すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

最近泣いたことありますか?

2009-06-26 | おむすびティータイム

 おむすびティータイム

今日はどんな人に出逢うかな?
おむすびティータイムは、
参加者で作るライブの場です。

 

2009年6月18日より

●泣いたって、いいんだよ

今日の参加は、7人。
久しぶりにインタビューゲームをしました。

Tさんは、いつもティータイムまでの車の中、
今月のできごとを思い出してみるのだそうです。

 豊吉:今日はどんなことを思い出していました?
 Tさん:いつも楽しいことばっかり出てくるのに、

     今日は泣けてきたことが思い出されてきました。

     泣けてくることだから、話さなくていいです。

 そういえば・・・・

 インタビューのはじめの質問を決めることが、時々あります。

「嬉しかったこと」
「ドキドキしたこと」
「ときめいたこと」など・・・・

でも、「泣いたこと」は、まだありませんでした。

泣くことが悪いわけじゃないし、 
泣きながら話したっていいのだし、 
話したくなければ話さなくていいのだし・・・

ということで

「最近泣いたこと、ありますか?」

この出だしで、インタビューゲームをすることになりました。 

●話すうちに消えていく「涙」

インタビューのまとめに
「泣く」ということが出てこないものもありました。

泣いたときの話をしているうちに
「泣くほどのことでもなかったか」と気持ちが変わっていき、
 結局違う話で盛り上がってしまったというのです。

 なーんだ!めでたし、めでたし!

●子どもの前だけで見せる「涙」

子どもとのやり取りで、
うまく伝わらないもどかしさを感じることはよくあります。

「どうして伝わらないの?」と泣き、
「何で泣くんや」という子どもの表情を見て泣き・・・

ところが、

同じ人でも夫の前では、泣くことはないと言われます。

「この人に感情をぶつけてもダメ」と思っているからだそうです。

相手によっては、
「もどかしい」と言っていつも泣けるわけでもないんですね。

子どもに甘えているのか、
子どもの前だと正直になれるのか?

伝えようとする前段階の気持ちは、
何によって違ってくるのでしょうね?

●陰で流す「涙」 

話しても話しても平行線。

それが本当にわかってほしい相手であればあるほど、泣けてくる。

だけど、目の前では泣けない。

これは結構つらいかも・・・・

そういう時は、ティータイムでお話してみてください。

話しているうちに
心の重荷を軽くしていただけるかもしれません。

●共感して出る「涙」

若いころは、友人が泣くのを見て
「どうしてこんなことで、泣くんだろう?」とよく思ったもの。

それが、

最近で本や映画やテレビ、音楽を聞いていても、すぐ泣ける。

年齢と共に体験も増え、共感できることが増えたってことでしょうか?

人生が豊かになるとともに、泣けることも増えるんですね。

●今の自分には理由がわからない「涙」

人の話しを聞きながら涙が出ているんだけど、
共感したり感情が高ぶったりしているわけでもなく、
涙が勝手に出ているときがある。

ある特定の神仏の前や美しいものに出会ったときに、
考える間もなく瞬間的に涙が勝手に流れていることがある、
という話もありました。

人には、生きている自覚している記憶だけでなく、
遺伝子が持つ記憶というものがある、という話を聞いたことがあります。

そういう部分に触れて泣けているのかもしれませんね。

まだまだ「未知の自分」が潜んでいるわけです。

 

まだまだいろいろな涙がありますよね。

ふと、こんな詞が浮かんできました。

     あれ、いつもの私と違うみたい・・・・

 

涙・・・
それは、感情を伴うこともあれば、
感情を伴わないこともある。

だけど、間違いなく
何か理由あって、あふれ出してくるもの

それが何なのか?

そう想うだけで、
今の自分が見えてくる
未知なる自分を感じることができる

涙は、魂のゆらぎ。

抑えることなく 素直になってみよう

 


 

コメント
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