磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

【絵本】走れひばく電車

2008年07月28日 | 読書日記など
『走れひばく電車』
   まさきかずみ・文/しげとうさちよ・絵/
     ひろしま女性学研究所2008年

ぼくには、とっても素敵な絵本に思えました。
--私の考えでしたらと言い直して書きたいと思います。



わりと素人ぽい絵本だと思います。

絵本、小説、絵画……。
--すべてがコミュニケーションの手段だと思います。

そのうえで、母が手作りする絵本……。
--そういうことを勧める人たちがいます。

コビコビの商品の絵本もあります。
--コミュニケーションとして考えて、どうでしょうか?

マンガでいえば、
傲慢かましているマンガがよくって、
--傲慢な人たちを育てていく……。
傲慢な人たちにとっては、コビコビのマンガ……。
--快楽追求型のマンガ……。
そして、コビコビしてもらえないと、とんでもないことをしてしまう!
--傲慢はかましてはいけないものです。
こんな当たり前のことも、わからないようでは、その人たちの人生も傲慢のままでしょう……。

この絵本は、子どもに理解できるのだろうかと思うほどの、内容があります。
--コミュニケーションで大切なのは内容ですね。
コビコビで気をひくことではありませんね……。
--そして、今では、絵本は子どものモノだけではありませんね。
感性のいい人たちにとっては、絵本はもはやコミュニケーションの手段ですね。

「あとがき」にこう書かれてあります。下「」引用。

「広島の町を、今も2両の被爆した電車たちが走っています。
今から63年前、たった一発の原子爆弾で、広島の町は廃墟となりました。
しかし、人々は、希望を失わず生き抜いてきました。その人々とともに走り続けてきた電車、この電車たちに心があったなら、考える力を持っていたなら、どんな話をしてくれるでしょう、そんな思いからこの物語を創りました。また、この絵本は、自分で色をつけることもできます。自分だけの絵本を作ってみてはどうでしょう。-略-」

大切なことが書かれてある一冊といっていいかと思います……。

電車内被爆者の証言

1945年8月6日・ヒロシマ

ひろしまの路面電車 電車開業75周年記念

原爆に生きて-原爆被害者の手記-

広電が走る街今昔







もくじ







エンタメ@BlogRanking


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。