ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

下校

2010年05月25日 | 俳句雑考

梅雨晴間のような昼下がり、幼い女の子が石垣から乗り出して、下校児たちを眺めていた。
画像は24日、鹿児島市谷山中央で写す。

    いぬふぐり独りの下校児九九唱ふ   豊 水

谷山の下校児たちは勉強から解放されたからか、みな楽しそうに笑顔を浮かべており、眺めている女の子は羨ましげだった。
今朝、傘をさしてむっつりとした登校児を眺めれば、羨ましくはなかったはず。