サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

自殺は止めましょう(下)

2016-06-21 00:00:08 | 日記
「私」とは、万物の中に存在する「私」、つまり、原子の中にも神の化身(アヴァター)の中にも存在する、真の「私」であるアートマのことです。
自殺しようと考えている人でさえ、「私は死ぬしかない。そうすれば、一切の悩みから逃れて、幸せになれるのだ!」と断言します。
肉体が剥(は)がれ落ちたときに解放される「私」は、アートマなのです。11/70

ポニョ:前回はいつもニコニコとおいらのように微笑みながら人生を送りましょうという話題でした。

ヨシオ:俺がオーストラリアに移住して来て、最初に一番戸惑ったのは見知らぬ人と目と目が合った時にニコッと微笑む事やったな。最初は、何で俺の顔を見て微むんかなって訝しんだんや。だって日本に住んでいる時は、見知らぬ人の顔を見て微笑んだら、ワレ何が可笑しいんや。俺の顔に何か付いてるんか。なんて言って喧嘩を売られるやろ。だからら見知らぬ人と目が合っても絶対微笑んだりしないやろ。だからその辺が戸惑ったな。

ポニョ:特にあなたが住んでいたところはガラが悪いところやったもんな。人と目が合いそうになったら、あっち向いてホイしないと、ヤーさんにいつ絡まれるか分かれへんもんな。海千山千の輩がウロウロしてるとこやったもんな。

ヨシオ:毎日、事件には事欠かなかったな。特に俺がまだ子供の頃、喧嘩はあちこちであるし、かっぱらいとか自殺やら殺人や傷害事件やら本当にいろんな事があったな。俺は毎日パトカーや救急車のサイレンの音を聞いて育ったんや。でも今は落ち着いているんやろうけどな。

ポニョ:何回か前に自殺の話を記事にしたけれど、ずっと以前に殺人や自殺の話を記事にしたよな。今日はその記事を再掲しよか。

ヨシオ:まあ、世の中がまた騒がしくなって来たもんな。早く人々が落ち着いて平和に暮らせる、愛に満ちた世界がやって来たらええのにな。俺はポニョのようにテレビや新聞を見ないからあまり世の中のことは知らないけれど、それでも街で人と会うとそんな世の中が不安になって来たというような会話をする人が増えて来たな。特に銀行が突然融資をしなくなって来ているから、経済的に余裕がなくなって来た人が増えて来たな。

ポニョ:それは奴らの常套手段やぜよ。融資をどんどんして好況のように見せかけて、ある日突然融資した資金を回収し始めるんや。そして経済不況にして担保物件を巻き上げたりするんや。

ヨシオ:そういう仕組みやったんか。まあ、そういう事に振り回されている一般庶民はいつの時代も大変やな。という事で過去記事です。

ポニョ:普通、人は今現在しか見えないもんな。過去生でどんなカルマを作っていたとか分からないから、今現在身の回りで起こっている事件や出来事だけを見ると、世の中不公平だらけに見えるもんな。

ヨシオ:オーストラリアの美人コンテストで、優勝した美人の娘さんがいたんや。器量も良いし、家族中がサイの帰依者なんや。でもある日、娘さんは殺人事件に巻き込まれて亡くなってしまったんや。

ポニョ:そら、両親は大ショックやったやろな。可哀想に。

ヨシオ:それで両親は、どうして罪もないあんなに性格も良かった娘がこんな目に遭うのかと、とても精神的に混乱されて周りの人たちもどのように声をかけて良いのか分からんかったんや。しばらくして、少し落ち着かれた頃、周りの人たちは両親に、ババのところに行けばババが癒してくれるかもしれないとアドバイスし、両親はそのアドバイスに従ってアシュラムに行ったんや。しばらくして、ババは彼らをインタビューに呼んだんや。それでババは、お前の娘さんは前世で、誤って人を殺した事がある。そのことを生まれる前からずっと後悔していて、今世でそのカルマを返すつもりで生まれ変わって来た。もうカルマは支払ったから、次の生はとても、良い人生が待っているよ。と言われたんや。

あなた方は、なぜ私のダルシャンを得た後も苦悩を経験しなければならないのか?と思う者もあるだろう。
それは、いくつもの前世で積み上げたカルマを支払っているからなのだ。
~私のダルシャンを得た後、次の世で良い人生が待っている。
良い人生であれば間違いを犯すことはない。
そして間違いを犯さなければ、再び生まれ変わることも無い。
これは単純明解な真理なのだ。P260ANDI

ポニョ:そんな話を聞かされても、はいそうですか。とは言えないぜよ。ご両親の気持ちになれば。でも、受け入れるしか仕方が無いよな。

ヨシオ:両親はとても信仰心の厚い人たちやったから、それを受け入れて、今では静かに神を毎日思い、霊性修行に明け暮れる毎日を過ごしておられるんや。

ポニョ:そういうショッキングな出来事があって人はより神様の方に向くんやろな。おいらが聞いた話も、以前もう言ったかどうか忘れたけれど、事業に失敗したビジネスマンやけど、この話をもうしたかな?

ヨシオ:思い出せないな。二回目でもええやんか。続けてみ。

ポニョ:その人の嫁さんも、御主人が破産して、もう食べていけないので子供を連れて実家に帰ってしまい、その人はすっかり落ち込んでしまったんや。それで一人でババの大きな写真がある祭壇の前でババに向かって、これだけあなたに帰依しているのに、どうしてこんなひどい事が僕や家族の身に降りかかるのですか?と言って泣きながらババに恨みつらみを言った後、ピストル自殺をしようと、こめかみに銃口を向けて引き金を引いたんや。すると、大きな音がして銃弾がピストルから出たんやけど、その人はまだ生きてたんや。火薬の燃えた匂いもしているし、薬莢も転がっていたんや。それで、どうして自分は死ななかったのか理解出来なかったけれど、多分、ババが助けて下さったんだと思い、もう自殺をするのをやめようと目の前のババの写真に向かって、ごめんなさい。自殺を図ったりして、あなたから頂いた命なのに自殺しようとしてごめんなさい。もう二度と自殺なんてしません。と言って泣きながら謝りながらババの写真をよく見ると、ババの写真のこめかみのところに穴が空いていたんや。

ヨシオ:すごい話やな。その人はめちゃ後悔したやろな。自殺を図って。

人間は死にますが、心は死にません。
人間が一生の間にすることはすべて心に焼き付けられて、次の一生まで持ち越されます。
誰も心の性質を理解することはできません。
中には、自分の経験するすべての問題に終止符を打つための方法は、自殺しかないと考える人が居ます。
彼らは「私の苦しみの原因は心である。それに終止符を打とう」と考えるのです。
自殺は最大の罪です!
心はそれほど簡単には殺すことができません。
そのような低劣な考えを抱くべきではありません。
人は、いかなる困難にも根気強く立ち向かい、自分の人生を神聖なものにする用意ができていなければなりません。24/7/02

ポニョ:この話には後日談があって、その人は、ババに自分の命を救ってくれた感謝の気持ちを伝えにアシュラムに行ったんやぜよ。ババは、その人をインタビューに呼ばれたんや。そこでババは手から銃弾を出されて、これは君の銃弾だよ。しばらく預かっていたけど、返すね。と言われてその人に銃弾を渡されたんや。そして、お前はもうカルマを支払ったから、これからは事業もうまく軌道に乗るよ、と言われたんや。そして、ババが言われた通り仕事も順調に行き、今では再び家族で仲良く住んでおられるんぜよ。

ヨシオ:嬉しくなるよな。そんな話を聞くと。人生って色んな災難や不幸に見舞われるけれど、何が起こっても、全て自分が過去に蒔いた種が芽を出して、自分が今、それを刈り取っているだけの話なんやな。

すべての人間は、決められた寿命を持っています。
それは借家契約している家に住んでいるようなものです。
その家を出る前にあなたは新しい家を探さなくてはなりません。
同様に、人がその身体から離れる前に、その人のカルマに応じて神は別の身体と寿命を用意します。
もし、死が独断的に刑罰によってもたらされた場合、あなたは、カルマを支払って高いレベルの境地へ恒久的に行ける機会を逃すことになります。
自殺の場合は、あなたは中途で立ち往生した状態となります。
それは、あなたにとって恐ろしい状態となります。
この自然界には空白というものは存在しません。
神は、霊魂やその他の目に見えぬ霊体達でこの世界を満たしています。
自殺を図ると、それらの者たちがあなたのところにやって来るので、あなたは恐怖におちいるでしょう。
それゆえ、自分で神様から戴いた命を絶ってはならないのです。
正義に基づいて人生を送りなさい。
人生の中で困難にぶつかってもいつも神を思い、落ち着いて乗り切ればいつの日か必ず神の祝福を得ることが出来るでしょう。
この真理を疑ってはなりません。
神への信仰を持ちつつ,それらの困難に立ち向かいなさい。P290ANDI



最新の画像もっと見る