サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

気が散る散る、欲望が満ちる

2016-05-10 00:00:15 | 日記
多くの人々にとっては、お金が神であり、政治が神となっています。
彼らが死んだ後、お金や政治が彼らについて来るでしょうか?
彼らは何を成し遂げることができるでしょうか?
人生の目的とは何でしょう?
人間として生まれることができた以上は、取るに足りないものを追い求めて人生を無駄 にしてはなりません。
社会のために役に立つ活動に参加しなさい。
私がこれから言うことを誤解してはなりません。
世界の汚染の根本原因は政治です。
小さな子供たちの心まで政治に汚染されています。
争いや煽動は今日の流行になっています。
夫と妻の間にさえ一体性がありません。
インドの独立以前は、人々はこれほどまでに苦しんではいませんでした。
当時、対立は白人たちと有色人種の間にあっただけですが、今日では有色人種同士の間で派閥争いがあります。
このような事態は、今の人々に期待されることではありません。
邪悪な性質を慎んで、気高い感情を培いなさい。24/7/02

ポニョ:本題に入る前にちょっと面白い話があるんやぜよ。何とそこに五年住めれば三千坪の土地をタダでもらえるんやて。
http://yournewswire.com/putin-offers-free-land-to-foreigners/
ヨシオ:そこてどこやねん?まさかシベリアの奥地じゃないやろな。

ポニョ:ピンポーン!シベリアの奥地ではないけれど、ウラジオストクの近くやカラフトなどで、5年間住めばロシアのパスポートもくれるんや。でもインフラは何も無く、家を建ててそこに住むというのが条件なんや。でも農業だけではなく、エコツーリズムなどのビジネスをしてもええんやで。おいらはロシアではまだあまり知られていないアクアポニックスを紹介して野菜を売ればええなと思っているんやぜよ。

ヨシオ:この前は砂漠に囲まれたオマーンに行きたいと言っていたのに、今度は厳寒の地か?

ポニョ:夏は意外に長くて平均気温二十五度もあるんや。それに自然に囲まれているしええなと思ったんや。

ヨシオ:まあ、ヒグマさん達と仲良くしたいんやったらええやろな。

ポニョ:そこまで考えていなかったな。おいらの知り合いは北海道の牧場で牛がヒグマの一撃で顔がぶっ飛んだのを見たって言ってたぜよ。恐ろしいな。ところで昨日はUFOの話をしました。以前おいらがアシュラムに長期間滞在していた時に、ペルーからやって来た若者とカスツーリメモリアル図書館で知り合ったという話をしたよな。

ヨシオ:今は取り壊されて、VIPの為の迎賓館になっているよな。坂の途中で眺めが良かったよな。それにいろんな国の言葉で翻訳されたババの本が全て揃っていて、俺も何回か日本語の本を読みに通った事があるな。そのペルーから来た若者の話は、ババが講話でも紹介しておられたよな。確か十九歳で結婚して離婚し、もう子供までいてるって。そして青年時代はこの若者のように異性を追いかけるのではなく、もっと勉学などに励んで人生の基礎となる土台を作らなければいけないと言っておられたよな。

ポニョ:そのようのおっしゃってたぜよ。それでその発情期が早く訪れた若者は、離婚した奥さんが娘を連れてフランスに行ってしまったので、娘が恋しくて毎日泣いて過ごしていたんや。

ヨシオ:十九歳でもう結婚して離婚してしまうなんて、めちゃませガキやな。それでそのませガキがババのアシュラムにやって来れたのは、UFOによって導かれたからって言ってたよな。

ポニョ:そうなんや。おいらは、まだ子供の面影が残っているそのませガキが、どのようにしてババの事を知ったのか聞いたんや。するとそのませガキは、ペルーの首都郊外にある農場で働いていている時に、空にUFOが浮かんでいるに気づいたんや。そしてそのUFOから光線が発射されてませガキに当たり、半身がしびれて動けなくなったんや。足が動かせず歩けなくなったので、しばらくの間農場に横たわって目をつぶると、目の前にある特定のビルのヴィジョンが見えるんや。それで半身のしびれが取れ、自由に動けれるようになった時に首都のリマに行き、そのヴィジョンで見たビルを捜し始めたんや。そしてある日、遂にヴィジョンと同じビルを見つけ、喜んでそのビルの中に入って行くとサイの帰依者たちがバジャンをやっていたんや。そこはペルーのサイセンターが使っていたビルやったんや。

ヨシオ:それは興味深い話やな。いろんな人がいろんな方法でババの方に導かれてやって来るけれど、UFOに直接導かれてやって来た人ってなかなかいないよな。

彼ら(UFO)は多くのいい活動をしている。P40サイババ世界の危機を救う

ポニョ:その農場に現れたUFOは、近隣の農場にも現れていてたくさんの人たちに目撃されているんや。その事は大きなニュースにもなったので、そのませガキの農場にも矢追さんたちだと思うけれど、日本のテレビ局のチームもやって来てテレビ局から取材を受けたって言ってたな。

ヨシオ:ふーん。面白い。それでそのませガキは、ババにインタビューに呼んでもらったって言ってたよな。

ポニョ:ババは娘の事は何も心配しなくても良いと言って慰めてくれたと言ってたな。そして講話で言われたような事を言われたって言ってたな。

ヨシオ:でもインタビューではUFOの事は一言も言及されなかったんやろ。

ポニョ:されなかったな。質問すればされたんやろうけど。

ヨシオ:何れにしてもUFOもババの道具の一つに過ぎないから、UFOだからといって大騒ぎするような話ではないよな。

ポニョ:おいらはババの事を知るまで不思議大好き青年だったから、そういう事に大いに興味があるぜよ。でもそういうUFOにしても、人の想念や霊界や別の次元などとつながっているって考えると面白いぜよ。

ヨシオ:そうか?俺は何の興味もないけどな。ババの方にしっかり目を向けているだけで、ババは俺たちを最終目的地に連れて行って下さるのでそれだけで充分やないか。ポニョは心があちこちに彷徨う性質なので、そういう情報に接してもあまり反応しない方がええと思うで。

ポニョ:夢って昼間見た印象などを心に映し出したものという話をしたけれど、おいらの心が彷徨いやすいのは、心を十分コントロール出来ていないからなんやろな。

ヨシオ:心は英知によってコントロールされるけれど、夢を見ているときは、起きている時のように意識が充分働かないので心をコントロール出来ないんや。だから夢ってひっちゃかめっちゃかなストーリーで、全くつじつまが合わないやろ。でも人は至高神の御姿と御名に集中すれば、夢でさえコントロールする事が出来るようになるんや。例えばポニョがルッドラムを学んでいた時に何度もテープを繰り返し聴いたり、一日数行ずつ覚えていったって言ってたけれど、それって毎日意識的に努力しないとできないやろ。夢の中にもルッドラムの念唱が聞こえたって言ってたよな。

ポニョ:そうやった。あの頃は寝ても起きてもルッドラムばっかりやったから、夢の中でも唱えていたんや。

ヨシオ:それと同じように心を至高神に定めてその御姿や御名に集中すれば、人は誰でも夢の中でもその至高神が現れたりして夢をコントロールする事が出来るんや。でも起きている時に、至高神以外の世俗的な事柄に関心を寄せてしまうと、心はすぐに自分の外にある対象を求めて彷徨い始めるんや。

目の覚めている状態で執着に捕らわれると、夢を見ている状態や熟睡状態の、最も微妙な姿でも執着が現れます。
夢を見ている状態とは、鏡に映った像のようなものです。
目の覚めた状態でどんなことを経験しても心が受け取ったものが映った姿として夢の中に現れます。
目の覚めた状態と、夢を見ている状態は物と鏡に映し出された物の像に似ています。
目の覚めている状態で正しい道を選び、真実を知り、真実の光りの中で行動していれば、夢を見ている状態でも正しい道を歩んでいけます。
目覚めの道を進むためには、感覚的な物の欠点に気づいて、少しずつその欠点を乗り越えて、執着を捨てていくことが大切なのです。SGc13

ポニョ:心ってすぐに彷徨うので幽霊みたいやぜよ。船が漂流しないようにイカリを下ろすように、心も動かないようにしっかりと神様の方に繋ぎとめなくてはいけないよな。以前、五感の上に心が位置し、心の上に知性が位置するって言ってたよな。だから心が自分より下に位置する五感の欲望の言いなりになったら、その人の人生は一生感覚の喜びや欲望を満たすことに使われてしまい、人生を無駄にしてしまって一生を棒に振ってしまうんや。

人間として生きることは、単なる平凡な暮らしをする事である。
人の目標は神さながらに生きることです。
しかし今日人々は欲望と憎悪のみを抱き、動物にも劣る生活をしています。
欲望が満たされぬと彼は憎悪を持ちます。
知性の導きに従い、気まぐれにさまよう心を捨てることです。
何故知性は重要なのでしょう?
感覚器官は身体の上位にあり、心は感覚器官の上位にあり、知性は心の上位にあります。 アートマンは知性の上位にあります。
このように、知性はアートマンの最も近くにあり,神我の力と光輝を最大限に受ける利点を持ちます。
それゆえ神我を理解し体験する為に知性を用い、至福に満ちて生きるよう努力しなさい。25/5/93

ヨシオ:そういう事や。だからあまり至高神以外の事柄には心を向けない方がええんや。

ポニョ:確かにルッドラムを学んでいた時に、毎日、三行だけ覚えるって決めて集中してテープを聞いていたけれど、少しでも他のミュージックを聞いたり人と全然関係無い話をするとルッドラムに集中出来なくなってしまったぜよ。心って集中出来る環境を与えなくてはいけないなって痛感したぜよ。

ヨシオ:人は一人でいる時に自らの内に沈潜すれば神の声が聞こえて来るんや。なのに静かな緑に囲まれた公園のベンチに一人で座っている時を無駄にして、携帯をチェックしたり、ゲームをしたり、何やら妄想に耽たりして、神さんの声を聞く貴重な時間を失っているんや。

人々は、公園や海岸のベンチに静かに座っている時に、良心のささやきに耳を貸さないために非常に価値のあるものを失っています。
彼らは、一人きりになるのを恐れ、静寂でいることを何か忌まわしい物のように見なして避けています。
しかし、自分自身の真理を見つけるのに一人で静寂にしている時にのみそれが可能なのです。SSSvol4p,160

ポニョ:静かな公園のベンチに座っているだけで神さんとコンタクトを取れるんか。おいらは一人でいる時に、公園を散歩している人を見たり、鳥や犬を見たりして常に心が周りのものに気を取られて、自分の内面を探求するような努力をした事が無いのでそういう事を言われても習慣を変えるのは難しいな。

ヨシオ:一人で静かな場所にいる時に普段から内面の自分と向き合う努力をしていけば、やがて、誰とどこにいようと、どんな騒音が聞こえようと人は心の内側に入って行けるようになって行くんや。そして平安や幸せをお金や大きな家やピカピカの車や権威や権力や名誉や名声、そして物や財産という自分の外側に追い求めて来た人生は、全て無駄やったって気づくんや。

人々は、欲望を満たすことによって幸福が得られるという誤った認識に陥っています。
実際は、幸福は欲望が満たされたときではなく、それがコントロールされたときにもたらされるのです。
人は欲望をコントロールすることによって至福の状態を味わうことができます。
自分の欲望を満たしたいと強く願う人は、いつも落ち着きがありません。
欲望は外側に向かう道(プラヴリッティ)に対応していますが、そこにはひとかけらの幸福も存在しません。
皆さんは、世の中に幸福があると考えて迷妄に陥っていますが、そうすることによって、内に向かう道(ニヴリッティ)からますます離れていくのです。5/7/01

ポニョ:チルチルミチルの話みたいやな。幸せの鳥は自分の中に見つけるって。でもチルチルミチルって、どうして作者はそんなけったいな名前にしたんやろな。気が散る散る、欲望が満ちる、ミスチルの歌はええなって聞こえるぜよ。

ヨシオ:そんな風に聞こえるのはポニョだけやろ。

現象的宇宙は広大で無限の館。
しかし、館は正しい基礎の上に建てなければなりません。
堅固な基盤がなければ、館は崩壊するでしょう。
世界という広大で強力な物質より成る鈍重な館にとって、霊妙で無限で強力な心がその基盤です。
したがって人は心の強さの程度に応じて、力を得る事が出来ます。
~現代人は欲求不満、気落ち、失望によって抑圧されています。
その理由は何か?
今日の人々の欲求不満と平安のなさは、心の神聖な力を用いることに失敗したからです。人と人との分離は、増大する一方です。
これらの分離感は被害の伴う争いの生ずる原因です。
それゆえ、第一になさねばならぬことは、心の力を正しく用いることです。
今日人の心は、感覚の言うなりになっている為、まるで酔っ払いのようです。
今日世界は二種類の酔っ払いがいます。
一つは富から発生したもの。
もう一つは力から生じたものです。
この二つは、互いに異なるものではありません。
それはひとつの種を二つに割ったようなものといえましょう。
富によって人は権力の地位を得、得た権力によって富を手に入れます。
今日人々の生活は、力と金銭という二つのものに基盤をもちます。
この二つのいずれかを手に入れるなら、彼の自惚れは留まるところを知りません。
その両方を持つ人の状態はいまさら言葉で言うまでもないでしょう。
人間らしさを忘れ、獣的な属性をほしいままにし、人は悪魔的な性質を身につけるのです。
今日、人は心の力の偉大さを実感認識する努力をしません。
その努力をせず、世間的な行動に没頭し、人は自分の人生を無駄にしてしまうのです。6/5/94