格調高い「自己との対話」です。

昨日はビルエヴァンスの後期のワーナーの「New Conversations」を購入しました。


このアルバムはバーブ期の「自己との対話」との続編というべき内容でアコースティックピアノの演奏にエレトリックピアノの演奏をオーバーダビングする手法で録音されています。


収録されている曲もエヴァンスのオリジナルとスタンダード曲がそれぞれ4曲ずつという構成で実験的要素が強いと思われる作品ではありますが格調高い演奏が並びます。


エヴァンスの実験的要素が強いその他の作品としてはユナイテッドアーティストのジムホールとのデュエットの「アンダーカレント」が挙げられると思いますが「アンダーカレント」が僕のイメージだと夜ワインを飲んだ後の翌日の休みの日の朝を思い浮かべるのに対してこの作品は夕方から夜にかけて高級シャンパーニュ（クリュグやサロン等）を飲みながら素敵な女性との一時の逢瀬を楽しんでいるような印象です。


まぁ、僕の妄想がかなり入ってはいますが(笑)こうやって様々なタイプのワインと合いそうな音楽を日々模索している訳です(爆)。