あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 468 マスコミとプロパガンダ ナチス・ドイツはプロパガンダを一方的に流した。 --ナチス・ドイツにとって都合のいいこと。 あるいは白を黒に、黒を白にする洗脳のために……。 --それに対抗して生れた言葉がマスコミュニケーション。 生放送でさえ、取捨選択された映像であり、事実や現実を切り取ったものではないという。 マスコミュニケーションだったら、マス・コミュニケーションだから、相手のいうことを聞くべきだろう……。 しかし、日本のマスコミはマスコミですらなく、プロバガンダの一機関というあさましいものではないだろうか? --国民から信用もされず、きちんとしたジャーナリズムの精神もない。 政府や大企業の思いどおりにしているだけなら、国民が紙面離れするのも当然だろう。 世界一という大手新聞も、いつまでも、そんなに部数があるはずもないのに、そんなに売れているのだろうか? そう疑問をもつのは拙者だけではない。 --世界一の大手新聞も、警察官僚の正力松太郎が、刑務所がえりの者をやとい。 新聞をとってくれたら、あげるという景品が出刃包丁だったという。 それも、刃先を客にむけて、人相の悪い刑務所がえりが、新聞をとれという……。 そんなふうにして、新聞の部数をふやしていった。 --日本初の民間のテレビ局をつくったのも、正力松太郎。 その資金はアメリカのCIAから出されたといわれている。 国民を民主主義者にするのではなく、エロ、グロ、ナンセンスで愚かな国民をつくりだそうとした。 力道山のプロレスは、流血を売り物にしていたという。 そして、模擬・軍隊として、読売巨人軍を派手にうりだす。 スポーツも民主主義を忘れてしまえば、とんだものになる。 阪神タイガースなど、他の球団には軍などはつかない……。 ドイツのオリンピックでは、ナチスは国威高揚のために利用されたという。 その真似をゼネコンの鹿島と関係の深い石原慎太郎が同様の手段にしようとしているのか? 金もうけの手段には確実になるだろう。 オリンピックももはや、名称マスコミでしかない日本の大手マスコミは、プロパガンダのように、正義のように伝える。 石原新銀行といわれる血税を何千億も損失してしまったことで、彼は説明責任をはたしてもいないのに、それ以上の事業をやってもらっては困ったものである。 --彼もまた、抑圧、差別、冷血で、力を得た人物であり、プロパガンダ新聞やテレビによって、ヒーローのように伝えられてきた。 えらそうにしているが、ただの無責任野郎でしかない! そして、かんぽホテルを信じられない値段でうり、デタラメな経済学をふりまわす元大臣であり、学者でもある竹中は、私立大学資産運用で大損していることを、どう思っているのだろうか? --竹中元大臣も、説明責任があり、国会で話すべきなのに、プロパガンダテレビなどにしか出演することはない。 見事に一方的な破綻している論理を展開するのみ……。 --それに比べて、オバマ対AIGがみものである。 法的にはオバマは勝てないという。 --これは時代遅れの学者たちのいうことだ。 今は、細かな法律よりも、民主主義のそして法の精神を重んじる時代である。 ファシストの精神では困ったものではあるが、自由、平等、博愛という理念と、公平、そして社会正義であることをむねにすべきだ。 --AIGの高額のボーナスの契約は、破綻したときに、失われたとみることが正しいだろう。 破綻していたにも関わらず、ボーナスを受け取れる道理はない。 それまでにも、さんざん儲けた人たちではないのか?
人気blogランキングへ ありがとうございます。 |
最新の画像[もっと見る]
- いい音ってなんだろう-あるピアノ調律師、出会いと体験の人生- 12年前
- 音楽演奏の社会史-よみがえる過去の音楽- 12年前
- AERA ’12.7.16 12年前
- 週刊現代 2012-8-11 12年前
- AERA ’12.7.9 12年前
- 必ず来る!大震災を生き抜くための食事学-3・11東日本大震災あのとき、ほんとうに食べたかったもの- 12年前
- 僕のお父さんは東電の社員です-小中学生たちの白熱議論!3・11と働くことの意味- 12年前
- 日本の原爆-その開発と挫折の道程- 12年前
- エコノミスト-週刊エコノミスト- 2012-3/13 12年前
- エコノミスト-週刊エコノミスト- 2012-3/6 12年前