磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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オノ・ヨーコ-Who is the real Yoko Ono?-

2010年03月11日 | 読書日記など
『オノ・ヨーコ-Who is the real Yoko Ono?-』
   ジェリー・ホプキンズ(著)/月村澄枝(訳)/
     ダイナミックセラーズ1988年

人間としてのヨーコの苦しみが書かれてあるといっていいかと思う。

「B級」戦犯であった父。下「」引用。

「やがて、洋子のもとに吉報がもたらされた。中国の捕虜収容所に一年以上も抑留されていた父が、思いがけなく戻ってきたという知らせだった。だが、喜んだのもつかのま、その頃、マッカーサーは「B級」戦犯千五百名のリストの中に英輔の名を加えていた。彼は日本軍指導者の大部分が戦争責任を負うべきなら、企業家や金融家もその責めを分担するのが当然だと考えていたからだ。つまり、英輔は雇用不適格者にされたのである。」



戦後は、東京銀行の顧問に……。

サラ・ローレンス大学に入学した洋子。

花嫁学校のサラ・ローレンス。

成績表がない

ウェイトレスをやっていたという。

彗(とし)と離婚。

『グレープフルーツ』の委託販売、断られたという。

貧乏ぐらしに疲れはてていたヨーコ。

ジョンと出会う前は、ロックは野蛮とヨーコ。

オープニングの日にビートルズとローリング・ストーンズを呼んだという画廊……。

ドングリを100個、各国元首に贈ろうとするジョン、でも3月……。

「ジョン・シンクレア支援コンサート」

「マイク・ダグラス・ショー」で、語りたいのは「人種差別!」とヨーコ。

自然食をジョン・レノンにすすめるヨーコ。

和解、ポールと。下「」引用。

「それに、ポール・マッカートニーとリンダも、この頃は幾分レノン夫妻と和解していて、時たま夜にひっそりやってきた。」

反核デモに加わったヨーコ。下「」引用。

「六月十四日には反核デモに加わり--「イマジン」の文字入りトレーナー姿、手にはバラの花一輪--同志(それにボディガードたち)に囲まれて『ギブ・ピース・ア・チャンス』を合唱しながら行進した。」

ポールがヨーコを褒めていたという。

称号を喜ぶ……。下「」引用。

「だが、ほとんどの人にとって、彼女は今も、そしておそらくこれからも、「願いの井戸の番人」だろう。国民的頌歌となった『イマジン』のヒントをジョンに与えた人--これだけは洋子が受ける称号である。」








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