ハリソンフォードが恋したアーミッシュの女。自給自足生活に小水力発電機をすすめたらどうなるだろう。
ハリソンフォードが恋したアーミッシュの女。自給自足生活に
相反転方式の小水力発電機をすすめたらどうなるだろうか?
映画「目撃者」刑事ジョブルック(ハリソン・フォード)は腐敗した警察官連中に撃たれ、重傷を負いアーミッシュの村に匿われる。この作品は豊穣な実りの美しい情景、互助の精神の尊さを全編にちりばめながらスリルとサスペンスの極上のエンターティメントになっています。
アーミッシュ(英語: Amish[1]、ドイツ語: Amische[2])とは、アメリカ合衆国のペンシルベニア州・中西部などやカナダ・オンタリオ州などに居住するドイツ系移民(ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団。移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られています。人口は20万人以上いるとされています。
アーミッシュは移民当時の生活様式を守るため電気を使用せず、現代の一般的な通信機器(電話など)も家庭内にはありません。原則として現代の技術による機器を生活に導入することを拒み、近代以前と同様の生活様式を基本に農耕や牧畜を行い自給自足の生活を営んでいます。自分たちの信仰生活に反すると判断した新しい技術・製品・考え方は拒否します。基本的に大家族主義であり、ひとつのコミュニティは深く互助的な関係で結ばれています。新しい家を建てるときには親戚・隣近所が集まって取り組みます。服装は極めて質素。子供は多少色のあるものを着るが、成人は決められた色のものしか着ない。洗濯物を見ればその家の住人がアーミッシュかどうかわかります。アーミッシュの日常生活では近代以前の伝統的な技術しか使いません。そのため、自動車は運転しない。商用電源は使用せず、わずかに、風車、水車によって蓄電池に充電した電気を利用する程度です。移動手段は馬車によっているものの、ウィンカーをつけることが法規上義務付けられているため、充電した蓄電池を利用しているとされます。しかし、最近のアーミッシュは自動車運転免許を持つことが許されており、家電製品も使用している。アーミッシュは現代文明を完全に否定しているわけではなく、自らのアイデンティティを喪失しないかどうか慎重に検討したうえで必要なものだけを導入しているのです。アーミッシュがあまり生活について語らないため謎に包まれている部分もあります。
この自給自足と互助精神は地産地消による地域活性化活動と相通じる精神があります。
全ての住民が公平に、平等に安定した生活をおくれる経済循環の仕組み、おおもとはアーミッシュの生活に見ることができます。
電気については風車や水車による蓄電をして使用している人々もいるそうですから、小水力発電機のことを知れば喜ぶかもしれません。