねば。



その17:佃島「佃源 田中屋」(この記事)

その16:築地「佃茂」

番外編:茅場町のあおさの佃煮

その15:深川牡丹町「佃屋」

その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」

その13:鳥越「入舟屋(入船や)」

その12:厩橋「海老屋総本店」

その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」

その9:吾妻橋「海老屋総本舗」

その8:四谷「有明家」

その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

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その2:東上野「鮒藤商店」

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新川の旦那に教えられ、築地「佃茂」さん。

2024-01-16 11:10:20 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
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調べて行くというより、ジョギングしていて「犬も歩けば棒に当たる」的な行き当たりばったりが多い佃煮紀行ですが、今回は目指して行きました。





新川酒問屋の左の旦那から「築地『佃茂』はご存知でしょうか?」と教えて頂いたお店です。
築地だと、築地市場(場外)の諏訪商店さんは以前お寄りしたことがある(写真とかを取っていないので今度再訪したい)のですが、この「佃茂」さんは新大橋通り沿いで築地本願寺のお隣
何度か前を通ったこともあるのですが、ビルの一階で、ショーウインドウが出ているわけでもないので気がつきませんでした。





お店の左には年代を感じさせる石柱が立っています。 ホームページによれば創業は安政3(1856)年ということなので、その頃のものかもしれませんね。

店内のショーウインドウは、佃煮の箱が並んでいるのではなく、見本的に小皿に載った佃煮が並んでいてそこから選ぶ仕組み。
ほぼ同系統の味だった鳥越「入舟屋(入船や)」と東上野の「鮒藤」さんとの比較として、「あみ」を購入(「のり」も)。
「土曜日なのでサービス」とおせんべいも頂きましたよ。





早速頂きました。
「甘い!」というのが第一印象。でも甘さが残るのではなく、さっぱり系。
また、「ふわふわ」というより、しっりしっり味がついていて、でも固くはありません。

結構好きかも。
甘辛でいうと醤油の(塩辛さ系の)パンチの利いた傾向が好きな家人も、「これ、美味しい」と言ってました。

杉折とか曲げ物とかもあるし、これらのお値段も結構リーズナブル。
(杉折で、内心「LVMHの佃煮」と呼んでいる某佃煮屋さんの50gパックより安い!!)

行きやすい場所だし、季節ごとにお寄りしてみましょう。
教えて頂いた新川の左の旦那にも感謝、です。


【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】

その16:築地「佃茂」(この記事)

番外編:茅場町のあおさの佃煮

その15:深川牡丹町「佃屋」

その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」

その13:鳥越「入舟屋(入船や)」

その12:厩橋「海老屋総本店」

その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」

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その7:佃島「つくだに 丸久」

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今回は番外編。あおさ佃煮@茅場町の海藻問屋。

2023-12-23 10:32:40 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
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                           【公式HPはこちら↑】



所用で新川に赴いた帰途、お昼を食べようと茅場町方面を歩いていると「あおさ佃煮」と書いた看板を発見。





佃煮紀行家?としては見過ごせず、近寄ってみると「海藻店」とあります。
昭和の香りのする引き戸を開け、「こんにちは」と言って店内に。

奥からお店の方が出てきたので「表に『あおさの佃煮』と書いてありますけど、それ下さい」というと、包みながら、脇にある(海藻のままの)あおさを指し、「これ、このあおさから作るんだけど美味しいんだ」と。

せっかくなので日高昆布もお願いすると、今度は机の下の包みを指し「この昆布はこれを切ったんだ」と。

色々と説明をお聞きしたり、生わかめのサンプルを頂いたり。



戦利品


帰りがけ、「また来まーす」というと、「お向かいに田中貴金属の本社を建てている途中(←昔はここにあったらしい)なんで、今度は金を買いに来てよ」ということでした。

いや、それは、、、、、今度は金の昆布ともいえる日高昆布の隣にあった利尻昆布を買いに来ますね。

佃煮屋さんではないので番外編ですが、佃煮紀行でした。

あおさの佃煮ですが、これぞ海苔の佃煮!という感じでご飯のお供にピッタリでした。
海苔の佃煮、「佃煮紀行」で巡っている江戸前系の佃煮屋さんではあまり見かけませんが、流派が違ったりしているのでしょうか?
(と、思ったのですが、江戸前オブ江戸前の鮒佐のHPには11月から3月の季節限定で海苔の佃煮もあるようです。今度行ってみようっと)


【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】


番外編:茅場町のあおさの佃煮(この記事)

その15:深川牡丹町「佃屋」(この記事)

その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」

その13:鳥越「入舟屋(入船や)」

その12:厩橋「海老屋総本店」

その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」

その9:吾妻橋「海老屋総本舗」

その8:四谷「有明家」

その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

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一昨年のストックですが。。。渋い「深川牡丹町」の佃煮屋さん「佃屋」

2023-12-13 12:20:56 | 江戸東京佃煮屋さん紀行(リスト)
                          
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佃煮紀行というより、ジョギングで隅田川の向こうを走っていて気付いたのですが、あの辺り、「川向う」では決してなくて、堂々たる江戸なんですね。

少なくとも地元新宿区の新宿とかより全然江戸
まあ、新宿区といってもウチのある牛込や四谷などの旧東京15区と、その外の郊外の宿場とかで雰囲気も違うので。
下の図だと、深川区などで江戸を感じます。





地名もそうで、(一昨年かな)走っていてこんなのを見つけました。





「牡丹町商店街会館」とあります。
地名表示を見ると、「牡丹〇丁目」という地名です。
後で調べてみたら、牡丹畑があったらしく、東京市の時代は「深川区牡丹町」という地名だったそうです。

そんな牡丹町に、佃煮屋さんがありました!!!





「佃屋」というお店で、中の人にお話を聞いたところでは、社名は佃屋食品工業
戦前からの佃煮屋さんで、ちょっと前までは社名のようにOEMというか、業務用の工場で、近年小売りを行うようになったそうです。





前掛けには深川牡丹町とあるし、業務用のさらに昔は小売りもやっていたのかもしれませんね。
「その6」でご紹介した佃宝さんもそうですが、業務用から小売りに転じたお店はラインナップの多さや「パック詰め」、そして「お値段もお手頃」などが特徴なのですが、こちらもそうで、4種類買って帰りました。





さてさてそのお味は、、、というと、、、、


スミマセン。日が経ってしまっている(冒頭に書いたように一昨年)ので、忘れてしまいました。
(ただ、マイルドだったことは覚えています(;^ω^))

やはり佃煮紀行と称すなら、行って買って帰って食べて記して、まで一気通貫が必要ですね。

以降、気を付けると共に、佃屋さんにももう一度行ってみましょう。


【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】
その15:深川牡丹町「佃屋」(この記事)

その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」

その13:鳥越「入舟屋(入船や)」

その12:厩橋「海老屋総本店」

その11:深川「築定」

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」

その9:吾妻橋「海老屋総本舗」

その8:四谷「有明家」

その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

その1:浅草橋「鮒佐」



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