牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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焼酎は樽で美味くなる

2008-05-15 12:39:10 | 酒のご紹介
先日ご紹介した「銀座のすずめ 琥珀」はバーボン・ウイスキー樽で貯蔵・熟成した麦焼酎でした。


こうした樽での貯蔵・熟成、ウイスキー(シェリー樽とか)やワインではポピュラーですが、焼酎でもいろいろありますね。

まずは宮崎県は神楽酒造さんの麦焼酎「くろうま 長期熟成酒」

これは、オーク樽で、3年以上熟成した原酒がベースになっています。香り高く深くまろやかな味わいです。

また、お隣の大分県、老松酒造さんの麦焼酎「麹屋伝兵衛」もまたホワトオーク樽での貯蔵です。

こちらは41度の原酒で、2008年のモンドセレクションの金賞受賞酒です。
(あ、冒頭の麦×バーボンの「琥珀」も金賞です)

そば焼酎の「雲海」さんでも、こんな「そば×樫樽」の熟成酒を出されています。

その名も「那由多の刻」。そば焼酎の独特な香りと樽の香りが良くマッチしています。

ここまでは樫樽ですが、インターネット上では「杉樽」貯蔵の焼酎もあるようです(弊社では現状、お取り扱いしていません)。

一方、普通の(新しい)樽ではなく、豪華にもシェリー樽で貯蔵・熟成したのが灘の白鷹さんの「樽ゝ馬(たるちょんま)」。

「山田錦」「宮水」の清酒仕込みの上米焼酎です。女性にも大人気。

そして、変り種は、これ。

アサヒビールさんの「刻の一滴」です。
なんと、赤白のワイン樽で貯蔵・熟成。
麦焼酎×ピノ・ノワール樽(赤)と、芋焼酎×シャルドネ樽(白)
メーカーホームページ限定だったと思いますが、これは面白そう。

この「刻の一滴」ラインは、大メーカーの遊び心でしょうか、以前からコニャック樽とかいろいろと試して出していました。
チューハイの果汁の種類を色々いじるのより、楽しそうですね。

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牛込・神楽坂 酒類卸 升本総本店
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