gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

地元でのワークシェアリング、それは協同組合を再度見直すことですね

2017-02-28 15:23:29 | 日記


三重県多気町で着実に進展している相反転方式小水力発電機による地域活性化で
水土里ネット立梅用水や、地域住民による協議会では、小水力発電機と、事務所の屋根に設置したソーラーパネルが生み出す電気で充電可能な超小型モビリティを2台導入しました。現在は以下の用途での活用を検討し始めています。

小水力 with Design
小水力with超小型EVによる農村モビリティ改革の実現
農業用水管理・獣害対策パトロールカー・地域見守りカー
小水力with都市農村交流による地域観光の改革
農業用水路ツーリズム・ウォーキング・ボート下りの荷物運搬
小水力with高齢者支援による地域見守りの改革
独居老人を中心とした高齢者の買い物支援・生活サポート
また、6次産業施設の「ゆめ工房」では、発電した電気で製粉した米粉を使いラスクを作ることや、米粉を粘土のように使ってクリスマスオーナメントを作るなどを検討しています。

Design connect Design
小さな拠点となる一般社団法人ふるさと屋の設立
地域の暮らしを自分たちでサポートできるための協働組織の運営。暮らしサポートを継続的に運営できるよう収益を得るための公益事業の展開。

この協同組合設立については経済評論家内橋克人氏の地域自給圏の構築理論とも同調しています。

既存の小水力発電機の普及を貶すことはしません。相反転方式小水力発電機の良さを知ってください。

2017-02-25 13:38:42 | 日記

既存の小水力発電機と相反転方式小水力発電機は明きらかに違うののです。

既存の問題点は以下の内容が指摘されています。
採算性と維持管理の2つ。水力による発電能力は「水量」と「落差」で決まる。小水力発電の対象になる農業用水などでは、水量はさほど多くなく、水流の落差も小さい。そのために発電能力は200kW未満のものが多いが、水流が安定していれば年間の発電量は太陽光や風力よりも大きくなる。

 発電能力に対する実際の発電量(設備利用率)を比較すると、太陽光は12%、風力は20~30%が標準的であるのに対して、小水力は平均して60%程度になる。同じ発電能力であれば、小水力の発電量は太陽光の5倍、風力と比べても2~3倍も多い。ただし発電能力の割に設備費と維持管理費が大きいのが難点だ。1kWhの電力を発電するのに必要なコストを比べると、陸上風力や地熱よりは高く、洋上風力と同程度で、バイオマスや太陽光(住宅用)よりは低い(図3)。再生可能エネルギーの中では平均的な水準だ。
 ここで問題になるのは、発電量に影響する水量の変動である。雨が少ない季節には河川の水量が少なくなるため、発電量も減ってしまう。そうした変動分を織り込んで年間の発電量の割合を60%程度と見込んでいるが、最近の気候変動によって降水量が従来とは違ってきている。

 小水力発電の設備は稼働年数を40年に設定して採算性を判断するのが通常だが、今後40年間の水量の変化を現時点で予測することは難しい。水量が増えれば問題ないが、水量が減った場合には売電による収入も減少してしまう。

1日2回の清掃作業が必要に

 もうひとつの課題である維持管理については、長年にわたって要員を確保できるかが重要になる。小水力発電は意外に維持管理に手間がかかる。水路を流れてくる木の枝や枯葉、もろもろのゴミが発電設備に溜まってしまうためだ。

 小水力発電の導入量が全国で最も多い長野県がモデルケースを示している。県内を流れる馬曲川(まぐせがわ)から取水した水流を活用した発電能力95kWの「馬曲川水力発電所」で実施している維持管理作業の例である。それを見ると、ゴミの除去や発電機の稼働確認を1日に2回のほか、季節ごとに必要なメンテナンス作業がいくつかある。
 
相反転方式小水力発電機は堰板に引っ掻けるだけでOK。

もちろん清掃などの作業が必要なことは言うまでもありませんが、既存の小水力発電機に比較してその手間は非常に少ないのです。
わずか二人の人手で設置が可能、モバイル型で強力発電機能を有しています。

農村レストラン人気no2.豆やの秘密

2017-02-22 15:00:48 | 日記
三重県多岐町 勢和の里ではじまった相反転方式小水力発電機による地産地消活動で農村レストラン豆やが、日経新聞の全国農村レストランの人気ランキングで2位となっていた。1日に100人、休日に150人もの人が訪れるこのレストランは地元の自然産物を活用してユニークな製品を産みだしている。
この地産地消活動は住民が知恵をだしあい、助けあいながら運営するものだが、特にじい様ばあ様の知恵は有用なヒントとなっている。

豆やの北川さんが語る。

年寄りの知恵は、値千金!
さらに北川さんは「お年寄りは金の卵」と言う。こんにゃくを作るのは普通、凝固剤として水酸化カルシウムを入れるが「昔はゴマの灰木でこんにゃくを作った」というおじいさんの話から、昔ながらの製法を試してみたところ、とても美味しいものができた。

「何もない時代、自給自足をしていた時代の知恵はこんなに素晴らしいものなんだと。これを手放していっては、もったいないと強く感じたんですよ」。

こうした知識を活用するところに、相反転方式小水力発電機による地域活性化活動の特色がある。地元の住民がそれぞれ多様な役割を果たして活動を推進する、
ワークシェアリングも機能しているといえよう。

三重県多岐町で相反転方式小水力発電機を活用した地産地消活動が活発に行われています。

2017-02-17 13:11:59 | 日記
Region Project
里山風景に満ちた三重県多気町勢和地区。今、この地区では、江戸時代の後期に造られ、世界かんがん施設遺産に登録されている「立梅用水」に発電機を設置することで電力を自給し、農業などに活用する地域活性化プロジェクトが進んでいます。

2012(平成24)年7月、約200年もの歴史を刻んできた「立梅用水」に、最新の水力発電機を設置して発電する実証実験がスタート。

大きな工事が不要なのに発電できる小推力発電機は、設置後、地域の人たちを驚かせました。

水土里ネット立梅用水は「用水に設置しただけで発電できるのに驚きました。歴史のある立梅用水で発電できるのはすごいこと。用水建設に尽力した西村彦左衛門さんも考えてなかったと思います」と語ります。

また、「これまでは立梅用水の歴史的価値を利用する土台がなかったんです。ところが、ご先祖の導きで小水力発電という土台を作ってもらいました。これをどう利用するかが課題ですね」と話してくださいました。

地域づくりを担当する職員は「将来はポイントごとに発電機が置けるといいですね」と、夢を語ります。現在の発電量は、発電機の近くにある灯りを灯す程度ですが、発電機を増やすことで、さまざまな用途での利用が可能となります。すでに発電量が増える近い将来を見据えてさまざまな計画が実現への道を歩み始めています。

地域との連携の「生きた教科書」となるように活動中

2017-02-16 14:58:59 | 日記

里山風景に満ちた三重県多気町勢和地区。今、この地区では、江戸時代の後期に造られ、世界かんがん施設遺産に登録されている「立梅用水」に発電機を設置することで電力を自給し、農業などに活用する地域活性化プロジェクトが進んでいます。

2012(平成24)年7月、約200年もの歴史を刻んできた「立梅用水」に、最新の水力発電機を設置して発電する実証実験がスタート。

大きな工事が不要なのに発電できる小推力発電機は、設置後、地域の人たちを驚かせました。

水土里ネット立梅用水は「用水に設置しただけで発電できるのに驚きました。歴史のある立梅用水で発電できるのはすごいこと。用水建設に尽力した西村彦左衛門さんも考えてなかったと思います」と語ります。

また、「これまでは立梅用水の歴史的価値を利用する土台がなかったんです。ところが、ご先祖の導きで小水力発電という土台を作ってもらいました。これをどう利用するかが課題ですね」と話してくださいました。

地域づくりを担当する職員は「将来はポイントごとに発電機が置けるといいですね」と、夢を語ります。現在の発電量は、発電機の近くにある灯りを灯す程度ですが、発電機を増やすことで、さまざまな用途での利用が可能となります。すでに発電量が増える近い将来を見据えてさまざまな計画が実現への道を歩み始めています。

水土里ネット立梅用水や、地域住民による協議会では、小水力発電機と、事務所の屋根に設置したソーラーパネルが生み出す電気で充電可能な超小型モビリティを2台導入しました。

この地域連帯から「日経の農村レストラン2位」の豆屋が育ったのです。