磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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【絵本】げんばくとハマユウの花

2008年07月28日 | 読書日記など
『げんばくとハマユウの花』
  桜井信夫・文/鈴木義治・絵/ほるぷ出版1981年

この絵本は、「走れひばく電車」と対照的な作品です。
--商品としては、こちらがいいのかもしれません……。



でも、ボクの考えは違います。
「走れひばく電車」はいっぱいの思いを表現されています。

この絵本は、いっぱいではなく、商品としてムダな部分を切り取り、読みものとしての方程式にのっとって書かれてあります。

ボクは、芸術もコミュニケーションの一手段としか考えない無粋な人間です。

それ以上になったら、詐欺師になることだと思っています。

司馬遼太郎さんの小説はまさに、コミュニケーションでしかない。

すこしは愛想よくして欲しいと、最初は思ったくらいだけど……。

なれれば、いっぱいのことを盛り込む司馬作品が素敵に思えてくる……。

いっぱいのことを盛り込もうとする司馬作品は、無愛想にも感じる……。

しかし、コミュニケーションの一手段でしかないから、彼のいっぱいは重要です……。

この本の内容を書けば、数行ですんでしまうようにボクには思えます……。

現実、そんなわけがないとも思います……。

実際にあった話なら、なおさらですネ……。

絵でいえば、被爆された市民の絵が好きです。

いっぱいの思いを一枚の絵にたくされています。

その意味を理解できるようになるのが、本当の教育じゃないだろうか? とボクは思うのですが……。

ピカソの絵もいっぱいの思いを一枚の絵にたくしています。

みた目が似ているといわれる岡本太郎とは大きく異なる点の一つだとボクには思えます……。








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