磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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160 オカネスキー、嘘つかない!

2008年05月11日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




160 オカネスキー、嘘つかない!


「しかし、ここの世界にいるのはまったく疲れる」

茜は背伸びをした。男が浮気をして男の甲斐性だなんて、よく言えたものだと思う。

--しかし、浮気はいつも相手がいるものであろう……。

ドアをノックするものがいた。

「オカネお嬢様!」

それは、オカネスキーの声だった。

「入りたまえ」

「はい」

オカネスキーはインディアンの恰好をしていた。

「いったい、オカネスキー、どうしたというのだ!」

「あのー、わたし、異次元旅行マシンをいじっていたら、わたしは別の世界に来たようです」

「ということは、あなたは、どこの世界から来たのですか」

「この世界の人たちはインディアンの恰好をしてませんね。わたしたちの世界では、これが正式の大人たちがする服装なのです」

「わかった。きみは、また別の異次元のオカネスキーというわけですね」

「そうです。異次元の世界は無限に近く重なりあったり、ねじれたりしています。わたしの世界はこの世界からほんの少し離れたところにあるみたいです」

「そこの世界のわたしも、インディアンの恰好をしているのか」

「当然です。インディアンの恰好をして、土曜日にはハンティングに出ています。インディアン、嘘つかない」

「きみ、オカネスキーくん。また、一休みしたら、修理と言おうか、改造してくれたまえ! きみが改造したら、他の異次元のオカネスキーも同じことをするだろうからね」

「はい。それじゃ、庭で焚き火でもしてから、修理をはじめます」

「大変だね! オカネスキーくん」








閑話休題

運命がすこし違ったら、

今の自分はかわっていたかもしれない。

そんなにくよくよすんじゃないよ!

SFを読んでいて、そんなことを

思ったことがあります。

--宝くじ当たったら、

どういうことになることやら……。

--あっ!

そもそも、宝くじ買うお金がない。










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