サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

小さな本の物語

2019-04-02 04:00:22 | 日記

ポニョ:以前天使の話を記事にした時に、読者の皆さんにお約束した事があったよな。

ヨシオ:ババが講話の前にもうすぐ天使達がやって来るって言われた時やろ。確か1996年のクリスマスの日やったな。

ポニョ:その日の御講話でババはとても可愛い本を物質化されたんやけれど、その中身がもっとすごいんやったな。今日は以前御約束したその本の紹介からしよか。

ヨシオ:その本は、いろんな宗教のエッセンスが著してあって、黒海の近くにある小さな国、確かアルメニアの古文書収蔵館に保管してあるって聞いた事があるな。

1530年頃にイエスキリストについての全ての情報を集めてその本を作ったんやけれど、その本をロシア人がコンパクトに編集したんや。

ポニョ:でも、ババがその古文書収蔵館から盗まれたから無くなったんやろ。

ヨシオ:盗んでないっちゅうに。物品移動して、また戻されます。それにこの世にある物は全てババの物やないか。

ポニョ:そういやアルメニアって、世界で一番最初にキリスト教を国教に定めた国なんや。おいらは学生の頃に行きたいなって思っていた国で、ノアの箱船がたどり着いたアララト山の麓にある国なんや。国全体が高地に位置していてヨーロッパで一番美人が多いええ国やで。そんなに背が高くないし。それに先日までラーマのお話を連載していたけれど、カイケーイさんの実家の近くなんや。だからアルメニアの女性を見ているとカイケーイさんてこんな感じやったのかなって思っちゃうぜよ。

おいらがなぜアルメニアに行きたかったと言うと、その国は貧しいので若い男はみんな出稼に出て外国で嫁さんを見つけて所帯を持つので、若くて可愛い女性がたくさんあるメニアなんや。だからおいらでもモテモテになれるから、少しおこぼれにあずかろうかなって思ったんや。

ヨシオ:あのな動機が不純やポニョは。嫁さん探しにアルメニアに行くんか?言葉はどうするんや。
古文書収蔵館にある本です

ポニョ:ハートとハートで通じるんやぜよ。男と女の会話なんてム~チョ、ム~チョしてたらすぐに覚える事が出来るぜよ。
日本語科の学生さんが初めて着物を着ました

ヨシオ:何がム~チョ、ム~チョや。その本の中身やけれど、ババは聖書にも載っていないイエスキリストの秘密が書いてあると言っておられたけれど、その具体的な内容については一言も触れられなかったよな。講話が終わるまでその本をババは持っておられたんやけれど、講話が終わるや否や通訳をされていたアニールクマールさんがババに、ちょっとその本を見せてくれませんかと頼まれたので、ババがマッチ箱を投げるようにしてポイッとアニールさんに放り投げられたんや。そしてアニールさんは目を皿のようにして、その小さな本のページをめくりながら読んでおられたな。でも見回りの人が来たと言って、またすぐに戻されたんや。

ポニョ:その本にはヒンドゥー教の聖典であるヴァガバッドギーターの中のクリシュナの教えも書いてあったんやろ。

ヨシオ:その本は人類の貴重な霊的資産やろな。それじゃこの小さな本についてババが講話の中で言われた事をまとめて紹介しよか。

これは本です。この本の表紙に十字架が見えるでしょう。この本は、すべての宗派の共通の教えを載せてあるのです。この本に書いてある事は、聖書にさえ見出せないでしょう。この本にはイエスキリストの生について明らかにされていない秘密が著されています。
この本には神聖な読み解く力を備えた者でしか理解出来ない神の御業について著されています。
この本のブックマークはそれぞれの宗教の区別をする為にその教えが書いてあります。

あるページには、ヴァガバッドギーターからの引用があり、そこにはアルジュナが全ての思いをクリシュナに向けて神に依存すれば神は帰依する者の罪を全て免除すると書いてあります。
すべての教義の本質は同一です。人の主要な義務は神に帰依する事なのです。帰依するという意味は自分は神であるという思いを持つ事なのです。そういう思いを持つためには、人は自分の中にある神聖さが全てのものの中にも宿っているという事を悟らなければなりません。人間の身体は電球のようだけれども、それらを通る電流は同じです。電球のワット数や色は変わるかもしれないけれど、それらを光らせている電流は同じなのです。

という御講話やったな。

ポニョ:いつ聞いてもババのお話は分かり易くてグッとハートに入って来るぜよ。でもイエスキリストの隠された生涯ってどんなんやろな?アニールさんが少し読まれたんやろ?ちょっと聞きに行きたいな。それよりアルメニアにある古文書収蔵館に行けばその本はあるんやろ。ちょっと読まして下さいね。と頼めば一週間ぐらいその本を借りれるかもしれんぜよ。

ヨシオ:まあ無理やろな。どこの狸の骨か分からんようなむさ苦しい男に貸してくれないやろ。

ポニョ:どこが狸の骨なんや。それを言うんやったら馬の骨やろ。実はおいらが若い時にアルメニアに興味を持った本当の理由は、百万人とも百五十万人とも言われるアルメニア人が大虐殺にあった歴史的な大事件を調べてたからなんや。

ヨシオ:そんな大事件があったんか?しらなんだな。

ポニョ:そうやろ。歴史の教科書では載っていないんや。世界中で無視されているんや。ほんの百年ほど前の話やけれどな。あまりこの件について話すと長くなるので手短に言うと、グロ襟がその当時アルメニア人が沢山住んでいたアゼルバイジャンにあるバクーという町から石油を輸出していたんやけれど、キリスト教徒であるアルメニア人とイスラム教徒が騒動を起こして石油輸出が一時期出来なくなったので、トルコは今でも彼らの操り人形やけれど、トルコ人に成りすましたユダヤ人達が無知なトルコ人達を使って、たったの三百万人しかいない少数民族のアルメニア人達を歴史から抹殺さそうとしたんや。そうすれば石油が安定的に輸出出来るやろ。今の大統領もこのグループの流れにいる人でアメリカや日本で使った同じ手口で選挙に勝って好き放題してるんや。その息子は愛死すから石油を安く買い取っている会社の社長で、イスラエルに運びそこで書類を偽造してモービルや日本に売り、その莫大な利ざやを日本の石油利権とイスラエルが分け合っていると中国が指摘してるんや。もちろんそのユダヤ人の後ろには欧州貴族がいるんやけれど、こういう話をしだすともっとややこしい話が出て来るから今日はこれぐらいにしておこうかな。このブログに相応しくないぜよ。
メスロプ・マシトツ記念古文書収蔵館です

ヨシオ:ひどい話やな。人の命って何とも思っていないねんやろな。でもポニョは昔から正義感が強いからそんな事を調べていたんか。さすがやな。ところで、ポニョがそんなにイエスキリストの生涯を知りたかったら、ババが講話で聖書にも載っていないエピソードを紹介されているで。

ポニョ:そうやった。でもチョビチョビだけやんか。特に十字架に磔にされた後、復活されてからのイエスキリストの事は謎に包まれているやろ。歴史の教科書にも書いてなかったしな。

ヨシオ:書いてるわけが無いやろ。ババはペギーメイソンさんというイギリスのサイの帰依者に、イエスキリストが磔にされてからインドやマレーシアまで足を延ばされたって言っておられたようやな。また、リシケシュにはイエスの洞窟という名の洞穴があって、そこでイエスが瞑想をしていたと言われているんや。
イエスの洞窟です

ポニョ:お墓もあるって聞いた事があるぜよ。その墓の写真もどこかの本に載っていたよな。確か「イエスの失われた年月」かそんなタイトルやったぜよ。

ヨシオ:もうすぐクリスマスやから、ここで少しババが明かされたけれど聖書に載っていないイエスキリストのエピソードを幾つか、何回かに分けて紹介しよか?

寛容は、この神聖なバーラタ(インド)の国における真の美です。
すべての神聖な美徳の中で、真理を守ることこそが 真の苦行です。
この国の甘露のごとき感情は、自分の母親への感情に他なりません。
人格は命そのものよりもはるかに高く評価されています。
今日人々は、バーラタの文化の根本原理を忘れて、西洋文化を真似しています。
あたかも大きくて強い象が自分の力を知らないのと同様に、
バーラタの人々は自分たちが受け継いだものの偉大さに気づいていないのです。
   (テルグ語の詩)

愛の化身である皆さん!  青年男女の皆さん!
  太古の時代より、この国は賢者、聖仙、聖者が誕生してきた土地であり、彼らは全世界にバーラタの神聖な文化を広めて名声を博しましたが、今日そのような高貴な魂たちは忘れられてしまいました。皆さんは、バーラタの名声は、すべてその霊的な財産のみに依存しているのであって、それ以外のものによって得られたのではないことを認識しなければなりません。かつては全世界に神の光を広めていたバーラタが今日陥っている苦境を自分でよく考えてごらんなさい。この神聖な国においては、多くの崇高で徳の高い人々が、幾多の困難や非難に耐えなければなりませんでしたが、彼らは人類に手本を示そうという固い決意をゆるがせませんでした。

 きょう皆さんは、イエスが大切にした理想を思い出さなければなりません。幾時代にもわたって、大いなる霊的な力を備えた幾多の高貴な魂たちが、世界に神聖な教えを広めるために、時おり地上に生まれてきました。彼らは、世界を、住む者にとって良い場所にするために大変な努力をしました。ところが、愚かな人々は、その崇高な意図を理解することなく、彼らをあざけり、迫害しようとしました。イエスは、誕生のときから、多くの試練や苦難に遭わなければなりませんでした。高貴な魂たちの名声があまねく広まるとき、多くの人々はそれを妬みます。アスヤ(妬み)とアナスヤ(妬みの欠如)とは姉妹のような関係にあります。バーラタの歴史にはこの真理を証する数多くの例が見られます。アスヤには、カーマ(欲望)、クローダ(怒り)、ドゥウェーシャ(憎しみ)の3人の子供がいます。ブランマ(創造の神)、ヴィシュヌ(維持の神)、マヘーシュワラ(破壊の神)という三位 一体の神々は、アナスヤから生まれました。アスヤの3人の邪悪な子供たち(すなわち欲望・怒り・憎しみ)は、社会の平和と幸福のためにたゆみなく努力を続けたイエスに多大な苦しみを与えました。イエスは慈悲の権化であり、貧しい人々や、見捨てられた人々の友でありました。しかし多くの人が、イエスの神聖な教えや行いを嫌って、イエスを様々な困難に合わせようとしました。イエスに対する彼らの憎しみは日々高まっていきました。聖職者たちさえも、彼の人気が段々と高まるのを妬んで彼に対抗するようになりました。漁師たちはイエスを敬いました。彼らはイエスの教えを守り始め、彼の弟子になりました。多くの人々が妬みのゆえに彼の道を妨害し、彼を殺そうとさえしたのです。

 イエスには12人の弟子がいました。ユダは12番目の弟子であり、最後にはイエスを裏切りました。その当時は、ユダは一人しかいませんでしたが、今の時代には、そのような「ユダたち」がたくさんいます。今日世界が不穏に包まれているのは、ユダのような裏切り者の数が増えたためです。彼らは心が実に低劣なので、お金によって容易に誘惑されるのです。ユダは、たった何枚かの銀貨のためにイエスを売りました。すでに2000年前においてさえ、お金が人間の主要な目的となっていたのです。人々は、金銭に対する貪欲さのために、邪悪で不正な方法に訴え、真実を歪めて、偽りの敵対宣伝をしました。これはその当時の話しですが、その状況は今に到っても変わりません。誰も、そのような虚偽の申し立てを恐れる必要はありません。どうして人間が自分の犯していない過ちを恐れなければならないのですか? 過去において、多くの邪悪な心の持ち主が、真理と正義の教えを説いて世界的な名声を博した神人たちを妬みました。現代においてさえも、そのような邪(よこしま)な人々の数は決して減ってはいないのです。

 今日、サイの名声があまねく広がっているので、多くの人々がサイを妬んでいます。彼らは自ら何らかの善行に携わるわけでもなければ、もし誰か他の人が善行をしていれば、それを我慢することもできないのです。ラヤルシーマ地方は、英国が統治していた時代から、ずっと飲料水の不足に悩まされてきました。たくさんの指導者や裕福な人がいたにも関わらず、この地方に飲み水を支給する仕事を手がけた人は誰もいませんでした。ラヤルシーマ地方に住む100万を超える人々の渇きを癒したのはサイババでした。

  今の時代において、心臓外科手術にかかる費用は何十万ルピーにものぼります。ここでもまた、非常に高額の費用がかかる心臓の手術がまったく無料で行われる特別 専門病院を設立したのはサイババです。

 今日、教育の分野には金銭に関する不正があまりにもはびこっているので、子供を小学校に入学させるのに、2万ルピーもの寄付をしなければならないほどです。しかし、サイババは幼稚園から大学院レベルにいたるまで、無料で教育を施しています。サイ以外のいかなる個人も、いやそれを言うなら、いかなる国や地方の政府も、教育や医療を無料で施すことはできませんでした。高度の教育を受けることのできた運の良い人々は、あまりにも凡庸な心の持ち主になりさがり、これらの活動の神聖さを理解し、その価値を正しく評価する良識を失ってしまいました。彼らの中で、サイババがしていることの少なくとも千分の一の仕事をやり遂げた人がいるでしょうか? いいえ、ただの一人もおりません!そのような崇高な任務を、ひとかけらの利己心もはさまずに遂行しているのはサティア・サイババだけです。(拍手)。サイの心は純粋です。サイの感情は神聖であり、まったく私心がありません。サティア・サイババは、純粋さ(Purity)、忍耐(Patience)、根気(Perseverance)の3つのPを象徴しています。サイババには、頭の先から足のつま先に到るまで、ひとかけらの利己心もありません。サイはまったくの無私の奉仕を行っているのです。少しでも理性のある人々が、この真理を認識できないのはなぜでしょう? どうして彼らは根拠のない敵対宣伝にうつつを抜かしているのでしょう? 彼らがそうしているのは、金銭に対する貪欲さのゆえです。そればかりではありません。一つの宗教に属する人々が、お金のために別 な宗教に改宗しています。(無執着を象徴する)黄土色の衣をまとっている遊行僧たちまでも、この邪悪な傾向にさいなまれています。一人のスワミ(宗教的指導者)が誰か別 のスワミの繁栄を妬ましく想って根拠のない敵対宣伝を煽り立てます。
2000/12/25

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