磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ロンリー・ハートのジョン・レノン

2006年02月26日 | 読書日記など
『ロンリー・ハートのジョン・レノン』
    石ヶ守論邦・著/新風舎1996年

ジョン・レノンの本なので手にとりました。
でも、ロンリーハート? きちんとした詩人なら、
哲学者なら、誰でもそうなんじゃないだろうか?



この著者は英語が得意なのか、歌詞に書かれていない、
バックコーラスのことまで考慮して歌詞を考えてはいる。

ゲッティング・ベターで()はバックコーラス。下「」引用。

「君たちの規則でがんじがらめ(馬鹿げた規則)
ぼくは最善をつくしている(馬鹿げた規則)」

ぼくはバックコーラスまでは考えていなかったです。

「ア・デイ・ザ・ライフ」の「カイト氏」とは〈道化〉であるという。

善良な変人と著者はジョン・レノンのことを書いている。
そういえば、最初はそうだったなあーと思う。
ぼくなんかは、その変人に憧れていたけど……。


リーダーは誰?というのでは、著者は下「」と書く。

「様々なアイデアを出してビートルズを引っ張っていたのはポールだったようだ。しかしながら、それらを実行に移すかどうかの決定権はジョンが握っていたという」

竹中半兵衛がリーダーではなかっただろうなあー。
やっぱし……。

平和運動は道化と書いている。
まあ上辺だけを見る人は中身が見えずって
ことはよくあることですね。

道化になるくらい彼らは真剣だったとも言えるのでは?

ビートルズはゴキブリの類という意味だったと著者は
教えてくれました。英国ではそうらしいです。
でも、ビートルズのビートルはかぶとむしではないんだけど……。
ジョン・レノンの言葉遊びなんだよね。ビートに「L」があるんだ。



ゴッドを問題にする人が多いけど、
この本には書かれてないけど、
この時代、ジョン・レノンは精神療法を受けていたんだ。
薬から抜け出るのは大変なことみたいですね。

でも、こういう場合は、
本人が書いたことが一番意味あることでは
ないでしょうか?









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