磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原爆被害の実相と被害者の苦しみ

2008年07月23日 | 読書日記など
『原爆被害の実相と被害者の苦しみ』
   日本原水爆被害者団体協議会・編/
     日本原水爆被害者団体協議会1959年

専門的に書かれた本といっていいかと思います。
--現在の方が読みやすく、くわしい本があるように思えます。



■目 次■


筆者紹介
まえがき  1
一、原爆によつてどのような物理的被害を受けたか  3
(1)原爆が爆発した瞬間の被害  3
(2)残留放射能による被害  5
二、原爆症とはどのような病気か  12
(1)原爆症の統計的研究  12
(2)放射線は被害者の身体にどんな変化を与えているか  20
三、被爆者の生活にはどのような苦しみがあるか  23
(1)被爆者の家庭生活のなかの苦しみ  24
(2)被爆者の職業生活のなかの苦しみ  26
(3)被爆者の苦しみと要求  29
(4)被爆者の社会意識  31
四、被害者の救援はどこまで進んでいるか  36
(1)医療法はどこまで役に立っているか  36
(2)完全な医療保障と生活保障の実現のために  43
むすび--救援運動と原水爆禁止運動との結びつきを深めるために--  43
附「被爆者を囲む懇談会」への被営者代表の訴え  46

白血病について。下「」引用。

「西田の死亡届調査によっても明らかなように悪性腫瘍の発生頻度は効率であるが、そのうち最も早期から注目されたものは、周知のように白血病である。」

原田東岷がケロイドについて書いています。下「」引用。

「7 原爆ケロイド(原田東岷)
 羽田野貫等によれば、熱傷者の九九%が一年以内に一応瘢痕治療を営んだが、その六○%から七○%に原爆ケロイドが認められ、特に学生等の被爆グループでは九○%前後にケロイドが認められた。原田東岷は、被爆後一○年の二二四例にみられた三四五個の瘢痕中には二二個(六・三%)がケロイド状であるにすぎないといっている。」

原田東岷は、ヒロシマガールズに関わった医師ですね。

もくじ


(1)被爆者の家庭生活の苦しみ
1 原爆孤児
2 母子家庭
3 原爆孤老
4 被爆主婦
5 結婚問題

(2)被爆者の職業生活のなかの苦しみ
1 就職問題
2 失態労務者
3 労働者
4 零細商工業自営者
5 農民









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