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薄っぺらな櫻井よしこは引退すべきである

2023-05-07 15:25:03 | 日記

以前にも掲出したが、桜井よしこがますます老醜をさらけだしている。
以下のツィートは三橋という人の文で櫻井よしこを批判している。
TPPについて議論したことがありますが、「明治の開国にならい、平成の開国をすべきだ」など、抽象論を繰り返すばかりでした。そこで私は、「すでに十分に関税を下げている日本が『国を開く』とは何を意味するのですか。アメリカのグローバル企業のために日本市場を差し上げるということですか」と反論しました。しかし、櫻井さんは我々が具体的に指摘しているTPPの問題点には目を向けようとせず、「アジアの成長を取り込むべきだ」、「日本の農業も世界に打って出られる」といった、使い古されたレトリックで、TPPのメリットを抽象的に語るだけなのです。。

今や桜井よしこは日本の自給率を上げよと右翼雑誌というか統一協会応援雑誌のHANADAやWillなどに持論を展開している。威勢よく軍備拡張をぶち上げても中国が日本への輸出を停止たら防衛問題どころではない。それ故にひたすら食料自給率の向上を吠えるが具体的な輸入に頼る危険な状況ついては触れない。
ネット右翼のツィッターと同じで中身は何もない。エセ保守のジャーナリズムのレベルがどんどん地に落ちている。

具体的な農業政策の中味は抽象論。

それは規模が小さい農家ほど60キログラム当たりのコメの生産費は高く、規模が大きいほど、生産費は安くなるという至極当然の事実を示すとともに、コメ生産による収入が規模拡大化で急激に大きくなるカーブを示していた。20ヘクタール以上の生産農家は優に年収1400万円を超える計算である。

櫻井よしこの仮説はプリミティブな問題は無視する。多くの美しい棚田をどうやって規模拡大するのだ。零細農家はみんな年収1400万円になれるのか?その具体策は何も示さない。

以下の激も農業の本質についての考察は皆無である。

農家には自信を持ってほしい。農協に頼らずとも、必ず、日本の農家は生き残る。それどころか、素晴らしい力を付けていく。オレンジを自由化してもミカン農家はつぶれず、デコポンなどの新品種を生み出した。サクランボは佐藤錦という芸術品のような品種を生み出し、生産量は自由化前より5割も増えた。

農協、とりわけJA全中を解体して日本の農業を元気にする。安倍晋三首相が果敢に挑むこの改革を、農家こそ応援して、1日も早くTPPに参加すべきなのである。

安倍、菅、岸田に激を飛ばす桜井

食をビジネスとする場合には全員が同一の食物を欲望する時に利益は最大化する。だから、資本主義は単一作物の大規模栽培、大量流通、大量消費を志向する。加えて不可食物の可食化を調理法の多様化よりむしろ遺伝子操作で達成しようとする。しかし、それはいずれも人類の飢餓耐性が弱まることを意味している。

 だが、食と農をビジネスの言葉で語る人たちは誰もそのことに言及しない。

櫻井よしこはさらに軽薄で生産者と販売者の構造的な問題に触れない。実際の力関係は、メーカーと酪農家は9対1、さらにスーパーとメーカーは7対3といわれ、スーパーが「この値段では売れない」といえば、めぐりめぐって生産者にしわ寄せがくるシステムとなっている。近年は、コロナ禍でメーカーの乳製品の在庫が山積みとなっていることを理由に乳価は長く据え置かれ、農家はコストを価格に転嫁できず、原価割れ状態での出荷を余儀なくされてきた。

 それを逆利用して、政府は「生乳販売の自由化」を唱え、個々の酪農家が指定団体を通さずに卸売業者に販売できる「部分出荷(二股出荷)」を認めるよう規制緩和したが、需給を調整できずバランスが崩れるうえに、「共販体制」が崩れることで生産者の価格交渉力が弱まり大手による買い叩きに繋がることが危惧されていた。

今や多くの酪農家が廃業に追い込まれている。
その打開策は何一つ提示されない。無責任なストーリーで騙したあげく、農家や酪農を傷つけたのである。

櫻井よしこがつまみ食いした論に以下がある。
「日本の和牛産業は90年代以降、驚く程進化しました。和牛の卵子と精子で受精卵を作り、乳牛のホルスタインに移植します。体格の大きなホルスタインにとって体格の小さな和牛のお産は負担が軽くてすみます。お乳の出がよくなり生まれた和牛も健康に育ちます。優れた技術の確立で和牛をどんどん輸出する。農協改革でエサ代を減らし、和牛生産コストを下げれば、競争力は強化されます。

秋田県十和田湖畔の小坂町でSPF豚の生産で日本一の成果を上げているポークランド社である。SPF豚とは、特定の病気をいっさい持たない豚のことだ。現在30ヘクタールの土地で約60,000頭を飼育、ほかに母豚が約5,000頭いる。

豚舎は、小坂町町長の川口博氏の自宅のすぐ近くにあった。

「ポークランド社の人たちの話を聞いたとき、真っ先に心配したのが匂いでした。住民は皆、それをいやがります。けれど、生ゴミも糞尿も処理して再利用する、決していやな匂いは出さない、人間にも豚にも、環境にも悪いことはしないと言うのです。それなら、私が率先してわが家のすぐ裏手の山々を切り開けばよいと考えたのです。これで住民も受け入れてくれました」

川口氏は町長就任以前、牧畜の体験があり、ポークランド社の企画が優れた内容であったことに、いち早く気づいていた。結果は大成功で、町民皆に喜ばれる豚舎となった。確かに、万単位の豚たちが飼育されているにもかかわらず

櫻井よしこの薄っぺらさ
簡単に述べよう
今、悲鳴を上げている酪農家がみんな和牛作りに励めばバラ色の経営ができるというのか。
SPFの豚生産でみんながもうかるというのか?
一部の利益を上げている人々がいるのは事実である。企業ㇳタイアップして成果を上げている農家もいるだろう。
規模拡大、機械化で儲かる農業ができると言うならば具体的に一部の成功者の詳細な関係の分析と貧農にあえいでいる人々の救済政策を明示すべきである。
機械化、デジタル化の先進企業のユニクロはなぜ再挑戦しないのか?農業はビジネスとして取り組には無理があるからだ。
農協批判を繰り返してアメリカの効果的政策をそのまま受け入れる櫻井よしこのデマゴギーを弾劾すべきである。

本質は公共財としての農業をあくまで新自由主義の競争原理の構造で語っていることに何ら違和感を抱いていないということである。
経済安保を述べるならば国がどう補助すべきなのかを論じるべきである。

 


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