幕間に日本酒、ではなくて

ゴールデンウィークも今日で終わり。
今年は休日の並びがいま一つなのと国際線のサーチャージが嵩んでいること、ガソリン高などで、近場で過ごすという方も多かったのではないでしょうか。

こちら、歌舞伎座も、大変な人の出です。


五月ということで團菊祭。演目は弁天小僧の「知らざぁ言って聞かせやしょう」や白浪五人男で有名な青砥稿花紅彩画です。
今回は（珍しい？）通し狂言で、悪者が悪者になるまでの様子など、５人勢揃いまでの状況がよく分かりました。


歌舞伎の特徴の一つは長丁場であること。今回も終演まで４時間半くらいかかります。
それ故、オペラ以上に幕間が大事だし、充実しています。
食堂での食事なども充実しているし、チケットを見せてちょっと銀座で、というのも可能。
（ちなみに、食堂で食事を取ったのですが、ビールやお銚子をとっている人もちらりほらり）

また、歌舞伎土産を揃えた売店も何件もあり、とても混雑しているのですが、目を惹いたのは。。。。

なんと、ウエイター姿のお兄さんが、スパークリング・ワインをサービスしています。
歌舞伎座にはしばしば来る訳ではないので、いつからから知りませんが、このエリアはアイス最中やきんつばやお茶などが定番の筈なのに、洋物です。
しばらく見ていたのですが、（もちろん並行して売られている）日本酒やビールなどより、よい売れ行き。

以前、洋物のコンサートなどの幕間で日本酒を！という記事を書きましたが、逆に侵略されてしまいました。

うーん。歌舞伎座よ、お前もか、といったところです。

さて、明日からは通常営業。GW中は更新時刻もばらばらで、かつ埋め草的なネタも多かったですが、こちらも通常営業となりますので、よろしくお願い致します。

酒ブログランキング。涵清閣もエントリーしています

牛込・神楽坂　酒類卸 升本総本店
http://e-masumoto.com/default.aspx