口腔マッサージで免疫力を高めましょう。ストレスも軽減します。
口腔マッサージは多くの効用をもたらしてくれます。
健康法の指南訓、養生訓には白湯を口に含み、ブクブクと口内の洗浄をするように書しています。医療が発達していない時代は予防医学に心血を注いでいたわけで、非常に参考になります。
筆者はさっそく健康散歩のメニューにとりいれました。
家を出る前に水を口に含み、歩きながらの体のマッサージをしながら口内をまんべんなくゆすぎます。上半身のマッサージを終えると、口腔マッサージに移ります。
指で、歯肉を優しくマッサージします。一通りマッサージをして、うがいをします。部位ごとに10を数え、3セット。口内の上、下。舌も上、裏をマッサージ。再びうがいを3セット。
指歯磨きをします。歯磨きをしながら、歯の痛い部分は入念に撫でて癒してあげます。ふしぎなことに指でさするだけで、痛みが薄れます。うがいを3セット。
指歯磨きだけでも歯はきれいになります。歯ブラシで擦るだけでも、歯は磨耗します。指歯磨きの後で、軽い歯ブラシ磨きをおすすめします。
歯磨き粉は体にはよくありません。なるべく使わないようにしています。
唾液さらさらをもたらす指歯磨き
とても素敵な美女が素敵にしゃべりかけたとき、息が物凄く臭いことがあると、落胆してしまいます。昼も歯磨きに時間をかけて、真っ白な歯をしているにもかかわらず、もちろん高価な消臭液で口をゆすいでいるにもかかわらず。
その原因は胃腸の不調か、歯肉の炎症にあります。いや、ストレスによる嘆息も臭くなりがちです。
女性に散歩がてらの指歯磨きをすすめても、行き交う人の視線が気になってやるきもうせるかもしれません。
指による歯肉と歯に対するマッサージは唾液を多く湧出させてくれます。毎日、散歩がてらにマッサージしていると、唾液がさらさらしてくることが分かります。指歯磨きで胃腸が良くなるのではなく、上半身マッサージと、呼吸法で息の臭さはかなり解消します。胃腸は呼吸法で癒すのです。
唾液さらさらはストレスを解消できる人の[自然な状態]です。
マッサージ法からそれますが、唾液さらさらの効用について述べてみます。ストレスが溜まり過ぎると唾液が出にくくなると言われています。交感神経が緊張するからでしょう。ストレスの排泄、それは涙と唾液で行えます。欧米人の男性は奥さんの前でよく泣きます。辛いこと、悔しいことがあると号泣したりして奥さんに抱き締めてもらいます。
泣くことで自律神経の副交感神経が活性化してストレスが軽減して唾液もねばねばからさらさらに変化しようとします。
唾液腺マッサージ 耳下腺マッサージ 顎下腺マッサージをおすすめします。舌の前歯のあたりにある舌下腺、耳の下、ほほ骨の奥の下の顎下腺をマッサージすることで唾液がジュワジュワと涌き出ます。
口の中には細菌があります、細菌と共生する状態は自然で健康な状態です。なるべく薬を使わない、自分の体の免疫力を信じて口腔マッサージをやりましょう。