堺北民主商工会

堺北民商ホームページはこちら

建築偽装問題について

2005年12月15日 13時06分44秒 | 活動紹介
今日はもう一つ書いてみたいと思います。
昨日証人喚問のあった建築偽装問題です。
この問題を考えるポイントはやはり建設業独特の下請の多重構造にあると思います。
元請→下請け→下請けの下請け→下請けの下請けの下請け
(民商の会員さんは末端の下請けが大半です)
この業界の構造の中に検査の業務まで法律を変えて組み込んだ事こそが問題だと思います。検査をする会社は仕事を取る為には当然「安さと速さ」をウリにした事でしょう。
その結果、強度が偽装された殺人マンションが数多世に出る事になりました。

ひたすら単価を押さえる施主。
偽装でそれに応える元請。
仕事をとれれば良い検査会社。
モラルを捨て去った設計士。
自民党の規制緩和の中で起こるべくして起こった事件でしょう。
この仕組みを作った国の責任は重大であると言わざるえません。






最新の画像もっと見る