安倍元総理が絶叫した悪夢のようなという言葉が自民党に大ブーメラン

国家の演説で安倍元総理は「悪夢のような民主党政権」
叫んだものだが、いやはやなんともその言葉がピッタリの現自民党政権である。カルト宗教の統一教会の支援を受けて当選した議員が続々バレる。
しかもカルトを取り締る国家公安委員長、現委員長、元委員長の山谷えりこが献金を受けている。既に知られているとおり、安倍総理時代にカルトの指定を取っ払い、一時激減していた会員が増勢しているようだ。とのんきな感慨を述べている自分が恥ずかしい。
安倍の差配で安倍派の議員が統一教会の会員の票を得ることで当選する。それだけの票を投じる会員数に膨れ上がっていたのである。
多くの被害者を生み、多くの苦しみを抱える統一教会の被害者にとって多くの自民党議員が関係していることは耐えられないであろう。「何か問題でも？」と公然と居直る連中が多く見られる状況はまさしく悪夢である。


カルトに乗っ取られた自民党


ぶったまげたのは統一教会の政策要綱が自民党の政策要綱と一致していることである。これからの日本のあり方について自民党のリベラル派の意見などはまったく見当たらない。昔だったら怪文書と言われ東京スポーツ新聞あたりに面白おかしく茶化されたであろうこの要綱が、マジで自民党頑張れ世間に訴える正式な文なのである。
以前にも述べたが正統派右翼は天皇を頂点とした王朝文化をもとに理論展開しており、三島由紀夫も黛敏郎もそうした見地にたつ文化人として発言をして自民党に対しても提言していたのだが。
いまや立脚点が別でもまっとうに議論をかわせる保守陣営が目立たない。世界日報に連載している櫻井よしこなどの統一教会と統一教会ズブズブのオピニオンリーダーのアジテーションだけが威勢よくがなりたてる程度である。もちろん桜井よしこはエセ右翼である。