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死に方を考えれば生き方モロわかるとジャックレモンは語る

2020-07-31 11:21:13 | 日記
モリー先生との火曜日
ジャックレモンの最後の作品。借りた日にALS患者の殺人事件が起きた。不思議と社会問題となっている問題に関連する作品を借りことが多い。
コラムニストのミッチ・アルボムは筋萎縮性側索硬化症(ALS)により死を目前にしているブランダイス大学の78歳の社会学教授、モリー・シュワルツとの日々を詳述する。シュワルツ教授の元生徒であるアルボムは卒業後16年間教授と連絡を取っていなかった。

アルボムは子供の頃の将来の夢はピアニストであったが、デトロイト・フリー・プレスのスポーツ・コラムニストとして成功していた。『ナイトライン』でシュワルツのことが取り上げられているのを見てアルボムがシュワルツに電話してみると、シュワルツは16年経っているにも関わらず元生徒のアルボムのことを覚えていた。アルボムはミシガン州からマサチューセッツ州までシュワルツに会いに行きたい衝動に駆られる。新聞社はアルボムがシュワルツに会えるよう毎週火曜日に休暇を与えた。
アルボムには恋人ジューンがいる。お互い愛しあっているのだが、忙しすぎるアルボムとのすれ違いにジューンは別れを決意した。
アルボムは強引にジューンを連れてシュワルツに会いに行く。ジューンはアルボムが甲斐甲斐しく恩師の世話を焼く姿を見て、彼が変化していることを感じる。そして自分がジャズ歌手としてソロデビューする歌をアカペラでシュワルツに聞かせる。シュワルツは聴いて涙を流すのである。

ジャックレモンが演じるシュワルツがアルボムに語る言葉が人生のひとこまひとこまの含蓄があり、心に響く。どんなに素敵で愛していても生活において、きちんと向き合って会話ができない人とは結婚できないと思うジューン。欧米先進国は厳しいなーと、以前ならば思うだろう。男はきちんと仕事して輝いていればそれは家族の幸せにつながると思い込んでいたが、その傲慢さについて老境になって気がついた。仕事のためと称して夜中まで飲む。休日は昼間で布団に潜り込む。妻がどのように我慢していたのかを思い至るのはこの作品を見たからである。日本社会全体がそうした亭主像に寛大であったから主婦の多くは許容していたのである。
理屈ではリベラル論者であり、フェミニズムに賛同していても自分の家庭では暴君である男は多い。ごく普通のエコノミックアニマルだと思っていたが、いかに優しさに欠けていたかを痛感する。
故江藤淳がアメリカ人はいつも「愛している」と臆面も無く言うのはお互いがそう言わないと不安だからと看破したが、今ではそうかな?惻隠の情や阿吽の呼吸、情意投合などの言葉そのものは真に優しい亭主しか使うべきでないと感じた。
ところでシュワルツは生前葬で多くの人々とハグするのだが、生前葬は欧米だけでなく日本でも行う人はいる。黒澤明監督の「まだだよ」は内田百間先生が毎年行っている。老人道を極めればこの生前葬は楽しいものになる。つまり愛される老人になることである。

ネット右翼の潮が引いたら、無視されだしたお坊ちゃん。

2020-07-31 11:21:13 | 日記
見限るから無視される安倍政権

ネット右翼は移り気である。安倍政権の岩盤支持者達が政権を見限りだしたと思ったら無視しだした。
その典型例が慰安婦像に土下さする安倍首相らしき像に対する反応である。この像は国民の関心をコロナから移して怒りを焚きつけるに格好の材料である。メディアを使って焚き付けて政権にとってヤバイ問題から目をそらさせて忘れさせることに成功していた。森友、加計問題、桜を見る会などは実にうまくやっていた。韓国の徴用工問題では韓国叩きにメディアが連日取り上げ、いつの間にか安倍政権の疑惑は後方に追いやられていた。ネット右翼は反日、在日でターゲットを探し炎上させテレビが取り上げ大活躍した。
菅官房長官が土下さ像についてスピーディにコメントしたが、ネット上では国民に対しての土下さではないかと揶揄され、国民に謝るべきだというツィートが溢れる出した。おまけにテレビでは以前の文大統領叩きのようなたっぷりと時間をとっての放映が見られない。
それでもお坊ちゃんはステーキ屋で王貞治氏と豪華な会食をするというノー天気ぶりである。
国会を開かないでひたすら逃げる安倍首相は今や国民に無視されだした。さらにネット右翼は塩が引いたように匿名ツィートから無言の大衆のなかにまぎれておとなしくしている。
石破でも岸田でも良い、これ以上悪くはならない。とポピュリストは思い出している。

再生可能エネルギー普及のキーテクノロジーは蓄電池の進化にある

2020-07-30 11:17:34 | 日記
太陽光発電キット、セネガルに工場 シュークルキューブ

社会貢献事業を手掛ける企業が増えてきた。脱炭素化を進めるうえでの再生可能エネルギーの活用は日本では政府の消極的姿勢のため大きな広がりを見せない。相反転方式小水力発電機の普及が勢いを増さないのも政策の問題であることは明らかである。それでも、若い有能な人材がチャレンジしていることは頼もしい限りである。

簡易な太陽光発電が可能なキットの製造会社、シュークルキューブジャポン(東京・千代田)は年内をめどに、アフリカのセネガルでキット組み立て工場を建設する。未電化地域の病院などに納める。西アフリカで事業を広げ、2022年までに1万5000台の販売を目指す。
シュークルキューブのキットでは太陽光発電で夜間に照明を利用できる。

同社は太陽光発電パネルと蓄電池を組み合わせたキット「ツミキ」の製造・販売を18年に始めた。手で持ち運べる大きさで、設置するだけで一晩中照明を利用できる。通信機能も持ち、キットから無線LANでインターネットに接続できる。

送電網を使わずにエネルギーを産む。大手の電力会社に独占されている送電網。この現状の既得権を崩すことが難しいことが、日本での再生可能エネルギーの普及を遅れさせている。
それ故に相反転方式小水力発電機やこの太陽光発電を普及させるには蓄電池がキーテクノロジーである。
セネガルのほか、同じ西アフリカのコートジボワールで累計20台を導入してきた。病院や学校に設置している。

現在の価格は1台あたり1200ドル(約13万円)程度で、工場建設によって引き下げたい考え。これまではアジアで完成品を製造して輸出していたが、今後は部品を運んで現地で組み立てることで輸送費用を減らす。故障した際の保守も可能になる。

同社の母体はフランスでIT(情報技術)施工などを手掛けるパリのシュークルキューブテクノロジーズだ。西アフリカなどフランス語圏で工事を受注するなかで未電化地域の多さに着目。18年にシュークルキューブジャポンを設立し、日本の官民と連携しながらアフリカでの事業拡大を目指している。


新しいバイトの応募で二転三転。ストレスが大波小波。人生の翻弄。

2020-07-29 11:17:21 | 日記
新しいバイトの応募で二転三転。ストレスが大波小波。


吉井さんは手打ち蕎麦屋の店長だった。が、店は休業。なので新しいバイトを探した。

10万円の給付金の申請書類をチェックするバイトで時給はまあまあ、しかしそれも終わった。45歳で以前は建築模型を作成していたが、3Dプリンターの登場でみるみるうちに仕事が激減し転職をした。休業補償の8割は実質5割でしかも3ヶ月で打ち切り、やっと7月から休業補償がハローワークで申請できるのに何故こうした補償を3月の時点で執行しないのか腹が立つ。
政府はよくやっている、役所の人も必死でやっていると、政府を批判する人を批判する連中がいるが、彼らは困っていないのである。
今は雨の中を宅急便の陸送配達で走りまわっている。坂道のアップダウンでの配送はこの年齢ではきつい。政権の恩恵を受けている300万人の連中は「悪口は聞き飽きた。文句ばかり言わない」とキリで刺すような上から目線の言葉を吐く。
先日はビル清掃で時給が1500円の求人があり応募したのだが、派遣会社の担当者がコロコロ入れ代わり言うことが異なる。「社会保険の問題がありますから今の会社を止めて契約してください」次に電話をしたときは別の担当者が「あなたの前に応募した人がおられますので」キャンセル待ちにしてくださいと言われた。前の会社を止めなくよかった。
小波の揺れのような安定しない気分から大きく落下。上がらない雨を見ながら憂鬱な気分が頭にかぶさってくる。
自民党の松島みどりという議員が、「10万円の給付金だけじゃありません、自治体の社会福祉協議会での10万円、20万円の貸付もありますのでよくご覧になってください」そんなものも申請しとるわ。
息子は大学に入ったばかり3月の時点では入学金を納められたがこれからどうなることやら。
悲しき雨音が聞こえてくるよ。

続 頭の良いと言われている連中の無知を慨嘆する

2020-07-27 13:22:32 | 日記
頭の良いと言われる人に理智が欠けている人が多い。ついこの間、AIの専門家として若くして東大の准教授だった人が、ホームペイジで人種差別的な文章を掲出して東大を解雇された。
この人物のAIに関する研究はきちんと数理解析の基礎を学んだものではないようだ。統計解析や機械学習などの勉強をしていなくても、AIの博士になれることに驚く。そしてこうした人物をもてはやすメディアはずいぶんと軽い。理系の人材で偏狭な思想を公言する連中に共演なのは哲学や歴史をきちんと学んでいないということである。
評論家の落合信彦の息子で落合陽一という売れっ子の学者?がいる。この人物は終末医療がコストの無駄であると発言して、批判されると発言を撤回した。さらに、以下のようなことを述べている。
インドのカーストに当たるのは日本の士農工商ですが、日本は本質的にカーストが向いている国だと思っています。そもそも、士農工商という序列はよくできています〉(すべて『日本再興戦略』(幻冬舎)より)。こんなことを平気で記述する身分の差別化論者が売れっ子になるという風潮が嘆かわしい。
こうした優生思想の持ち主は簡単に断じてしまう傾向がある。
つい先日、筋萎縮性側索硬化症の女性を安楽死させて逮捕さ?れた医師二人のうち一人はネット上で優生思想のようなことを掲出していたようである。まだ容疑者だから軽々しく決めつけることはできないが、精神科医の香山リカさんも優生思想の持ち主として批判している。安楽死についての考えの賛否は別として右翼的な歴史教科書を作る会の教科書が採択されだしてから優生思想の持ち主が差別的言辞を弄しているのを多く目にするようになった。
高学歴の持ち主が哲学や歴史を馬鹿にして、頭の良い人として持ち上げるメディアの堕落ぶりには慨嘆せざるを得ない。