サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

ハスラーの思い出

2015-04-19 00:00:39 | 日記
ポニョ:最近、難しい話が続いたんで、今日はバイクの話をします。最近、ババをバイクで追っかけて転倒したっていう記事があったけれど、バイクはとても危ないぜよ。おいらが高校生の時、まだヘルメットをかぶるのは強制ではなかったので、おいらの友達はヘルメット無しでよくバイクに乗っていたな。それに、テストに受かれば大型バイクをいきなり買って学校に乗り付けて皆に見せびらかしに来るんや。おいらはその新品のバイクの後部席にまたがって、授業を抜け出してあちこち行ったぜよ。

ヨシオ:ポニョはボンボン学校に行ってたんやろ。そんな大型バイクをさっと買って学校に乗り付けて来るって、金持ちのボンボンしか出来ないやないか。

ポニョ:そうやろな。おいらの友達はみんな大型バイクに乗ってたな。おいらはそのバイクの後部席に後ろ向きに座るんや。そうすると、カーブでバイクがどちらに曲がるか分かれへんから、とてもスリルがあって面白かったな。

ヨシオ:それは危ないな。カーブの時はバイクを傾けるからな。よく落ちずに乗れたな。

ポニョ:高一の時のクラスメイトがバイクの事故で、卒業するまでに何人も死んでいなくなったぜよ。おいらは今でもバイクに乗っているけれど、慎重ライダーになったんやぜよ。

ヨシオ:俺も、ポニョのような大型バイクじゃないけれどハスラーっていう125ccのバイクに乗ってバイトに行ってたな。ある日大きな工場の前の片側二車線の道を70キロほど出して走ってたら、大きなトラックが工場の敷地から出て来たんや。その大型トラックは左折しながら右側車線に入って行ったんや。俺は左側を走っていたので、その工場の前に差し掛かった時は、俺の斜め前を大型トラックが俺のバイクと並行に走ってたんや。俺は、そのまままっすぐ走っていたら、俺の斜め前を走っていたトラックが突然左に急ハンドルして俺の前をふさぐような形で接近して来たんや。俺は、その瞬間死ぬって思ったな。だってスピードは軽く70キロは出てたからな。そのあと俺は何をしたかよく覚えていないんやけれど、確か、目の前にトラックの横腹が見えてブレーキもかける余裕もなかったので、バイクを思いっきり蹴って歩道の方に飛び降りたんや。なんかスローモーションを見ているみたいに俺の体は宙を舞って歩道に叩きつけられて、そのあと、何回もゴロゴロ転がって止まったんや。俺は、身体中が痛いのと、頭を打ったのでヘルメットが割れて何処かへ飛んで行ったのを覚えていたんやけれど、そのままボーッとして地面に横たわっていて、まだ生きていることを確かめていたんや。

ポニョ:初めて聞いたな、そんな大きな事故に遭っていたんか。めちゃ危なかったな。そのトラックは道路を使ってUターンをしてまた工場に入ろうとしていたんやろ。それって完全に前方、後方、側方不注意で道路交通法違反で即逮捕やぜよ。

ヨシオ:しばらくしたら、近くで誰かが大きな声で半泣きで叫びまくっているんや。俺はうるさいなと思って、そっちの方に首を動かして見ると、トラックの運ちゃんが工場から大きな音を聞きつけて駆けつけた人たちに、人を殺してしまった。バイクを誤って轢いてしまった。大変な事をしてしまった。と泣いていたんや。俺は、誰か死んだんやろか。なんて他人事みたいに思って見ていたんやけど、俺のバイクがトラックの下に見えて、人々がそれを引っ張り出していたんや。そして、バイクに乗っていた人は何処やろとか言って探していたので、それは俺の事だと分かって、フラフラと立ち上がってそのトラックのところまで歩いて行ったんや。そして、バイクに乗っていたんは俺やけど。と言うと、その運ちゃんは、なに~!生きてたんか!良かった!良かった!と言って嬉しそうに俺の体を抱きしめたんや。運ちゃんは俺に免許証を見せながら、今まで事故なんてしたことないんや。これが初めてなんや。だから金色の免許証をもらっているんや。これを失いたくないから、事故のことは警察に言わんとってくれるか?自分には小さい子供や養わないといけない家族もいるから、金なら充分払わしてもらうから、と頼んで来たんや。俺は頭がまだボーッとしていたんやけれど、こう言ったんや。別にええけどな、でも、もうちょっと気をつけて運転しろよ。俺はてっきり運ちゃんが工場から左折してそのまま真っ直ぐ行くんかなと思っていたら突然俺の目の前に曲がって来たから驚いたぜ。と言うと、突然その運ちゃんは態度を一変して、トラックが真っ直ぐ行くと思ってたんか。それって見込み運転や。今回の事故はお前の前方不注意や。と言ったんで俺は耳を疑ったんや。今から警察を呼ぼかと言ったんで、俺は呼びたかったらいつでも呼べや。お前とトコトン勝負したる。ええ加減にせえよ。若いと思って俺をなめるなよ。と言って一発ぶちかまそうと思ったんやけれど、俺はその時外国人登録証を持っていないことに気付いたんや。それで、もし警察が来て俺が外国人登録証を持っていないことが分かると何万円も罰金を払わないといけないし、裁判所に出廷したり、警察調書を取られたりするので、俺はもう面倒臭くなって、現金で事を済ましたるから修理代ぐらい払えと言ったら、五千円だけくれたんや。俺は、方向指示器が折れ曲がり、ヘッドライトが割れ、ハンドルが曲がり、燃料タンクが傷だらけになったバイクのエンジンをかけ、割れたヘルメットをかぶってそのまま家に帰ったんや。

ポニョ:それで、体の方はどうもなかったんか?

ヨシオ:後で風呂に入った時に調べたけれど、あちこち打撲で紫色になっていたな。でも骨とかは大丈夫やった。

ポニョ:でも、大人しく五千円だけもらって帰ったな。バイクだけでも大変な修理代がかかるのに。

ヨシオ:どっちみち中古で買った安もんのオフロードバイクやし、傷がつこうが、ちょっとぐらいハンドルが曲がっていても気になれへん。自分で修理してまた長い間乗っていた。嫁さんといつも二人乗りして大阪の街をウロウロしてたな。ええバイクやった。それに、俺はその運ちゃんと話していて直ぐに分かったんや。俺の身体の事を全然心配していなくて、自分の事ばかり心配していたやろ。そういう自己中で利己主義な人間は、動物から生まれ変わって来たばかりの人で、相手の事なんて何も考えられない人なんや。俺が育った環境が悪かったので、小さい時からその手の人間もどきを俺は腐る程見てきているんや。だから、後で示談とかしてもただもめるだけで、そういう人からさっと離れておいた方がええんや。ババが俺をこのようなひどい事故から守ってくれたことに感謝してたらそれでええんや。その時はババのことは知らんかったけどな。

ポニョ:でも、頭を打った後遺症は今でも残っているよな。あんたは自分で気付いていないかもしれないけれど、精神状態が普通じゃないぜよ。

ヨシオ:じゃかーしわい!大阪のゴミゴミしたところを毎日バイクで走っていたら、こんな事もあって当たり前やろな。俺は、早くこんなところから抜け出したいなといつも思っていたな。バイクで、広々したところぶっ飛ばしたら気持ちがええやろな。確かポニョは、北海道の中標津までバイクに乗って地平線を見に行ったなんて言ってたな。

ポニョ:あれは結婚して間もない時で、おいらは大型のオフロードバイクに乗っていたんや。それに嫁さんを後ろに乗っけて北海道一周したんや。

ヨシオ:ポニョらしいな。自然が豊富な北海道に似合っているもんな。

ポニョ:普段は能勢の山奥や京都の北山をツーリングするんや。どんな地道も全部知っているぜよ。時々折りたたみの小さいカヌーを背負って、綺麗な川があればそこでカヌーを下ろして川下りをするんや。あるダム湖でカヌーを漕いでいたら、水底にダム湖をつくる為に沈んでしまった村が見えたんや。村の真ん中を走る道やら電信柱、まだ家々の跡、田んぼや畑の跡などがよく見えて、まるで空から低空飛行をしているような気分になったぜよ。

ヨシオ:面白そうやな。カヌーで保津峡下りなんかしたんか?

ポニョ:毎週末したぜよ。おいらのホームグランドやぜよ。でも一カ所大きな滝があって、降雨量が少ない時にそこを下るととても危険なんやぜよ。

ヨシオ:岩か何か飛び出しているんか?

ポニョ:岩やったらまだましやねん。保津峡下りの観光船の底が岩に当たらない様に、大きな丸太滝の途中に横向きにして設置してあるんや。大きな川下りの船はその上を乗り越えて行くけれど、おいら達の小さいカヌーは滝と丸太の間に挟まってしまうんや。

ヨシオ:それって、まるで罠やないか。カヌー捕りの罠や。ああ面白い。

ポニョ:どこが面白いんや。こっちは命がけやぜよ。めちゃ危ないんや。だからおいらは、そこそこの滝なんて周りが岩だらけでもヘッチャラで下って行くけれど、人工に作られた障害物には、いつもとても神経を使うんや。

ヨシオ:自然の障害物は大丈夫やけれど人工の障害物は危ないって訳か。でも、大きな鋭い岩なんかがあると危ないのんと違うんか。

ポニョ:これやから天神橋筋商店街でコンクリートに囲まれて育った人は可哀想やな。どれだけ、鋭く尖った岩も水の中では角が取れて、おいらみたいにまん丸になってしまうんや。

ヨシオ:そうなんや。確かに人の道も一緒やな。動物から生まれ変わったばかりの人は、まだ動物から引き継いだいろんな獣的な性格を持っているけれど、だんだん生まれ変わって行くうちにそういうエゴや欲望が消えて行って丸い性格になって行くよな。以前、そういう事を記事にしたよな。

ポニョ:確か、盗みぐせがあって、高いところに登るのが好きな人は猫から生まれ変わった人で、いつも攻撃的な人は犬やった人で、傲慢な感じの人は豚から生まれ変わった人で…。他に何があったっけ。

ヨシオ:その他には、いつも自分の意見を持たず、他の人の後ばっかり付いて歩いている人は羊から生まれ変わった人や。また、プライドが高い人は牛から生まれ変わった人や。気が落ち着かず、いつもあれこれ心がさまよう人は猿から生まれ変わった人。また面白かったのは、音楽を聴いてうっとりする人は、前世は鹿やった人やってババが言ってたな。それって、俺のことやと思う。俺は昔から耳に心地よい音楽を聴くと身体が硬直したように動けなくなってその旋律に集中してしまうんや。

人が持っている清らかなハートと無私の行いは、人が繰り返し生きてきた前世の功徳によってもたらされたもので、人間として生まれてきた証といえましょう。
愚かさ、高慢、貪欲等の属性は、羊、水牛、猫であった前世から引き続き持ち越してきた性質です。
憎悪に駆られて人を攻撃し危害を加える性癖のある人は、犬であった前世の傾向をあらわします。
心の安定が無く、一つのものから別のものへと心が飛び回る者は、嘗て猿だったという性質を反映しています。
ヤグナを行うのは、そのような悪い属性を除去するためです。19/10/93


ポニョ:ババは昔、鹿を捕まえる時に、良い音楽を奏でると鹿は動かなくなるから捕まえやすいって言ってたな。あんたの前世はそんなふうにして捕まって、何処かの王様のペットかなんかやったんやろな。

ヨシオ:ホワイトフィールドのゲートの内側にも小さい動物園みたいなのがあって、鹿もいてたよな。以前その中の一頭の鹿の目から涙が出ていてのに誰かが気付いてババに言うと、その鹿は今日で鹿としての生を終わり、ババから離れるので泣いているって言われたよな。そしてババが言われようにその鹿はその日に死んだんや。

http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/ce2833fd3c3933097ab3790ff4caa714
ポニョ:それってあんたの義理の弟さんの話やろ。以前、確か記事にしたよな。ババが言われたのはこれぐらいかな?でもこうして見てみると、家畜だけではなくて、ペットも人になって生まれ変わって来ているぜよ。

ヨシオ:ババはインド人は西洋人と比べてあまりペットを飼わないので、ペットを飼った方がいいよなんて言われたことがあるな。というのも、ペットを飼っていつもその犬や猫に触れていたら、人と犬猫の霊力が行き来して、その猫や犬に人の霊力が入て霊的に進化を促進するんや。

ポニョ:そう言えば、ペットの犬や猫はその飼い主に似るって言うもんな。

ヨシオ:こちらではペットはとてもポピュラーで、ほとんどの家で犬を飼っているんや。それで、よく公園などで犬を散歩している人と出くわすんやけれど、犬が飼い主に似ているのか、飼い主が犬に似ているのか分からんぐらい両者が似ているので、すれ違った後、嫁さんと笑い転げる時があるな。

ポニョ:そうか。ペットを飼うって良いカルマを作っていることになるんやな。知らんかったぜよ。おいらは鯉をたくさん飼っているんやけれど、それも良いカルマなんやろか。

ヨシオ:もちろんそうやないか。現に、鯉が大きい口を開けてパクパクと餌を食べに水面上にやって来る時の顔なんて、ポニョとそっくりやないか。

ポニョ:あのね、顔で決めんとってくれますか。


神と共にいることの至福が与える体験にまさるものは何もありません。
あなたがすべてを愛すれば、すべてがあなたを愛します。
犬や猿、猫とさえあなたの愛を分かち合いなさい。
そうすれば、動物たちがどのようにあなたの愛に報いるかを知ることができるでしょう。
人間は、犬でさえもがもっている感謝の念を忘れてしまいました。
多くの外国人たちは、ペットとして犬や猫を飼っています。
あなたが動物を愛せば、動物もまたそれに応えてあなたを愛します。9/10/02

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2 コメント

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頑張れ、ヨシダ君! (ポニョ)
2015-04-19 21:55:57
開店前って一番緊張するよね。頑張ってね。ヨシダ君!
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はいあがれ俺 (よしだくん)
2015-04-19 20:31:19
オープン前なのに酒飲んでまた罪をおかしてしまった。ここ数日はほとんど神様の事考えてない。やばい。
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