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悪人を出世させてはいけない。勉強ができた奴らのだらくぶり

2020-03-24 11:34:04 | 日記
財務省は優秀な人材の宝庫だと言われている。東大法学部をトップで卒業した連中がゴロゴロいる。
私は高校時代、同じ寄宿舎で東大を受験した男の秀才ぶりを見せつけられた。高校ではボート部に所属して学芸大付属でトップ。受験勉強などほとんどしないがらくらくと東大に入学、当時の大蔵省に入省。
彼と話していると私には慇懃無礼な態度、つまり見下していると感じられた。人種が違うのではと自分を差別する自分の心を嘆いた。それでも彼は次官になれなかった。
佐川氏ももちろん優秀な成績で東大を卒業した。驚くことに学生時代の愛読書は高橋和巳であった。リベラルな時代の論客の作品を読んだ佐川氏が、子供でも呆れる嘘の答弁を繰り返す姿を見ると、青年の大志はどこに消えてしまったのだろうか。しかも、安倍に、[もっと強気でいけ]とメモを渡される姿は情けない。
東大出て勉強できても頭の悪い人物がいっぱいいると思えば、三流大学出ても人生は勉強し続けていれば追い越せるとつまらない感慨を持つことになる。
しかし、そんな感慨は甘い、悪行をきちんと検証しようではないか。
財務省本省は近畿財務局に対し森友事件で、これほど独立性の高い憲法上の機関へ「法律相談関係の検討資料は『ない』と説明する」などと嘘をつくよう指示していたというのである。

改ざん発覚後の18年11月22日に会計検査院が公表した「『学校法人森友学園に対する国有地の売却等に関する会計検査の結果について』(平成29年11月報告)に係るその後の検査について」において、「改ざんされた決裁文書が提出されたこと」および「交渉記録が隠蔽されていたこと」の2点において、財務省に会計検査法26条違反があったと断じている。しかし、同法31条第2項後段の規定に基づく懲戒処分については見送られた。

結局のところ、誰も責任を取っていないのである。

今回の手記はあらためて会計検査院の中立性や独立性に疑問を投げかけるものとなった。

もう一点、目にとまったのは公文書改ざん発覚当時の理財局長だった太田充氏の虚偽答弁について繰り返し言及していることだ。そして、それらのキャリアはみんな出世しているのだ。許せない。


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