磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

WOWOW 映画 サマンサの休日  アメリカの児童労働

2006年11月28日 | 読書日記など
WOWOW2006年11月23日

サマンサの休日
アメリカの児童労働


現代の話ではありません。

1904年のアメリカでの話です。

サマンサの隣に姉妹三人が引っ越してくる。

しかし、姉妹ともに学校へは行けず、使用人として働く。

サマンサは隣の女の子に勉強を教えてあげるという。



ここへ来る前には、ニューヨークの工場で働いていたという。

サマンサはおじさんの家へ。

そして、文通。

三姉妹の父、死亡。

三姉妹、孤児院へ。

別れ別れになりたくないと三姉妹。

サマンサが救い出す。


また、工場へ働きにいく。

低賃金でかつ過酷な職場。



妹の病気でおじさんに見つかる。

おじさんはやさしい人だった。

そして、サマンサは発表会の日、
工場で働く子どもたちのことを訴える。

熱弁したし、人の心をうった。
しかし、発表する内容と違うということで、
サマンサは失格となった。


アメリカの人たちは、これを自虐的映画というのだろうか?

この少女の勇気と愛をえがいた、名作というのだろうか……。

この二つの答えは、その人の生き方にもあらわれていることだろう……。

どちらに、子供たちに対する愛、人間愛があるのかは当然、名作と思う人たちだろう……。

よりよい社会。
民主主義の社会。
それは、児童労働などさせないで、
健全育成することですね。












もくじ




アルバム長崎百年-------戦中・戦後編------

2006年11月28日 | 読書日記など
『アルバム長崎百年〜戦中・戦後編〜』
    荒木正人(編集・解説)/長崎文献社s61年

この本はいろいろな写真が掲載されています。
岸恵子主演の映画が、4ページもありました……?



上の写真は「出征将兵の見送り」と書かれてあります。
昭和7年3月4日午後1時、中国へ、久留米第24旅団。
検閲のきびしい時、珍しい写真であるという。

「はじめ」というのに、書いてあります。下「」引用。

「長崎は陽と陰との対象的な2つの顔をもっている。
 港の繁栄を背に生成発展を遂げてきたいわば栄光の歴史の街長崎の一面と,キリシタンの苦難と原爆の惨禍とによって象徴される試練の街長崎の側面とがそれである。この二面性は歴史の流れの中で,はからずも生じた明暗ではあるが今日の長崎は,この二つの影が渾然と溶け合って,一つの象を映し出しておリ,そこがまた,他の街とは異った長崎独得のイメージを醸し出しているようである。−略−」


都合の悪いことは伝えない。

そんなことがあってはならないと思います。

もちろん、プライバシーの問題などはクリアしないといけないとも思います。

銃剣術試合や、軍馬の出征など、今の時代にはないことが写真とともに伝えられています。

長崎の鐘というのは、残されていますが、これも残そうとすることには困難があったかもしれませんね。下「」引用。

「梵鐘も応召 戦争は莫大な物資を消費する。政府は太平洋戦争に入る直前の昭和16年8月に金属類回収令を公布した。」


仮設住宅建設訓練というのがあったことが写真とともに伝えています。



こんな部隊があったとしても、原爆で焼け野原になった長崎市はどうだったでしょうか……。

今も国民保護の名目で、いろいろな自由を奪おうとしていると書いておられる方がいます。

そもそも、守れるわけがないでしょう……と、ボクは思います。

核兵器は除くというのでは、もう話にならないと思います。

お遊戯をして、また税金を彼らを支持する人たちに、ばらまけるからいいのでしょうか???

彼らを支持する人たちも国を守っているという妄想の世界に入って、気持ちがいいのでしょうか???

よくわからないので、くだらない疑問がわきます。失礼しました。



戦艦武蔵、捕虜たちのメリークリスマス、いろいろな長崎の建造物……。

ゼノさんと、長崎竹の久保のアリの町の写真……。

浦上天主堂のとりこわし、天皇陛下の来崎……。

昭和29年11月、湯川秀樹博士が如己堂と爆心地を訪問。

『忘れ得ぬ慕情』フランス映画、主演岸恵子の撮影風景……。


庶民の生活をもっと掲載してもらいたかった……。



【国民保護計画】
核兵器攻撃の被害想定を報告【中国新聞】'06/11/28
核攻撃の記述削除も 国民保護計画で長崎市長【長崎新聞】'06/11/25
広島市の国民保護計画 核の脅威訴える好機に【中国新聞】社説'06/11/6
広島市は核攻撃の被害想定も【中国新聞】'06/9/23
「核攻撃を想定」長崎市の国民保護計画素案骨子【長崎新聞】'06/9/14
核の被害想定提示を 国民保護で長崎市が要望【長崎新聞】'06/9/12



【ミサイル防衛】
ミサイル迎撃実験成功というけれど…… 2006年9月2日




また、長崎原爆のときの救護活動について。下「」引用。

「「杉本亀吉が怒ったように、事実被爆地に対する救護は、極めて無秩序に行われたし、いわば、手当たり次第に、しかも思い思いに救援の手を差しのべたために、それぞれの行為は善意にあふれていても著しく統制を欠くものであった。」
『長崎 爆心地復元の記録』調来助・編/日本放送出版協会s47年より


現在もいろいろ困難なことだろう……。








もくじ





エンタメ@BlogRanking



037わたしの人生!

2006年11月28日 | ライト小説
アカネさんシリーズ001
恋のタイムマシーン

四、ロウジン茜



037わたしの人生!


月があんなに明るく見えるなんて、東京じゃ月なんて、見られないと思っていたわ。

茜は見合いのことで中根たちメイドたちが話しているのをきいたのを思い出した。

「好きでもない人と結婚するのなんか、いやですね」

「何をいっているの、あんな性格じゃ、普通の人と結婚できるわけないじゃないの。あれは、あれで幸せなのよ」

と、中根は煎餅をかじった。

そうかもれしない……。

でも、そんなことじゃ、でもいや!

冷静に考えたら、誰から見ても、政略結婚だものね!

愛なんて後からついてくるものだなんて、叔父様はいってたけど。

そうじゃなかったら、どうするの。

わたしの人生はふたつはないのよ。

どんなお金持ちだって、ふたつの人生をもっているわけじゃないわ。

「ここから退去してください」

と、スピーカーから声がきこえた。警備員の声だった。

「ここから、去って、わたしはどうしたら、いいのよ」

「ここから退去してください」

スピーカーの声は繰り返した。

「やっぱり強制収容所かもしれない……」








閑話休題

Dream Power メールマガジンで、
「ヨーコさんがステージで涙を見せられたのは
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