サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

愛のバロメーターと子牛

2017-08-23 16:00:48 | 日記
今日どうして人口が爆発的に増大しているかと言えば、それは人々の誤った行為のせいである。人々のその小さい胃袋を満たすために、神は沢山のものを人々に与えている。
神は大量の米、大量のフルーツ、大量の小麦などを創造した。
これほど沢山の食料があるのに、人々は肉や魚を摂る。
そしてそれらのものを殺して食べて人の身体の中に取り込まれると、それらの魂は、人となって生まれ変わってくるのである。SSIB1977p,182


ポニョ:昨日は霊的な磁力の話をしたけれど、霊性って突き詰めて言えば、ハートを綺麗にするって事なんやな。そしてきれいな心を持つには、まず思いと、言葉と、行為を一つにしないといけないと言ってたけど、ババの愛はすごいよな。あの笑顔を見てみ。天真爛漫や。

ヨシオ:昔の友達がそんな笑顔をしていたな。俺が、どうしてそんなにきれいな笑顔をいつも出来るんやって聞いたことがあるんや。
そうしたら、自分たちは愛の化身やから、心の中の愛をどれだけ外に向けて発信出来るかということを考えやなあかん。毎日、どれだけの人にその愛を分け与えることが出来るか、自己中にならんと、どれだけ自分の中にある愛を他の人や動物たちや生きとし生けるものと分かちあえることが出来るのかが、人として生まれてきた限りそれぞれの人に問われている事なんや。と言っていた。

ポニョ:そらそういうことを、いつも考えていたらきれいな笑顔になるわな。

ヨシオ:それで具体的には、朝起きるとすぐにベッドから飛び出ないで、先ず、自分の中にある愛を呼び起こすんやて。
それは、愛のバロメーターみたいなものを、自分の中にイメージして、昨日までの経験で腹が立った奴とか、意地悪な奴とか、イケズなライバルとか、ちょっとキモい奴とかのイメージを払拭するんやて。どういうふうにするかと言うと、そのネガティブなイメージを持ってる人の良いところを一生懸命探し出すんや。
そして、その人のネガティブなイメージをポジティブなイメージに置き換えて行くんやて。
そうすれば、この世に嫌いなものや嫌なものが全て無くなってしまう。
イルちゃんみたいなどうしようもない悪ガキは、彼らを自分の出来の悪い子供や、放蕩息子と思えば良いと言っていた。
しゃーないやっちゃな。また悪さしよった。今度、お仕置きや。とかなんとか奴らの事を、自分の息子やと思っていたら多分イルちゃんに対してもネガティブな感情を抱かないはずや。
そういうふうにして、朝起きた時の愛のバロメーターを愛でフルチャージしてからベッドから起き上がると言っていた。
そうすれば、一日の初めから愛がいっぱいの心で、世界に出ていくことが出来ると言ってた。

ポニョ:それって、光明瞑想と同じやんか。光をイメージしてそれを身体の中に入れ、頭から順番に体のあちこちに光を回しながら、悪いものを見ないように、しないように、聞かないように、話さないように自分の身体を光で満たして行く瞑想や。そして、その光を最後に頭のてっぺんから出して、家族から始まり、社会、世界、宇宙へと大きく拡げて全てが光で包まれるようにイメージをするんや。

ヨシオ:そうやな。言われてみれば、よく似てる。どっちも自分の中にある愛や光を社会や友達や家族や世界に拡げていって、愛や光で全てを包むということやもんな。
でも、ポニョは、もう自然に頭が光り輝いているから、そんな光明瞑想なんてしなくても周りを照らし出せるやんか。

ポニョ:そういうことや。おいらの、この世での存在そのものがこの世に光を照らし出してるんや。まあ言えば、おいらは君たちと違って、限りなく神さんに近い存在やろな。

ヨシオ:今日は、俺の挑発に乗らんと一本取ってきよったな。成長したな、ポニョ。褒めてつかわすぞ。

ポニョ:あんたが紹介した全ての人の良いところだけを見て、愛で包むというやりかたやけど、以前あんたが紹介したシュタイナースクールの先生が、教室に朝一番入る前に子供達の良いところだけをイメージしてポジティブな心になってから、子供達と接するというやり方と似てるよな。
http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/a4aee2970a946cd83ae9273ed644be47
ヨシオ:そうそう、そんなこと言ったよな。とにかく、いろいろ大変なことが世界に起こってるけど、ポジティブに生きて行きたいよな。そういう意味で、先日、ポニョがツイートしてくれたミルクが出なくなった牛さん達を殺さずに、死ぬまで面倒みる牧場の話が良かったな。
あれは、感動した。牧場の人が牛たちが、天寿を全うして死ぬのを見れるのは嬉しい。誇りに思う。と言ってたな。それに、牛たちが、穏やかで且つ、とても嬉しそうに牧場で飛び跳ねていたな。あんな牛さん俺は見たことがない。
http://m.youtube.com/watch?v=kUZ1YLhIAg8
ポニョ:牧場主の人は、今までミルクを出して毎日人のために働いて来てくれたんやから、ミルクを出せなくなったら、牛の老後を死ぬまで面倒を見るのは人の義務やと言っていた。
もちろん、たくさんの人がそれに賛同して、カンパの金も来てるようやけど。
でも、普通は、ミルクが出せなくなった牛は、金食い虫やから全て場に連れて行くんやろうか。

ヨシオ:そうやろな。可哀想やな。

ポニョ:でも、問題はもっと大きなところにあるんやぜよ。それは、子牛が生まれると、すぐに雄か雌かを選別して、雄の牛はミルクを出せないから、子牛のうちにしてレストラン行きになるか、もう少し大きくしてからするんや。今日、おいらがツイートした牛さん達を死ぬまで面倒みるって話は、全て雌の牛で、雄の牛達は、とっくの昔に人様のお腹の中に入ってしまっているんやぜよ。以前、その話をしたやろ。少しその部分だけでも再掲すると、

ポニョ:皆さんこれは何だかお分かりになりますか?


これは、アメリカにある仔牛の檻です。
仔牛たちは約六週間ここで過ごしたのち、場へ向かいます。
もちろん仔牛たちは全てオスです。生まれたたときに、乳をだす牝の仔牛はお母さんと一緒にされ、雄の仔牛はここに連れて来られるのです。

(手押し車で運ばれます)

肉が固くなるので運動はさせません。暑い時も寒い時もこの中に閉じ込められたままです。ずっとこの檻の中で死を待ちます。
でも、生まれたばかりの仔牛は、少なくとも一時間はお母さんと一緒にいることが出来るのです。
仔牛のこの世での生で一番幸せな時です。

(お母さん牛は仔牛を連れて行かれるのを知っているので抵抗します)

お母さん牛の愛をたっぷりもらえるのです。たった一時間だけですが…。
というのも、その一時間の間に赤ちゃん牛を生んだお母さん牛は、赤ちゃんを産んだばかりで、体があちこち痛いし苦しいのにも関わらず、赤ちゃん牛の為に必死になって身体中を舐めてきれいにしてくれるのです。
(引き離された仔牛を名残惜しそうに見ているお母さん牛)

人間はそのことを知っているので、一時間だけ仔牛をお母さんの近くに置いておくのです。
そうすれば、人が仔牛の体を洗う手間が省けるのです。
生を受けてお母さんからもらった、たった一時間の愛。
たった一時間だけでしたが、身体中を綺麗にしてくれた、あの優しかったお母さんの愛だけを思いながら、あの小さい檻の中で六週間を過ごすのです。
(手押し車に乗せられます)

そして、そのまま場へ直行です。運動も出来ず、太陽も見れず、暗くて狭くて、暑くて寒いプラスチックの箱の中に閉じ込められていたので、柔らかい肉のステーキが出来上がります。
(衛生状態が良くないのでハエだらけです。この仔牛は檻に入れられる前に死にました)

彼らは、結構良い値段で売れます。
彼らを見たければ、ファミレスで仔牛のステーキを下さい。とオーダーすれば出てきますよ。
柔くて、香ばしい肉でしょう?

だれもが肉食をやめるべきです。なぜでしょう? 
肉食はもっぱら動物的性質を増長させます。何を食するかによって何を考えるかが決まるのです。さまざまな動物の肉を食べることで、その動物の性質が吸収されます。
人間と同じく五大元素でできている動物を食べることは、いかに罪深いことでしょう! 
動物を食べることは、人に悪魔的性癖をもたせ、その上、動物への残虐行為という罪をも犯します。
ですから、真に神の帰依者になろうと努める者は、非菜食の食べ物をやめなければなりません。自分たちをサイの帰依者であるとかラーマの帰依者であるとか言いながら、鳥や肉を食べて肥えている人たちがいます。
それでどうして真の帰依者であると見なされるでしょう? 
それでどうして神がそのような人を帰依者として受け入れることができるでしょうか? 
ですからインド人であっても無くても、そうした肉食をやめるべきです。
23-11-1994