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ぼっち農業と大規模農業

2017-12-28 08:50:03 | 日記

ぼっち農業と大規模農業

 
大規模農業を目指す勝ち組の農業家が新聞や雑誌でもてはやされる風潮のなかで、自給自足を目指す人々の悪戦苦闘のルポルタージュも多い。
以下はぼっち農業を実践した漫画家の本の紹介です。


以前週刊SPA!にて連載中の『ぼっち村』。アラフォーにして売れない漫画家・市橋俊介が農村へと居を移し、みずから畑を耕し、近隣住民と交流し、手塩にかけて育てた野菜によって自給自足を目指す農業漫画である。

 難航を極めた物件探しに、育たない農作物。過酷な自然の洗礼、野生動物との果てしなき戦い。そして、人付き合いの苦手な市橋が織りなす、近隣住民との交流……。そんな苦難やらなんやらのドタバタの記録である連載をまとめた単行本が、ついに9月2日(水)発売となった。(現在、日刊SPA!では現在第1話~第11話を無料で試し読み公開中!)

 第3弾となる著者の市橋俊介氏へのインタビュー。連載しかり、第2弾のインタビューしかり、汗水たらして苦労するようすに目が行きがちな「ぼっち村」だが、今回は「ぼっち村を始めて良かったコト」を市橋氏に激白してもらった。

⇒前回「水や空気がとてつもなくおいしい!」

◆「地元の住民、そして読者との交流」

 すべてが順調ではありませんでしたが、なんだかんだで周りの住民には恵まれていたと思います。ボクは明らかに、田舎暮らしをする前より人と交流していますね(笑)。また田舎の老人はとにかく元気です。60代ならまだまだ働き盛りですしね。ぼっち村で畑をやる必要がないほど、野菜をお裾分けしてもらったりでありがたい限りです。今のボクのメインの交友関係の平均年齢は軽く70歳を超えてますね(笑)。
映画リトルフォレストの美しいモデルの農業女子の自給自足生活の綺麗事も、ぼっち農業も利益を追及していない、従ってストレスが無いということだけは事実です。

地域自給圏の構築は助け合う自立。

2017-12-26 08:53:13 | 日記
宇沢博士の論から内橋論へとリアルに展開する地域自給圏の確立。その考えは以下のとうりです。

中央からの"御下賜"が頼りの公的固定資本形成(公共投資)に大きく依存してきた地域、つまりは旧態の政治力において強力であった地域ほど、いま辛酸を嘗めている。「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ み手すり手で、大企業工場誘致に力を入れてきた地方もまた窮地に立つ。自らの力、すなわち内発型発展力を放棄した代償は大きかった。

真の地域自立はFEC自給圏の形成をめざすところから始まる。Fは食・農、Eはエネルギー、Cはケア(医療、介護、福祉、教育、その他あらゆる人間関係産業)だ、と筆者は唱えてきた。今回の金融・経済危機のなか、日本のグローバルズ(超国家・多国籍企業)は激しく雇用力を衰退させた。完全失業者360万人以上。さらに「雇用保蔵」600万人超(企業内失業者=09年版「経済財政白書」)。加えて雇用調整助成金の給付を受けて辛うじて職場にとどまる者が200万人に近い。実質失業率はすでに10%を超えた。

頼りになるのはローカルズ(コミュニティーズ=地域密着事業)のほかにない。そのローカルズの衰退も激しい。

FEC自給圏の形成をめざすことで足腰の強い住民自治の仕組みを築き、自治体の真の自立を果たそうと挑む地域が、各地に立ち上がっている。新基幹産業である。

中国山地の奥深く、かつては人口流出、高齢化、過疎化の3苦に悩んだ旧瑞穂町(島根県現・邑南町)。ハンザケ(オオサンショウウオ)の棲む川の流れは、一方は日本海に、他方は瀬戸内海へと注ぐ。「源流に住む誇り」を胸にエコ・ミュージアム運動を起こし、やがて「ケアの町」へと発展した。「高齢者の知恵と経験に学ぼう」「お年寄りは町の宝」と覚醒した。いま、ケアのセンターとして全国から「終の棲家」を求めて高齢者が集まる。ケアに勤しむのは地域の若ものたち。人口流出に歯止めがかかった。

平成の大合併にそっぽを向いた四国・馬路村(高知県)は柚(ゆず)の王国。人口わずか1,100人。その町の加工品売上高は年に31億円を超える。村を売りながら柚を売る。急斜面の地形というハンデを逆手にとり、見栄えの悪い柚の実は加工して全国のファンに届ける。清流は貴重な水資源となった。筆者もまた「ごっくん馬路村」(ポン酢醤油)のファンの一人だ。その高知では「高知独立論」が住民の心を沸き立たせた。

相反転方式小水力発電機による地産地消活動は上記の活動と一致している。
Fec活動でも小水力発電機による地産地消活動を行っているが、何千万もの費用がかかっている。わずか数10センチの落差の水流で発電できる相反転方式の小水力発電機について知ってほしいものです。

鹿の解体に参加したクリスチーナ・リッチは奔放だ

2017-12-23 08:55:30 | 日記

鹿の解体に参加したクリスチーナ・リッチは奔放だ

 

 
 

ジビエのハンティングには、大変気を遣う。銃弾によって可食部分が大きく損傷してしまったり、内臓が飛び散って味が悪くなってしまってはいけない。ジビエ特有の獣臭は血抜きの技術に大きく左右され、血が残っているほど臭いは強くなる。逃げ回った獣は体温が上昇しており、なるべく早く肉を冷やさないと急速に腐敗する。そのため仕止めた後も血抜きや解体といった処理を迅速かつ適切に行う必要がある。解体は内臓を摘出し、一旦きれいな水で肉を冷却し、皮を剥いで脱骨や精肉をする。通常は獲ってすぐに食べるのではなく、数日から1か月程かけて熟成(仏: faisandage、フザ7ンダージュ)させてから料理に使う。

ところで女優のクリスチーナ・リッチはトナカイの皮のコートを着て、世間にたたかれたが、肉料理大好きの演技派女優である。両親の離婚による精神不安定から自傷行為の癖があることを告白している。演技派女優で「バッファロー66」の風変わりな娘役で注目された。大きい目の演技、つまり目は口ほどに物を言うを魅せてくれるアクターである。
隠れて覗いているジョニー・デップを尻目に、すすんで刃物によるジビエの解体に参加している。

地産地消プロジェクトのワークショップで、推進協議会が開催した、女性猟師が鹿、猪の罠捕獲の方法と、捕獲したジビエの解体、料理法は多くの参加者が集まった。
そこに御忍びで参加したクリスチーナ・リッチがはしゃいでいるので、老若男女の興奮度は山麓の樹木を燻しながらPRの烽(のろし)をあげているかのようである。

鹿の肉を生で食べる習慣はマタギには伝わっている。高松などの居酒屋ではニンニクとともに刺身で出す店もある。しかし生肉はやはり危険であるからしてスモークが一番安全で上手い。そこで京都の著名なスモーク商品を販売している店の店主を招いて鹿肉のスモーク技法の講習会を開催した。
ジビエ料理におけるスモーク製品は地産地消の人気特産品となる可能性を有している。

 

マルクスの慧眼

2017-12-21 08:46:50 | 日記

マルクスの慧眼

 

 

マルクス主義を知らない人々は旧ソ連、東ドイツの硬直化した権力の独裁と連動したイメージでとらえる傾向があります。皮相なる解釈は唯物論と聞いただけで、自然を制御する思想と思いこんでいる人もいました。

自然との共存を論としたマルクス

経済学・哲学手稿』「第三手稿」における「社会は、人間と自然との完璧な本質一体性であり、自然の真の復活であり、貫徹されたる、人間の自然主義と、貫徹されたる、自然のヒューマニズ」と記述しています。

『資本論』でも、「社会化された人間、アソーシエイトされた生産者たちが、……物質代謝を合理的に規制し、自分たちの共同的制御のもとに置くということ、つまり、力の最小の消費によって、自分たちの人間性に最もふさわしく最も適合した条件のもとで、この物質代謝を行う」こと
自然と人間の調和という若きマルクスの視点。

『資本論』では、人間と自然の正常な物質代謝の「撹乱」が環境と健康の破壊としてとらえられた。「撹乱」させないためには、アソーシエイトされた人々が人間性にふさわしく合理的に人間と自然の関係を共同で規制・制御する必要がある。と

それは、自然の支配という技術万能主義的アプローチではなく、自然との調和を目指して人間と自然の調和を目指すことにほかなりませ

自然を支配しようとするのが、アメリカン農業。IT農業は自然を制御、統御する技法です。そこに共存の思想が入るかどうかでまったく異なる思想運動となります。
地産地消は共存のプロジェクトです。<iframe id="google_ads_iframe_/7765/SmartPanel_amebablog_man_entry_0" title="3rd party ad content" name="google_ads_iframe_/7765/SmartPanel_amebablog_man_entry_0" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" width="320" height="50"></iframe>

AIへの課税でBIの財源を!アイディアとしてはいい

2017-12-20 08:53:14 | 日記
AIへの課税でBIの財源を!アイディアとしてはいい


ベーシックインカムを導入するための財源を新たに作るにはどうしたら良いか。
8%から10%への消費増税が2度も先送りになったことから考えて、現在の日本では容易に増税できない可能性が高い。
税制に詳しい中央大学の森信茂樹教授は「AIの普及に伴い雇用が失われていくとすれば、BIは(新しい雇用環境に)軟着陸していくためのツールにはなりうる。その場合、AIに課税して財源を確保することも考えるべき」と指摘する。

ただ、AIへの課税も容易とはいえない。「企業の研究開発への意欲を失わせる懸念がある」(森信教授)。また「AIとそうでない技術の線引きは難しく、課税逃れを引き起こす可能性がある」(駒澤大の井上准教授)。BIは人々の生き方を根底から変える制度であるだけに、その実現にはまだ多くの議論を必要としている。


財源のアイディアはいくらでもある。月に5万円の支給でも下流層にはかなりの豊かさを実感できるし、消費が活性化することはまちがいない。互助の視点での政策がほしいものである。再生可能エネの普及も互助の視点があればもっと普及するはずである。大手電気会社が送電線を独占しているのはいかがなものか。