統一教会問題が明らかにしたエセ右翼とネット右翼とメディア
産経新聞については常日頃から捏造広報新聞であると小欄は批判していた。もちろん今現在、統一教会の問題点についてジャーナリズムとして追究する姿勢はない。明らかに幕引きをはかろうとしている。しかし、SNSの世界では過去に産経新聞が統一教会の合同結婚式の広告を掲載していたことが拡散されて、新聞とししての「インチキ」シールがベタッと貼り付けられている。
以下は実に気持ち悪い
私たちは“国際合同結婚式”を応援します〉
1992年8月12日、産経新聞の紙面にこんな意見広告が掲載された。韓国のソウルオリンピックスタジアムで統一教会による合同結婚式が大々的に開催されたのは、その13日後、8月25日のことである。
紙面の下半分、7段を使って大きく掲載された広告の文面は、統一教会を称える美辞麗句のオンパレード。
〈国際合同結婚式は、悩める世界に明るい光を与えてくれるものと確信いたします〉〈統一教会は、国際結婚を通じて、民族間に横たわるさまざまな障壁を乗り越えています〉
次に月刊HANADAが世界日報の記事をそのまま掲載したりで今や統一教会擁護をつくるように売物にしている。気持ち悪いを通り越して異常な宣伝雑誌と成り果てた。週刊文春の花形編集長統一教会もてはやされたアクの強いトップ屋の面影はない。晩節を穢した老耄編集長があわれである。
過剰なまでの安倍氏礼賛と旧統一教会の擁護を展開する飛鳥新社発行の『月刊Hanada』。その編集長を務める花田紀凱氏とは、一体どのような人物なのでしょうか。今回、人気メルマガ『佐高信の筆刀両断』の著者で辛口の評論家として知られる佐高信さんが、花田氏のこれまでの経歴を辿りつつその人となりを紹介。そこから浮かび上がるあまりの変節漢ぶりを強く非難するとともに、花田氏に対して「権力の宣伝マン」の烙印を押しています。(この記事は音声でもお聞きいただけます
最後に小林よしのりのツィート
これが「Hanada」になるともっとすさまじくて、「総力特集 統一教会批判は魔女狩りだ!」というページを組み、しかもその筆頭の記事の著者がなんと「世界日報特別取材班」だ!
いまや政治家は、過去に世界日報にインタビューが載っていただけでも「統一協会とつながりあり」と見なされて針のムシロに座らなければならないというのに、わざわざ「世界日報特別取材班」を、堂々と名乗らせて執筆させているのだから呆れる。
編集長の花田紀凱という人物は、どんなに人間的にモラルを欠いても商売人の嗅覚だけは鋭かったはずだが、ついにその鼻もカルトの毒にやられたらしい。
しかもそうまでして招いた世界日報による記事が言っていることが、「世界日報は統一協会の機関紙ではない」という、些細な問題に終始している。
前号の泉美木蘭さんの記事にあるとおり、厳密にいえば世界日報は統一協会の「機関紙」ではないが、「統一協会系新聞」であることは間違いなく、協会と一体であることに変わりはない。もちろん、泉美さんが前号で紹介した世界日報の闇の部分などには、一切触れてはいない。
花田は、こんなどうでもいい記事を載せることと引き換えに、自ら月刊「Hanada」は「統一協会の友好雑誌」であると宣言したのである。
よかったではないか!右翼としてのそれなりに傾聴する文化論を掲載していたと思われていた。(私は思わないが)
産経の正論やWillなどがもはや統一教会の傘下に成り下がったことが明らかになって!
保守でさえ見向きもしなくなるであろう。