サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

S夫人と至福の体験❷

2015-09-26 00:00:37 | 日記
信ずる心の欠如は破滅につながります。
疑いは、魔物の特質であり、私たちは決してそれが心に入り込んでそこに居座ることを許してはなりません。
猜疑心に取りつかれた人は、眠ることすらできず、心の平安を得ることもできません。
疑いは、愛という花を食い荒らす害虫のようなものです。KSH

ポニョ:先日はS夫人の話をしたけれど、確かS夫人はババが大山のホテルに霊体を肉体化された時や夕陽ヶ丘図書館にババが現れられた時もおられたよな。

ヨシオ:そうやったな。あの時も、星やんとS夫人夫妻も一緒やった。

ポニョ:もう、星やんは交通事故が元で亡くなっておられるし、S夫人の御主人も病で亡くなっておられるし、おいら達が紹介したいろんな奇跡の生き証人はS夫人だけになってしまったぜよ。

ヨシオ:そうやな。俺たちがこうしてブログで紹介しなかったら、このような素晴らしい奇跡は誰の目にも触れることなく、歴史の中に埋もれてしまっていたのかもしれないな。でも将来、S夫人が語り部として、いろんな奇跡の話を人々にされたら良いのにな。たくさんの神の話を聞きたい人達が、涙を流すやろな。S夫人は話すのがうまいから。

ポニョ:そうやな。S夫人御夫妻や星やんのような、神さんへの不動の信仰心を持った人ってとても少ないよな。これだけの深い信仰心を持っているからこそ、あのような素晴らしい神の恩寵を得ることが出来るんやな。今までサイの組織で熱心な方をいろいろ見てきたけれど、ある日突然、いろんな噂や作り話を信じていち抜けた~!と言っていなくなる人がたくさんいるもんな。おいらの目の前からも、たくさんの熱心だったいわゆる自称帰依者の方がいなくなったぜよ。そう人たちと違って、S夫人は浄性さが身体中から滲み出ているよな。何があっても落ち着いて平静なお人やな。

ヨシオ:日本語のアラチの歌が無かった頃に、S夫人が日本語版アラチの歌を作られたんや。俺が作ったやつと比べて、すごく格調が高くて良い歌詞やったな。今でも歌われているんかな?

ポニョ:それじゃここで、再びS夫人や星やんが夕陽ヶ丘図書館でババと会った話や大山のホテルでババに会った時の様子を昔の記事から転載しよか?じゃあ先ず夕陽ヶ丘図書館のお話からです。

聖者は困難に遭ってもそれを歓迎し、嵐が幾たび来ようが常に平静でした。
しかし人々はそのような聖者を嘲笑し狂人と蔑みました。
しかし聖者は、自分がいわゆるこの世の病院ではなく、神の恩寵という名の病院にいることを知っていたのです。
彼らは自分の運命を完全に信じ、神を心の底から信じていたのです。
彼らは何度も苦難に遭っても彼らの神に対する熱意は変わらず、それらを微笑んで無視しました。
彼らは自らの内に潜在するアートマの力を知っていたからです。SIP1-25

ヨシオ:ババは、神の化身の肉体の近くにいても、悲しみが待っている。自分のハートの中にいるスワミをいつも、感じないといけないと言っておられる。だって、その時は一緒でも、しばらくしたら離ればなれになるやろ。

ポニョ:それって、よく言われていることやけど、なかなか難しいよな。身近な例で言えば、恋人同士が何処かで会ってデートをしていても、お互いの家へ帰る時が来る。また、恋人が出張で何週間も離ればなれになる時だってある。そんな時に、その恋人のことを心に思い浮かべて、話しかけても虚しいだけやもんな。

ヨシオ:ところが、神さんの場合は、本当に心の中で会話も出来るし、その存在を実感出来るんや。場合によっては、神さんはその人の前に、姿を現されることだってあるんや。

ポニョ:そういや、星やんが夕陽ケ丘の図書館の地下に続く階段の踊り場で、どうしてこの世の中はこんなにひどいんや。神様がサイババさんとして降臨されたのに、嘘や虚偽ばかりまかり通っている、と言って泣いていたら階段の上の方から誰かが降りてくる足音がして、誰かなと思ってみると、ババやったんや。それで、「ババ~」と言って御足に触れて挨拶をしたら、「ババは幸せでいなさい。幸せでいなさい。」と何回か言われてから消えられた。と言ってたな。そして、その時に現れたババは、星やんがいつも持ち歩いている、ババの写真の姿と全く一緒やったって言ってたな。

ヨシオ:そう言えば、そんな事を言ってたな。夕陽ケ丘図書館か。そこに確かS夫人達もいて、その時にババが言われた言葉を元にして、バジャンを作られたんやったな。確か「故郷」のメロディーで歌うんやったな。こんな歌詞やった。

♫幸せでいなさい。
幸せでいなさい。
苦しい時も、悲しい時も、微笑みを浮かべて♫

ポニョ:おいらも、夕陽ヶ丘図書館に自習しによく行ったな。ちょうど上町台地にあって、裏道を行くと階段だらけの細い坂道ばっかりやったな。そんなとこにババが出て来られたんか。面白い。神さんは、その信者が心に抱いている御姿を取って出て来られるからな。つまり、自分がイメージしてる神さんの姿を取られるんやったな。ラッキーな奴やったな、星やんは。おいらはそこに勉強に行くだけやったけどな。たまに、デートをしてる奴もおったな。それで勉強が終わると、図書館の近くの神社に続く沿道に、美味しいそば屋さんがあって、そこに行ったことがあるぜよ。

ヨシオ:また食べもんの話か?

ポニョ:こうして過去の記事を読んでみると懐かしいな。次の記事は星やんやS夫人がインタビュールームでババが星やんに未来の地図を物質化された事と関連があるので、その記事から載せよか?

ヨシオ:その話はもう何度も記事にしたから聞き飽きた方もいるかもしれんで。

ポニョ:そうか?じゃあ、そうしよか。同じ事ばっかり発信したら、読者の方から叱られるもんな。俺たちはまだ認知症になっていない。同じ事ばかり記事に載せるなって。読み飽きた方はスルーして下さいね。

汽車の中で会った謎の聖者に導かれ、サイババさんのアシュラムに来たのは良いけれど、星やんはどうしてもベナーレスに行き、ガンジス川で沐浴だけはしたいと願っていた。

夜半すぎから降り出した雨は勢いを増していた。

夜中に、何か異様な悪臭と生ぬるい嫌な感じで目を覚ますと、周り一面、部屋中水浸しで、しかも一階の土間に寝ていたために、トイレから逆流した汚物を含んだ汚水の中に、自分が寝ていたのに気がついたのだ。

その後のことは、想像にお任せすることにして、やっとの思いで朝のダルシャンに出ることが出来た。

サイババさんは、星やんをインタビューに呼び、こう言った。「ガンジス川での沐浴はどうだったかね?」

そして、おもむろに一方の手の平から、もう一つの手を使って紙の筒のようなものを二つ取り出した。

それらを、一つずつ丁寧に広げ左右の手で一つ一つ持ちながら、星やんに尋ねた。

「どちらを選択するんだ?」

星やんは、一体、何事が起こったのか状況判断が出来ぬまま、二つの紙のような物体を目を凝らして見つめた。

どうやら、表面にシワが沢山あるので鹿革のようなものに、何か描いてあった。

一つは、人の顔のようだ。そうだ。何処かで見たことがあるぞ。プレマサイの顔だ。でもあごひげが無い。多分、剃ったところなんだろうか?

もう一つの、絵は何だろう?一筆書きで描いた世界地図のようだ。でも、こんな地図は見たことがないな。

ここは、アメリカのようだ。とすると?なんだこの地図は!たくさんの国が描かれていないじゃないか!全くわけが分からない絵だな。

「スワミ。こちらの絵は、わけが分からない地図の絵だし、もう一つの絵はハンサムなプレマサイの絵でしょう?僕はプレマサイの絵を選択します。」と言った。

サイババさんは、二つの絵を筒状にして丸め、それらを手のひらの中に、無造作に押し込んだ。絵は、また亜空間に消えていった。

「プレマサイを選択したね。じゃあ、お前はプレマサイの時代に、マイソールでまた生まれ変わってもらおう。」

星やんは、目の前で繰り広げられた神の遊戯にただただ圧倒されていた。

日本に戻り、その時インタビュールームにいた、他の二人の仲間と星やんは、冬の鳥取の大山(だいせん)のホテルに来ていた。

「私は、あの地図の中に細くなった日本があったのを見たわ。」

「いや、僕は目の前で見たから,しっかり見たけれど、君が見たのはロシアのウラル山脈だよ。」

「いずれにしても、何か地球に大変動があるはずだよね。でないと,サイババさんがあんな地図を出すわけないよね。」

「多くの国々が地図から消えていたから、多分大洪水だな。地図によると太平洋から何らかの理由で大津波が押し寄せて来るんだろう。」

「とすると、僕たちは間違っていないよ。ここ大山だと日本海側だし、多分大丈夫だから、ここをベースにしてバスでも確保して、山の方に皆んなをピストン輸送すればいいよね。……」

もう、時計は軽く夜中の2時を回っていた。突然、ドアをノックする音が聞こえてきた。

誰だろう?こんな遅くに?恐る恐るドアを開けると、そこには、なんとサイババさんが立っていた。

「邪魔したかい?入ってもいいかい?」と尋ねられた。みんな声が出なかった。

「も、も、もちろんですとも。スワミ。どうぞどうぞ。」と言うのがやっとだった。

サイババさんは、手から白っぽいビブティを出し、「これを食べなさい。お前たちが話していることは無駄な事で、私が意図した事と違う方向へ行きそうなので、こうしてやって来たんだよ。」

星やんらは、サイババさんをたった三人だけで占領出来て、天国にも登るような気持ちだった。

「スワミ、足を触れさせて下さい。」と頼むや否や、スワミの返事も待たず、三人ともサイババさんの足元にひれ伏していた。

「何か聞きたい事があるかね?」

「あります。どうしてサイババさんが出された世界地図のような事が、起こるのですか?人々が地球の環境を破壊しているからですか?」

「それもあるが、一番の理由は人々がダルマに反する行為をやっとるからじゃ。人の地球での活動は、母なる地球の力と比べると、大したことはない。」

「母なる地球は、地球にある全ての創造物を、一から再び創り上げることだって簡単にできる。それに比べると、人が地球上でやっとる事なんぞ、微々たるもんじゃ。」

「しかしの、母なる地球は、人々のダルマに反する行為には、目をつぶって、見て見ぬ振りをするわけにはいかんのじゃ。」

「特に大きな都市では、お前たちも知っている通り、嘘、暴力、不道徳、妬み、高慢などのダルマに反する行為をする者で満ち溢れておる。それゆえ、母なる地球は、それらの大都市を破壊する事にしたのじゃ。」

「スワミ。僕はインタビュールームでプレマサイの絵を選択して、もう一度マイソールでプレマサイの時代に生まれ変わらなければならない。と言われましたが、もし、仮に地図を選択していたらどうなっていたのでしょうか?」

「もし、お前が地図を選択したのなら、この生でたくさんの奉仕の仕事をしなくてはならない。たとえば、オーストラリアでも、たくさんの奉仕の仕事がある。さあ、これぐらいで充分だろう。」

その瞬間、部屋の灯りが全て消え、また、灯りがついた時にはサイババさんの姿は消えていた……。


「僕の宝なんです。」と言って、星やんはサイババさんの直筆入りの写真をバッグから取り出して、おいらに大事そうに見せてくれた。
「これ、サイババさんに頼んで、インタビュールームで書いてもらったんです。お願いやから、是非もらってくれませんか?」
おいらは、星やんの眼を覗き込んだ。星やんもおいらの眼をじっと見つめていた。真剣だった。瞳の奥にサイババさんが映っていた。

今から思うと、多分、星やんは自分の死期が近いのを知っていたのだろう。
「サイババが帰って来るよ」Part1より転載 EーBookは無料です
http://bccks.jp/store/114521
ヨシオ:転載はここまでですが、星やんという素晴らしい帰依者を亡くして残念やったな。

ポニョ:でも、S夫人がまだまだ御健在やな。最近サイの組織がムッディナハリをめぐって意見の相違があるけれど、面白いのは、S夫人のところへ両方の人から相談に乗ってもらおうと、電話が掛かって来るので困っておられたな。多分、相談役みたいな立場になられているんやろな。このような神に全てを捧げ、一点の疑いの心も持たない帰依者は、なかなかいないから、神様も喜ばれるやろな。亡くなられた御主人も、患者さんの手首の脈拍を測られて、身体のどこが具合悪いのか一発で当てられるぐらい、素晴らしい鍼灸医やったんやぜよ。S夫人もこういう事にかけては、うちの主人は天才肌やねん、といつも自慢しておられたな。ずっと昔の話になるんやけれど、星やんや他の帰依者と一緒に、S夫人に案内されてお滝に打たれに、人里離れた山奥の滝に連れて行ってもらった事があるんや。みんなが滝壺に入ると、S夫人が大きな声で祝詞のようなマントラを唱え始め、頭から冷たい滝の水に打たれながら、手のひらを胸の前で合わせてお祈りのポーズを取るんやけれど、他の人達は微動たりともせず冷たい滝の水に打たれているのに、おいらだけがどういう訳か、体がガタガタ震えて来て、胸の前で合わせた両手がくるくると回り始めて自分でそれを止めることが出来なくなったんや。何でやったんやろな?本当に不思議な体験やった。

ヨシオ:多分ポニョには、いつもお腹を空かした地縛霊が付いているから、そいつが抜けたんと違うか?…いや、そうじゃないよな。だってまだ、ポニョのチャクラは胃にあるもんな。

ポニョ:多分、冷たい水に打たれてお腹が空いて来たから、その辺りにいた様々な除霊された霊達が、おいらに憑依して後で一緒に飯を食べる喜びを味わおうと思って来たんやろか?

ヨシオ:普通、人は除霊をしにお滝に行くのに、ポニョは憑依されに行ったのか?それって逆さまやないの。
逆さまと言えばコウモリですが、この写真は好物のエサである果物を、口いっぱいにほおばっている、オーストラリアの巨大コウモリです。本文と関係ありませんでした。ごめんなさいでヤンス。

外部に現れたものと関わる限り、疑いや信仰の弱さという重荷を運ばなければなりません。
〔そのようであれば〕不必要な物事に巻き込まれるのを避けることはできないでしょう。
信仰心は活火山のようなものです。
活発な火山で発芽する種子はありません。
疑いは種子のようなものです。
疑いが増えるなら、それはあなたの信仰心が弱く、不安定であることを意味しています。
そのような信仰心は死火山のようなものです。
信仰心が強ければ、どんな疑いも生じることはありません。
疑いのあるところに信仰心はありません。
疑いを持つ原因は、自分にあるのみです。
神は目撃者としてのみ行動します。
神はあなたに真我の悟り〔自己実現〕の道を示します。
あなたの疑いは、あなたの過去のカルマ(行為)ゆえに生じたり消えたりします。
神性を悟るには、まず一切の疑いを取り除かなければなりません。
その時々に、神はあなたにさまざまなテストを受けさせます。
それはあなたが想像しているような懲罰を目的とするものではありません。
その目的はあなた信仰を強めることです。24/7/83

最新の画像もっと見る